日暮らし通信


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なぜ? 引退?

2018年09月27日 15時47分23秒 | ちょっと一言


日暮らし通信



■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

オミナエシ

街中にて
(撮影: H300927)



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かつて22回も優勝したあの大横綱だった貴乃花親方が引退する? 突然のそのことで相撲ファンは驚いていることだろう。私も 「えっ?」 とびっくりした。

記者会見で述べたように弟子たちのことを心配する心情は判るが、それならば協会に残って本当に一兵卒で親方稼業に徹することは出来なかったのだろうか?

あの貴の岩事件以後の親方の言動を見ていると、どうも私には理解できないことがあまりにも多いことに気付く。

それに輪を掛けるのが協会側の対応の悪さだ。あまり高学歴の幹部もいないから、所謂ガバナンスなんて言うがあれだけの組織を束ねるにはかなりの管理能力が問われるはずだ。

昔風な相撲界で育った協会幹部たちだから、今の時代に即応したタイムリーな対応に欠け、貴乃花親方の一途な相撲への愛着心が理解できないのだろう。

この引退問題、民間テレビの格好のネタになっているが、たくさんのコメンテーターが勝手なことばかりを言っているようで、聞く側が戸惑うほどの言いたい放題でもある。

まだ引退届か退職届かなどと揉めているが、どのような展開になっても自分の意思を曲げない貴乃花親方だから、協会に残ることは考えられないが、千賀ノ浦部屋に移籍する予定の弟子たちもかなりの動揺を抱えていることだろう。

相撲に対する思いはどの親方にも負けないほど強く持っている貴乃花親方だが、何としても味方が少ないように思える。孤立して協会から追い出されたようなこの引退劇ではかつての大横綱の面影があまりにも薄れて寂しくもなる。

時には自らの信念もその場に応じて変化させて相手に対応する、そのような受入れ方をしていたら、貴乃花親方はきっと理事長になったはずだ。

それにしても相撲協会幹部の刷新が必ず必要、これからの新しい大相撲世界で何が求められるのか? そんな理念を考える幹部は一人もいないようだ。

残念な貴乃花親方の引退、この人のファンはあまりにも多く、その引退は協会にとっても痛手のはずだ。理事長本人の責任も皆無ではないと思うが、それに気付いているだろうか?




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