大きな被害を残して台風21号は速度を上げて日本海を北上、やっと通り過ぎた。
進路だった地域では大きな被害もあったようだが、あの関空 (関西国際空港) が高潮によって水没したことは大きなニュースとして報道されている。だが関空では滑走路が水没したことが過去にもあったようで、建設当時から疑問視されながら開港したが、奇しくも開港したのは1994年 (平成6年9月4日のことだった。
同時に沖合に停泊していた空のタンカーが風に流されて関空の連絡橋に激突、関空との交通手段が絶たれて、港内にいる約三千人の人たちは缶詰状態になってしまった。この連絡橋の復旧はかなり時間がかかりそうだ。
まだまだたくさんの被害があるようだが、テレビを見ていて違和感を感じたことがある。
人も歩けないような強風が吹く街中で右往左往する人たちが報じられていたが、あのような人はなぜ街中で歩いているのだろうか? なかには興味半分で強風の中を散策する人もいるようだが、まったく危険な行動でもある。
この台風の影響で東京でもかなりの風雨が予想されたが、私が住む辺りでは夕方からは風が強くなり、ピークだったのは18時頃だった。それでも暴風雨とまでは表現できないような風の吹き方で、雨戸替わりのシャッターが激しく揺さぶられる程度の風だった。
夜半には強雨の予報もあったので心配したが、あまり降らなかったのは幸いだった。
今朝、5時頃は曇っていたが、7時過ぎからは 「台風一過」 の青空が広がる晴天になった。
8時半過ぎ、Mと川沿いを散歩したが、空堀川も勢い良く水が流れていた。だが河川敷の雑草が立ったままになっているので、水位はあまり上がらなかったのだろう。
ようやく晴天になった。洗濯物がよく乾きそうだ。
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