この三枚の写真、道路沿いの雑木林ではなく、空堀川・河川敷内の光景です。空堀川全域ではないが、南秋津橋から野塩橋までの範囲は特にこのような樹木が多い
私はいつも空堀川沿いを散歩しているが、心配なのは河川敷内にあって延び放題のこれらの樹木だ。想定外の雨が降った時、空堀川の水位は極端に上がるが、その時勢いを増した濁流はこれらの樹木で流れが悪くなり氾濫することは必至であろうと推察するが、それは私だけの危惧であろうか?
先月当市から配布されている 「市議会だより」 を開いて 「代表質問 (要旨)」 の記事を読むとある会派の議員から 「空堀川内の樹木について」 との質問があったことが載っていた
議員は 「空堀川内にある樹木が流下を邪魔している。伐採したらどうか?」 の意見がある? と市側の考えを質した
それに対して 「まちづくり部長」 は 「現時点では、大きく妨げていることはないと考える」 と答えているが、この部長さんは空堀川の現状を認識しているのだろうか?
さらに議員の 「樹木を適正に剪定するように都に要請しているのか?」 の質問には 「北多摩北部建設事務所長に対して、市長が要請している」 と答えて質疑を終っている
この樹木の問題、市側は簡単に考えているのではないだろうか? 今は 「これまでに経験しなかった災害」 や 「想定外の短時間豪雨による超雨量」 などが発生して自然災害が多発しているのが現状だ
現に市側から配布された 「防災ハザードマップ」 によれば空堀川から100メートルにも満たない所にある我が家も浸水区域 (想定される水深は1~2メートル) に指定されているから空堀川の状況には注意を払わざるをえない
私は 「防災とは? 災いを防ぎ、災害を未然に防ぐ取り組みのこと」 と学んだ。空堀川内の樹木を整理することは正に 「防災」 のはずだ
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写真説明: ここは道路ではありません 撮影場所: 空堀川沿いにて 撮影日: H290502