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日暮らし通信


その日暮らしの生活でも、感謝しています

日頃、見た事・聞いた事・感じた事・そして言いたい事などを発信します

空堀川沿いで見た花たち

2014年09月03日 17時14分24秒 | 空堀川散策

空堀川は一級河川なのに水が流れているのは(まと)まった雨で水が増した時だけ
雨が上がって暫くすると流れが無くなってしまう

それからは川底は干上がって岩石が白く露呈しているのを見ると
 「川」 のイメージは遠のいてしまう

空堀川という名は、この川には相応しい名のようだが
意図的に水を流すような方策は無いものであろうか?

例えば都で管理している下水などの二次処理水を流せないだろうか?

そんな空堀川沿いを今日も散歩したが
最近民家などで咲いている花も種類も増えたようだ

今日出逢った花たちをご紹介しましょう


























  写真説明: 今日の散歩で出逢った花たち
  撮影場所: 空堀川沿いにて (H260903 撮影)

皆さまへ

先のプログで 「ツユクサが朝咲いて、午後に閉じる」 ことを
私は不思議な事象だと思って投稿しましたが
調べてみたら 「朝咲いて、午後に閉じる」 のはツユクサの特性だと判りました
申し訳ありませんでした

これでやっとツユクサの観察から解放されそうです
でも小瓶にはまだツユクサが活き付いています



「ツユクサ」 を撮る

2014年08月29日 17時05分23秒 | 空堀川散策

 「ツユクサ (露草)」 の花を撮りたくて川沿いを探してみたが
私が歩くのは家を出て野塩橋と南秋津橋の間を循環する短い距離だ

見つかるまで、昨夜調べたツユクサのことを想い出してみよう

ツユクサはツユクサ科ツユクサ属の一年生植物
しかし路傍などで可憐に咲いているのに ”雑草” 扱いだ

古くから日本人に親しまれていた花の一つで 「万葉集」 などでは
 「つきくさ (月草)」 と呼ばれていた

和歌では秋の花として詠まれ、俳諧では秋の季語とされているそうです

やっと二か所で咲いているのを見つけた
ツユクサはいつも独りで咲いている
見れば見るほど小輪の花姿(はなすがた)

花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが
下部の1枚は白くて小さいから目立たず判りづらい
雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている
かなり近づいて見ないとこの花の可憐さは判らない

レンズフード、アダプターを取り外して超アップにしようと試みたが
このような写真しか撮れなかった

 『万葉集』 から作者不詳の歌を一首

    月草に 衣は()らむ朝露に 濡れてののちは うつろひぬとも










  写真説明: ツユクサは可憐なり
  撮影場所: 空堀川沿いにて (H260828 撮影)


雨に咲く花

2014年08月27日 15時43分13秒 | 空堀川散策

今日は朝から秋雨を思わせる霧雨(きりさめ)のように細かい降り方の雨模様だ

秋雨は 「秋の長雨」 「秋霖(しゅうりん)」 「すすき梅雨(つゆ)」 ともいうそうだが
もう陽気は一気に秋の雰囲気に向かっていることは間違いない
先日まで気温が高い毎日だったが今日は涼しいくらいだ

今日DSへ行く妻には長袖のシャツに黒いベストを着せ
ズボンは冬仕様のジーンズを穿()かせた
私が困ることの一つがDSへ行く時に妻に何を着せようか? と思案すること

そのようなセンスの無い私だから妻の姿が世間に出た時に
 「あまり見っとも無い姿」 でないようにと考えて着せるのだが
果たしてどのような評価を得ているのかは少し心配になっている

妻がDSへ行くと、すぐ私は傘持参で空堀川沿いを散歩した
私は男だてらに花が好きで興味があるが
雨の日に咲く花はちょっと違った(おもむき)があって写真に撮るのが好きなのです

雨に似合うのは 「紫陽花(あじさい)」 は定番だが
その他の花も意外と風情があるものです

何が? それは雨の(しずく)が宝石のように花姿を見守っているからです

今日の散歩で私の気持ちを後押ししてくれた花たちをご紹介しましょう
その中で、もう終わったはずの 「紫陽花」 の花が元気で咲いていましたが
また 「名知らずの花」 も交じっています
















 写真説明: 今日の散歩で出逢った花たち
 撮影場所: 空堀川沿いにて (H260827 撮影)


川沿いで見る果物

2014年08月21日 15時27分49秒 | 空堀川散策

空堀川沿いを歩いていると、咲く花を見るのも楽しみだが
所々に果物(くだもの)()っているのを見るのも楽しみになる

果物の定義は 「食用になる果実」 とのことなので
見ていると 「食べると美味(おい)しそうだ」 と食欲にも(つな)がって余計に興味が湧いてくる

短い時間の散歩だが、見かけた果物を想い出してみましょう

まず最初に目にしたのは柿だった
デジカメのマクロ機能をフルに使って撮りました
よく見るともう熟した色合いになっています
でもまだまだ食べる熟度にはなっていません
食べるならもう少し熟れた色合いになるまで待つことにしましょう




次はブドウです
このような姿のブドウを見ていると勿体無い気がする
以前私が住んでいた家にはブドウ棚が三つあった
種類は 「デラウエア」 「巨峰」 そして妻が好きな 「ナイアガラ」 だった
私は見よう見まねでブドウを育てた
基本的な幾つかの項目を実行することにより
この辺りの民家でもブドウは充分に育つことを実感できた
ホームセンターでブドウ用の袋を買って(かぶ)せると
後は9月に収穫するのが楽しみだった




少し脱線しますが、この画像はかつて我が家で収穫した 「デラウエア」 です
市販品には遠く及びませんが、美味しい味で家族に好評でした
ブドウの持つあの独特の酸味と甘さは果物の中でも最高の味で大好きです




次はミカンなのか? 柚子? なのか、はっきり判りません




イチジクを見ると小さい頃にタイムスリップします
小学生の頃、体が要注意児童だった私を心配した母は
イチジクが生る頃になると必ず 「これを食べなさい」 と私に持ってきました
 「イチジクは体にいいんだよ」 と言うのですが
本当の事を言うと私はあまり好きでは無かったのです
この川沿いでイチジクの実を見ると亡き母を想い出します




散歩の終わり頃に見たのは 「トケイソウの実」 です
あの満開のトケイソウの花姿からは想像もつきません
トケイソウには食べられる種類もあるとのことですが
この写真の実が食べられるかは判りません
この実の所有者の方はこの実をどうするのでしょうか?




私にとって散歩で見る果物はどれもいずれ食べたくなるものばかりです
でもこの写真の果物たちは人の手によって収穫されることもなく
そのまま鳥たちの好物になることでしょう

あの戦後の食が不自由だった頃を想い出すと
人間の食生活も過ぎたるほどの贅沢になってしまいました


 撮影場所: 空堀川沿いにて



空堀川沿いに咲く花

2014年08月14日 20時46分40秒 | 空堀川散策

8月14日・木曜日、私は独りで空堀川沿いを散歩した

40分ほどの散歩だったが、意外といろいろな花が見られた
名知らずの花もあるが
どの花も ”わたしが一番綺麗よ” と、私に囁いているようだ

花を撮る時、私は花に語りかける
 ”綺麗に咲いたね” と
そんな思いが通じた時
撮った写真に花からの息吹が宿るような気がする




















  写真説明: 散歩で見た花たち
  撮影場所: 空堀川沿いにて


梅雨明け後の空堀川散策

2014年07月23日 19時53分02秒 | 空堀川散策

いつもこのブログにアクセスしてくださる皆様へ
 暑中お見舞い申し上げます
 今年の夏も厳しい暑さが続くようです
 皆さまにはご自愛の上、毎日をお過ごしください

昨年に比べて16日遅く昨日梅雨明け、そして今日は 「大暑」 です
これから年寄りは暑さには要注意です
エアコン代を気にせずに暑さを(しの)ぐことにしましょう

梅雨が明けていろいろと予定している仕事があるのですが
8時半過ぎ、妻がDS (ディサービス) に行くと、すぐ空堀川沿いを40分ほど散歩しました
でもね~ この川は一級河川なのに何で水が流れていないのでしょうか?

今は川沿いに咲く花も少ないのですが
私の行く手を(はば)むように咲いていたのがこの芙蓉(ふよう)です
この花大輪です
いつも花をアップで撮る時はカメラをかなり近付けるのですが
この花は逆に少し下がらないとファインダーに入らないほどの大輪です

こんな大輪を見ていると ”どうだあ~” と
言わんばかりに精一杯咲いているようで、その勢いに引き込まれてしまいそうです
そして私に ”あんたも元気で頑張ってるか?” と、私がエールを貰ったようにも感じました 
アオイ科である芙蓉の花言葉は 「繊細(せんさい)な美」 「しとやか」 とか
大輪の花にしては細かい情感のある言葉です
それにしても槿(ムクゲ)とよく似ています  




この川沿いの散歩はあまり変化の無い景色が続くのを見るだけです
川沿いにはこの写真のように住宅が密集しています
自然豊かな所にお住まいの方はこんな光景は疲れるでしょうね
この辺りは昭和30年代は畑ばかりで、人が住むなんて考えられない土地でした
空堀川は蛇行が激しく豪雨の時は暴れ川になって、氾濫(はんらん)を繰り返していました
その後、川が直線化されるように護岸工事が行われたので氾濫は無くなりました




川沿いにある民家のフェンスでこの写真を撮りました
(つぼみ)? それとも実? お判りでしょうか?
これは 「トケイソウの実」 です
私がここで満開のトケイソウの花を撮ったのは6月12日のことでしたから
その後、このようにふっくらと実に変化したのでしょう
トケイソウは500種類もあると最近知りました
中には食用の種類もあるそうですが
この実を見ていたら何か美味(うま)そうな気になりました




夏向きな俳句を一句

  「蝉時雨 人なき寺の 昼下がり」   読み人知らず




久しぶりの青空

2014年07月10日 15時09分47秒 | 空堀川散策
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

青空見ゆ

空堀川沿いにて



● 写真の上でクリックしてご覧ください ●




台風8号は夕方から関東地方へやって来るとの情報ですが、9時過ぎには東の方向に青空が現れました。

台風の影響のためか、まだ白い雲の切れ間から覗いている青空ですが、”何日振りかなあ~” と、暫し見上げて青の色合いに見入ってしまいました。

いつもは干上がって川底の白い岩などが露出している空堀川も最近は水を流しているので川らしくなっています。

今夜は台風8号が接近するので大雨に注意ですが、最近は ”過去の大雨でも大丈夫だった” は通用しなくなっているようです。

ニュースで被害に遭った方のインタビューでは 「もう何十年も住んでいるが、このようなことは始めて」 との感想がよく聞かれます。

先人たちの知恵や経験で住む場所を選んだはずですが、それを(くつがえ)してしまうほど自然の猛威が力を発揮する時代となってしまいました。

空堀川沿いを散歩していると、山吹 (八重咲き) の二番がいくつか咲いていましたが、紫陽花(アジサイ)も頃を過ぎ、川沿いの花模様も少し寂しくなってしまいました。






地球温暖化の影響でしょうか?

2014年06月19日 16時21分01秒 | 空堀川散策
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

クチナシの花

空堀川右岸にて



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今日も空堀川・右岸を天王橋まで歩き、そこで左折して久米川駅南口へ、約一時間の所要時間だった。

何故か今日は空堀川は水を流しているが、この日照りなのにこの水、どのような水なのだろうか? 

今日のようなコースで歩くのは週一、二回だが、歩く毎に私の目線で見る川沿いの様子も少しずつ変わっている。

石橋を過ぎて間もなく、植え込みで今年始めてクチナシの花が咲いているのを見た。

まだポツリポツリと(まば)らな咲き始めだが、この花を見ると渡哲也の 「くちなしの花」 の歌を想い出す。

でもこの花は咲いた時は真っ白で目立つのだが、時が経つとその白いのが徐々に茶色になるのが私の(しょう)にあまり合わない。

ここで咲き出したからもう所沢航空記念公園のクチナシも咲き始めたであろうか。

最近、この川沿いを歩きながら感じるのは川の両側にある河川敷の雑草があまりにも繁茂し過ぎていること。

数年前はこのような背丈ではなかったように想い出す。
おそらくは地球温暖化で雑草の成長度合いが増しているからだろう。

それにしても今日流れている水の正体は?
都施設での水処理後の二次水なのだろうか?

復路は久米川駅から西武線に乗り、所沢駅経由で秋津駅へ。

今日の散歩に要した時間は約二時間でした。





マナーを守れない飼い主たちに告ぐ

2014年06月11日 20時05分38秒 | 空堀川散策
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

左岸から大沼田橋を望む

空堀川沿いにて



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今日、妻はディサービス行きだから私は独り、雨模様の中、空堀川沿いを散歩した。

いつもの空堀川と違うのは梅雨入り後に降ったたっぷりの雨でやっと川らしい流れがあることだった。

川と名が付いているのに水が流れていないこと、そして一級河川なのに干上がると川底が白く露呈する光景にいささかうんざりしていたが、ここ数日の雨のお陰で流れも勢いづいて早瀬のようだ。

露呈した川底を見ながらの散歩と、流れを見ながらの散歩では雰囲気的に違って、歩みも軽やかにになる。

しかしいつも歩いているのは野塩橋から南秋津橋までの周回コースだが、この範囲では最も嫌なことを多々目撃する。

それは 「犬の糞の放置」 だ。

犬と散歩する飼い主の多くはこの川に隣接する○葉町、○津町の住人であろうが、その飼い主のマナーは最低と言わざるを得ない。

そしてこのような放置行為をするのはほぼ大人の仕業だと断定できる。

社会に出れば一端(いっぱし)の常識論を並べている大人が、夜暗くなって誰も見ていなければ簡単に放置する行為は許されることではない。

最近は南秋津橋よりさらに上流も散歩しているが、あまり放置されているのは見ていないからマナーを守るのも地域差があるのかもしれない。

飼い主マナーの遵守もさることながら、一般的な大人として守るべきマナーは何か? を失念して行動するのなら社会人としては失格であることを知るべきである。




野菊繚乱

2014年05月28日 21時07分19秒 | 空堀川散策



日暮らし通信


■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

野菊

空堀川沿いにて



● 写真の上でクリックしてご覧ください ●




空堀川・右岸を上流に向かって暫く歩くと、川沿いに民家が増えてくる。

そんな民家の密集地帯の一画に50坪以上はあるだろうと思われる四角い空き地があった。

空き地だけなら通り過ぎるのだが、そこは写真のような黄色い野菊 (名は知りません) だけが乱舞するかのように咲いていたので立ち止まってしまった。

黄色一色の花だけが同じ敷地内に咲いているのはなかなか見応えのある風景なので、その黄色さに魅せられて写真を撮っていると、見知らぬ老婦人から声を掛けられた。

 「きれいな花の色でしょう?」 と私の答えを期待するかのような言葉が始めだった。

私が質問したわけではないが、ここが何故空き地になったのか? 何故このような花が咲いているのか? を簡単に説明してくれた。

その説明詳細は省くが、どうもこの空き地は経緯(いきさつ)があった後、都有地となり、花は河川敷からの飛び種がこのように花を咲かせたらしい。

この老婦人は近くにもう五十年もお住まいとのことだが、昔は空堀川も蛇行状態で雨量が多くなると氾濫したことなども話してくれた。

空堀川が今のように整備されて真っ直ぐな川に改修されたことは住民にとっては有難いことだ、とも話していた。

私は散歩中、他人と会話することはまず無いことだが、この老婦人との出会いは何かの縁かもしれない。