阪神淡路大震災から12年経ちました

【2007年最後の日まで＠348日】
12年前のあの日のことは今でも鮮明に覚えています。
関西圏であの地震を関わらなかった方は居るのでしょうか。

当時は名古屋市民として生活していました。

遠い名古屋の地でも地震で目が覚めました。
TVを見ると神戸が震源だということを確認しました。
急いで神戸に住んでいる祖父母に電話をすると元気だと
いうことで一安心。

でも、TVから流れてくる映像は戦災にあったように
火事や倒壊したビルばかり。
慣れ親しんだ三ノ宮地区もビルが崩れ落ちているし。
こんなに酷いことが現実で起きるとは想像もしていませんでした。

事情により、被災直後の神戸の町を歩く機会がありました。
華やかなイメージの神戸はそこにはなく、
瓦礫の山、強烈な汚物の匂い、何もない町並み。幼い頃に
遊んだ場所はゴミ溜めとなっていました。
戦場を歩くとあんな感じなのでしょうね。
ブルーシートで青々としているゾーン、仮設住宅地域がそこかしこに
あったことを思い出しました。
あれは本当に壮絶な光景でした。

友人の中には下宿先で亡くなった方も居ます。

あのときから得られた教訓は今でも忘れることはないでしょう。
12年経っても未だにすぐに思い出せる程にあれは酷いものでした。

お亡くなりになられた方にご冥福を。