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"の@"のチャリバカ日記 the 2nd

~ For Natural Born Riders ~             

旅の報告5

2005-10-28 | 旅の時間
旅の朝食
【ハンガリー】
ハンガリーにいながらにして私の食べた朝食はおそらくノルウェー流だと思います。「休日に長くて豪華な朝食を食べるのは一番幸せなことやねぇ」とE.Kが言っていましたが、同感!!

ノルウェーでは大概ブラウンブレッド(白いパンとは何が違うの、YOさん?)を食べるそうです。ハンガリーには白いパンしかないとE.Kは嘆いていました。パンと一緒に食べるのはハム、チーズ、野菜、そして…

“ブラウンチーズ”:ノルウェー人ならみんな大好き!というのが名前の通り茶色のチーズ。やわらかくてこってりとしています。癖のある物好きの私はかなりはまりました
このチーズにハムを乗せようとすると「ちょっと待ったー」ブラウンチーズとハムは「ありえへん」らしく、ジャムなどの甘いものをのせて食べるのが普通。きゅうりやったら「まあ、許す」レベルらしい。

“キャビア”;歯磨き粉のチューブのような入れ物に入っています。キャビアは高いものだと思っていましたが‘安いキャビア’というのもあるようです。ピンク色でツブツブ感はなく、味は塩辛か酒盗のようでした。クリームチーズスプレッドの上にこれというのが王道らしい

【オランダ】
オランダでも朝ごはんは豪華です
基本はパン。(E.Kが言っていたブラウンブレッドがありました)白いパンも食べます。それにハム、チーズ(チーズはゴーダでした)、ピーナツバターそして…

“チョコレート”;チョコレートペースト、小さい粒々のチョコ。これもミルクチョコ、ビターチョコ、味つきチョコと色々あります。これをパンの上にのせて食べます。粒々チョコはパンにくっつくようにマーガリン等を塗ってからのせるそうですが、あまりにも危険そうなのでチョコだけに留めておきました。
「チョコレートは文化だ」と思いました。それもそのはず。今のようなチョコレートを発明したのはかの有名なヴァン・ホーテンなのだそうです。

そして朝食の仕上げは“朝飯ケーキ”。カステラにそっくりな形で、中にドライフルーツやシナモンなどのスパイスが入っています。「オランダの朝食はご飯とデザートの境目がないのか?」と思いましたが数日後私の常識はさらに覆されるのです…。       
              (昼食、夕食編につづく)

愛片@旅の報告4

2005-10-28 | 旅の時間
旅の宿
【ハンガリーの宿】
ブダペストで2泊ユースホステルとホテルに泊まっただけで、あとは全部友達の家に泊めてもらいました

E.Kの家は大学の近くにある家具・食器付きのマンション。広々とした、日本なら高級マンションになるだろうという感じ。ハンガリーでも平均以上の収入のある人の住むようなマンションだそうです。それでお家賃€300/月なり安い!
毎週土曜日にはお掃除のおばさんが来るときいてさらにびっくり
ここにE.Kは同じ大学の友達と2人で住んでいます。留学生達はだいたい友達、や恋人と2人で住んでいるようです。

【オランダの宿】
オランダの私の宿、M.Vの家もさらに広々としたマンション。お家賃€750なり。これは高いのか安いのか微妙なお値段ですが、セキュリティーは厳重だし、すぐ下はショッピングモールになっていて何でもある。デンハーグがオランダの政治の中心地であるということを考えると日本よりは安いのかも…。彼女はここに彼氏と二人で住んでいます。
マンションの表札を見てみると、性の違う二人が一緒に住んでいる部屋が結構あるのが分かります。話には聞いていたけど結婚しないカップルがやはり多いのでしょう。入籍していなくても、税金の支払いを一緒にできるし同じ健康保険に入ることもできるらしい。


E.Kの家の窓からの風景。


M.Vの家の窓から。



愛片@旅の報告3

2005-10-27 | 旅の時間
旅の出会いinハンガリー
ハンガリーに行ったのにハンガリー人と話をする機会はあまりなく、たくさんのノルウェー人と出会いました。出会ったノルウェー人の数は20人ぐらいでしょうか。

なぜこんなにノルウェー人がハンガリーにいるのかというと、彼らはみんな医学生。E.Kの大学の友達です。ハンガリーの医科大学には外国人の為に全て英語で講義を行うコースがあります。(イタリアなどにもあるようです)中国や韓国、イスラエルなどからの留学生もたくさんいるということです。

留学生の支払う授業料、生活費などが国の経済の安定に貢献するからでしょうか。事実ノルウェーに比べると遥かに物価の安いハンガリーにおいて、彼らはかなりいいな生活をしているように見えました。

なぜ自国ではなくハンガリーで?とE.Kに尋ねると、「ノルウェーの医大に進学するには高校での成績が足りんかったから」との答え
それにしたって外国語で医学の講義なんて…。とてもじゃないけど私には受ける勇気がありませんが、彼らに言わせれば「どうせ新しく覚える言葉ばっかりなんやし言葉は問題ではないで」ですって

ノルウェーでは教育、医療、福祉が全部ただだそうで。E.Kたちの授業料も国が全額負担しているそうです。さすが人間開発指数1位の国ですね。
さらにさすがだと思ったことは、在学中に妊娠・出産しながらも卒業するということがどうやらそうびっくりするようなことではないようだということです。

ハンガリー滞在中にノルウェーの首相が新しくなりました。内閣の編成がどうなるかの関心もみんな高いようでしたが、19人の閣僚のうち9人は女性でした。





愛片@旅の報告2

2005-10-26 | 旅の時間
旅の再会


ブダペストに着いたその夜、ユースホステルのフロントで宿泊の手続きをしていると後ろから私の名前を呼ぶ声が…。
振り向くと7年ぶりのE.Kの姿が!
私のうしろ姿だけで分かるとはびっくりです
どんなに変わっているのかと色々想像していましたが、E.Kは少し増量したようで横に大きくなっていました。


ハーグの駅からM.Vに電話をすると、
「じゃあ迎えに行くから2階のタクシー乗り場で待ってて」と。
駅の2階にはタクシー乗り場らしい場所はあるけど表示もなく、タクシーも一台も停まっていません。
「ほんまにここでいいんかー、違ったらどうすんねん」
おろおろしながらまっていると車にのってM.Vが手を振りながらやってきました。
車を運転していること意外は少しも7年前と変わらないスリムな姿でした。

E.Kは6回生で、試験と実習があるだけとのこと。試験が終わった翌日で、少し休むわと私の相手をしてくれました。
M.Vは一週間の秋休み中だということで、一緒に住んでいるM.Vの彼氏も週末と休みが重なって4日間ずっとガイドしてくれていました。
偶然にもタイミングが最高のときに訪問したようです。





愛片@旅の報告1

2005-10-26 | 旅の時間
旅のきっかけ
そもそもなぜ今回の旅行をしようと思いついたのか、なぜハンガリーとオランダなのかを報告

滋賀移住計画に伴い12月末に退職することにしましたが、有給がいっぱい余ってる、どこかに行きたいなぁ…と考えていました。そんな折、仕事から帰るとポストにオランダからのはがきが届いていました
。その瞬間に今回の旅行のアウトラインが頭の中に沸いてきたのでした


ノルウェー人で今はハンガリーの大学で医者になるために勉強中のE.K。同じ学校に通っていて一緒に旅行したり休日に遊んだりよくしていました。


学校は違ったけれど、家が近所だったオランダ人のM.V。音楽の先生になるために大学で勉強中。

オーストラリアで出遭った友達に会いに行こう!
行き先はハンガリーとオランダ!
7年前に別れたきり写真も声もきいていないけど、とっても会いたい人たちです。