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中日、中里の戦力外を調査すべし。

2009-11-02 23:10:37 | シーズンオフ。
この時期、ポストシーズンを闘う2球団以外はストーブリーグに突入し、野球界も色々な意味で注目度が広がる。いい意味での楽しみといえば、ドラフト、トレード、秋季キャンプなどでの若手の動向である。それとは違った意味でこの時期に気になるのは、各球団の戦力外通告ではないか。
ジャイアンツも昨日、ドラフト後に、育成選手3名が自由契約となった。
そんな中、今日、同ブログ主催・執筆人にとって驚くべき戦力外が、ウェブ上の記事から飛び込んできた。

中日ドラゴンズ、中里らが戦力外。

中里とは、同ブログで4年前に取り上げた、執筆人が大絶賛したドラゴンズの右投手である。01年、中里篤史は150キロの速球を引っさげ、高卒ルーキーで初登板初先発を飾った。細身ながら、そのしなやかな右腕から放たれる速球は、キレも、ノビも、タイガースの藤川球児に勝るとも劣らない、ドラゴンズでいえば元エースの今中を彷彿させる、近い将来、間違いなくドラゴンズのエースとなりうるそんな逸材だった。

しかし、不運な事に、翌年の春のキャンプ中、宿舎の階段で足を踏み外し、手すりを掴んだ際、右肩に大ケガを負ってしまった。
それから3年後、懸命なリハビリの甲斐あって復活を果たすが、どうやらまた再発したようで、その後、1軍で姿を見なくなった。
ずっと気になっていた野球選手のひとりであったから、毎年、選手名鑑などで存在を確認していたが、結局今シーズンも姿を見ることがなかった矢先の戦力外である。
落合監督も期待を寄せていたのだろう、一時は背番号18を与えられ、復活間近かと楽しみしていたのだが、すぐにその18番も朝倉(?)に奪われた。

あれだけの逸材を戦力外としたのだから、やはり右肩が思わしくないのだろうが、違う見方をすれば、長引く故障のため、ドラゴンズの豊富な投手陣からはみ出してしまったというだけの戦力外とも考えられなくもない。
くしくも今シーズン、背番号18を与えられた1年目のルーキー伊藤が来期の活躍を期待させるようなピッチングを1軍のマウンドで披露している。
ドラゴンズには中里と同世代で似たタイプの速球派右ピッチャーも多い。
そう考えると、彼がもう使い物にならない存在になったしまっているとは限らない。
このあと中里がどのような選択をするかは分からないが、もしトライアウトを受けるようなことになるのなら、果然、注目である。
いや、その前に、独自の調査で(もちろんジャイアンツです)問題が薄ければ掻っ攫ってしまうというのも手である。
投手陣の層の薄さは今シーズンも明らか、突出した若手が出現でもしない限り、現時点では来期もさほど変化を見込めない。ソン所そこらの逸材ならここまで取り上げはしない。それほど中里の速球には目を見張るものがあった。
ここはしっかり調査を進めて欲しい。



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