打ちも打ったり、先発全員安打(21安打)の19得点。
久しぶりに打ち勝ったという試合。清原も久々の3安打猛打賞、2ホーマー。
これで通算506号となり、張本、衣笠を抜いて歴代5位ですかね。
すぐ上の落合の510本も時間の問題だろう。
おそらく今、ホームラン数にかなりこだわりを持ち、執着しているであろう清原にとっては、
今日の2本は非常に励みになるホームランだったに違いない。
話は少し遡るが、ここ数年で非常に印象に残る清原のホームランというのがある。
それは、昨年、神宮球場で2000本安打を放った試合、
2000本目のセンター前ヒットの後、五十嵐から打ったバックスクリーン寄りの左中間に放った、
2001安打目となったあの豪快な1発である。
豪速球で攻めてくる五十嵐の150キロのストレートが、清原の振り抜いたバットにあたった瞬間、
太い腕で、まるでナタを振り下ろすような力強さで、ボールが神宮の夜空に舞い上がると、
清原の顔が、上気し、恍惚の、まるでブラウン管から彼の爆発しそうな鼓動が伝わってくるかのごとく、
神宮の大歓声よりも、もっと激しい、清原の声にならない雄叫び。
あの姿、あの顔こそが、清原に酔いしれ、清原に歓喜したい、清原ファンが心から待ちわびる彼の姿ではないか。
これで清原が波に乗って行くかどうかはわからない。
今日の2本がきっかけになってくれれば言う事はないが、
今の低迷はそう簡単にケリがつくような問題でもなさそうに感じる。
もちろん要らぬ心配に終わり、ガンガン打ちまくってくれることがなによりなのだが。
もしも、明後日以降も、まだ打率が上向く兆しがみられないようであれば、
「サンデー兆治」を参考に、「土日の4番打者」といのもひとつの手ではないか。
平日の試合は休み、週末の土日だけ出場。もちろんその時は4番。あとはカラダを休める。
無理な話か。給料100分の1だな。
なにわともあれ、今日の清原に歓喜したい。
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