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大田泰示~彼がやっとホームランを打ったので。

2012-12-17 23:49:53 | シーズンオフ。

彼がやっとホームランを打ったので、ブログを再開することにした。

今季、ようやく打った大田の初ホームランをテレビ中継で見ていた。

9月23日の東京ドーム、対ヤクルト戦。
山本投手のタマが上ずっていたのでチャンスはあるかと思っていた。
前の試合でちょと開きすぎてはいたもののレフト方向にかなりドデカい大ファールを放っていた。
投げたピッチャーもコースをついてファールを打たせることを狙ったボールだったから、
ピッチャーから見れば思惑通りのファールだったのだろうが、
あまりにも芯を食った物凄い当たりだったので、その後に期待と予感を持たせた大ファールだった。

高めに来ればありそうだなと思って見ていた矢先の高めの変化球だった。
ものの見事に左中間の深いところにもっていったホームランは流石にパワーがある。
大田の打球がフェンスを越えてスタンドに吸い込まれていくと、
カメラはベンチの原監督を捉えた。
原監督は隣にいた岡崎ヘッドコーチに驚いたような顔で「凄い当たりだな…」と語りかけていた。


さらに良かったのがこのホームランだけでは終わらなかったこと。
その試合、もう1本ヒットが出て、さらに次の広島戦でもバックスクリーンにホームランを叩き込んだ。
今後に期待が膨らむ待ちに待った瞬間だった。
今季、大田は21試合に出場して、2本塁打、16安打、7四球、3盗塁、打率.254、長打率.444。
長打率.444というのも頼もしいが、それ以上に注目したいのが今季は四球を7つ選んでいる点。
これまでのシーズンを振り返っても大田は四球がひとつもない。
ボール球に手を出さなくなったのも成長の証だろう。

シーズン前は、阿部らの自主トレに同行した。
今季は進退をかけて挑むと意気込んだが、結局、シーズンの大半をファームで過ごした。
来期はスタートから、今季後半のような活躍を見せなければいけない。

以前も書いたことだが、大田のフォロースルーの大きさとその美しさを見ると、
今季で引退したソフトバンクの小久保と重なる。
1軍にいるだけを目指すような選手になって欲しくない。
小久保のような、大田はそんな大きな選手を目指さなくてはダメだ。