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あまりにも不用意な越智の一球。

2009-10-22 23:55:32 | 2009年シーズン
7回表、越智が藤井に打たれたホームランは、このあとのシリーズに大きな影響を及ぼしかねない、とても危険なホームランだった。
危うく大惨事になるところをクルーンがよく踏ん張った。
あのホームランをきっかけにあのあと逆転でもされていようものなら、一昨年の二の舞、いっきに4ついかれるような、あのホームランにはそんな要素が充分にあった。
解説の大野豊氏もしきりに越智の不用意な一球を指摘した。
そのまえまで藤井には2球続けたフォークが絶妙に決まってふたつ空振りを奪いツーストライクノーボールと追い込んでいた。次の投球、ストレートはド真ん中、フォークにまったくタイミングの合ってなかった藤井がドンピシャのタイミングで完璧なホームランを放った。読まれていたかのような完璧なタイミング、いっきに流れを持って行かれるのに充分な雰囲気があった。

勝ったからいいようなものの、あの場面でのあの一球はあまりにも不用意すぎる。
勝負にいった球なのか、あるいは外すつもりが真ん中にいってしまったのか、どちらなのかは判らないが、どちらにしたって軽率すぎる。

ペナント同様、じわじわとくる攻撃、それをしっかりと支えきる中継ぎの継投。後半に向かうに従ってどんどん得点するのが難しくなる。そのリズムの良さが攻撃に落ち着きと自信を与える。強いドラゴンズスタイルだ。

ほんとうにすべてが台無しになるような一球だった。
ゲーム終盤に向けジワジワこられるような展開には絶対してはいけない。

攻撃面において、スンヨプの存在が少し気にかかる。
今の状態を考えると、ここぞの代打のほうが有効に思える。
やや心配だ。