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Question 3: 英語の音って、なんであんなに、ふにゃふにゃっ
て、してるんですかね~?(35歳、会社員、男性(…のつもり)
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Answer:
ふにゃふにゃ、ってですか?あ~、なるほどね~、なんか上がったり、下がったりしていて、それに音がはっきり聞こえないってわけですね。
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英語は読めるんですよ、これでも大学は出てるし~。
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ま、それは関係ないですけどね。ではまず、日本語の音を考えてみましょう。日本語は、単純に言うと、a(ア)、i(イ)、u(ウ)、e(エ)、o(オ)という母音と、単純な子音で出来た、50の、いわゆる、あ、い、う、え、お、か、き、く、け、こ、さ、し…という、音節を組み合わせて単語を作って、また、それらをくっつけて文章にしますよね。
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ま、そんなことは知ってますけど。会社にも行ってるし…。
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えぇ、それも関係ないですけどね。ま、ともかく、なので、日本語を話すと、いつも母音がいっぱい聞こえる。聞こえないと、何を言ってるのか、さっぱりわかんないですよね。おい、はっきり話せよ!って言いたくなりますよね。
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よく言われるんですよね~、僕。いや、今日もね、課長から…
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あ、それはいいです。つまり、母音がいつも強調されて、また、ほぼすべての音に母音が付いているので、はっきり聞こえる。なぜ?母音は有声音なんですね。つまり、のどが震えて音が出る。なので、はっきり聞こえる。そして、その音がいっぱい次から次に聞こえてくる。だから、日本語を知らない外国の人が日本語を聞くと、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、って聞こえる。まるでマシンガンのようだって言うんですね。音自体はいつも平坦で。
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日本語はマシンガン言語、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ…
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お~い!それはもういいですから。じゃあ、英語はどう聞こえます?
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そうですね~、ダ、ダ、ダダダン、ダ、ダ、ダン、ダダダダダン、ダ、ダ、ダン…みたいな。==================================
そう!いいですね~。つまり、リズムがあるわけでしょ。そのリズムのことを、イントネーション(抑揚)って言います。だから、英語はイントネーション言語って呼ばれるんですね。
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は~日本語はマシンガン言語で、英語はイントネーション言語…。
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いや、いや、マシンガン言語とは言いませんけどね。ま、いっか。では、どうして英語にはイントネーションがあるのか?それは、英語には多く子音、あるいは子音が集まった固まりがあって、その中に母音が埋もれている。しかもです!その母音の数は、単純な母音(短母音)と2つの母音が集まって一つになっている二重母音がある。しかもです!
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ま、まだ、何かあるんですか?
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そうです!その母音の音の音色が違う…。口の上の方で発音されたり、下の方で発音されたり、口の奥の方で発音されたり、唇の開け方が違ったり、そりゃぁ、ややっこしい。そんな母音が全部でなんと15もあるんです!拍手!~って…違うか。失礼。つまり、そんな母音群といろいろな子音が集まって単語ができている。じゃあ、そんな単語をいっぱいくっつけて話したらどうなります?ダ、ダ、ダ、って、日本語式で言えます?子音がいっぱいあるわけだから、空気が抜けるの、はじけるの、唇を合わせるの、様々な音を作りつつ、その中に七色の(?)母音を入れる…。ああ、忙しい。だから、そんな単語で出来た文章をしゃべろうと思ったら、リズムをつけなきゃ、とてもじゃないけど意味のある固まりを流暢に話すことはできないわけです。そこで…
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あの~、まだ続き、長いです?仕事があるもんで…。できれば今日はこのくらいで、ってわけにはいきません?
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(あなたが質問したんでしょ!と怒ってみても仕方がない。ので…)No problem! じゃあ、続きは明日にしましょう。See you tomorrow! (なんか消化不良…。胃薬飲もう…。)
(End of Part 1)
Question 3: 英語の音って、なんであんなに、ふにゃふにゃっ
て、してるんですかね~?(35歳、会社員、男性(…のつもり)
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Answer:
ふにゃふにゃ、ってですか?あ~、なるほどね~、なんか上がったり、下がったりしていて、それに音がはっきり聞こえないってわけですね。
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英語は読めるんですよ、これでも大学は出てるし~。
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ま、それは関係ないですけどね。ではまず、日本語の音を考えてみましょう。日本語は、単純に言うと、a(ア)、i(イ)、u(ウ)、e(エ)、o(オ)という母音と、単純な子音で出来た、50の、いわゆる、あ、い、う、え、お、か、き、く、け、こ、さ、し…という、音節を組み合わせて単語を作って、また、それらをくっつけて文章にしますよね。
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ま、そんなことは知ってますけど。会社にも行ってるし…。
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えぇ、それも関係ないですけどね。ま、ともかく、なので、日本語を話すと、いつも母音がいっぱい聞こえる。聞こえないと、何を言ってるのか、さっぱりわかんないですよね。おい、はっきり話せよ!って言いたくなりますよね。
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よく言われるんですよね~、僕。いや、今日もね、課長から…
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あ、それはいいです。つまり、母音がいつも強調されて、また、ほぼすべての音に母音が付いているので、はっきり聞こえる。なぜ?母音は有声音なんですね。つまり、のどが震えて音が出る。なので、はっきり聞こえる。そして、その音がいっぱい次から次に聞こえてくる。だから、日本語を知らない外国の人が日本語を聞くと、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、って聞こえる。まるでマシンガンのようだって言うんですね。音自体はいつも平坦で。
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日本語はマシンガン言語、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ…
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お~い!それはもういいですから。じゃあ、英語はどう聞こえます?
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そうですね~、ダ、ダ、ダダダン、ダ、ダ、ダン、ダダダダダン、ダ、ダ、ダン…みたいな。==================================
そう!いいですね~。つまり、リズムがあるわけでしょ。そのリズムのことを、イントネーション(抑揚)って言います。だから、英語はイントネーション言語って呼ばれるんですね。
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は~日本語はマシンガン言語で、英語はイントネーション言語…。
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いや、いや、マシンガン言語とは言いませんけどね。ま、いっか。では、どうして英語にはイントネーションがあるのか?それは、英語には多く子音、あるいは子音が集まった固まりがあって、その中に母音が埋もれている。しかもです!その母音の数は、単純な母音(短母音)と2つの母音が集まって一つになっている二重母音がある。しかもです!
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ま、まだ、何かあるんですか?
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そうです!その母音の音の音色が違う…。口の上の方で発音されたり、下の方で発音されたり、口の奥の方で発音されたり、唇の開け方が違ったり、そりゃぁ、ややっこしい。そんな母音が全部でなんと15もあるんです!拍手!~って…違うか。失礼。つまり、そんな母音群といろいろな子音が集まって単語ができている。じゃあ、そんな単語をいっぱいくっつけて話したらどうなります?ダ、ダ、ダ、って、日本語式で言えます?子音がいっぱいあるわけだから、空気が抜けるの、はじけるの、唇を合わせるの、様々な音を作りつつ、その中に七色の(?)母音を入れる…。ああ、忙しい。だから、そんな単語で出来た文章をしゃべろうと思ったら、リズムをつけなきゃ、とてもじゃないけど意味のある固まりを流暢に話すことはできないわけです。そこで…
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あの~、まだ続き、長いです?仕事があるもんで…。できれば今日はこのくらいで、ってわけにはいきません?
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(あなたが質問したんでしょ!と怒ってみても仕方がない。ので…)No problem! じゃあ、続きは明日にしましょう。See you tomorrow! (なんか消化不良…。胃薬飲もう…。)
(End of Part 1)