■横手焼そば専門店「ふじわら」
■肉玉入り焼きそば
■肉入り焼きそば
4月16日から18日の2泊3日で秋田県横手市の実家へ行ってきました。
父の27回忌、母の17回忌の法事のための帰省でした。
【横手やきそば専門店『ふじわら』】
今日のブログは、横手やきそば専門店『ふじわら』で食べた「横手やきそば」を書き込みたいと思います。
横手へ帰省する時は、決まってお昼時間帯に到着し、「横手やきそば」を食べることにしていました。それも食べるお店は、横手焼そば専門店『ふじわら』が手番のお店でした。
【横手焼そばの特徴】
横手やきそばの特徴は、片面焼きの目玉焼きがトッピングされ、味は比較的甘口で、各店独自の出汁入りウスターソースで味付けされ、若干水分が多めで、キャベツや豚のひき肉などが具としては入り、紅しょうがではなく、福神漬けが添えられ、店によってはホルモンが入るところもあるなどそれぞれのお店の特徴を出して提供していました。
【横手焼そばのルーツ】
横手やきそばのルーツをネットで調べてみました。
横手やきそばは、第二次世界大戦直後にさかのぼるそうです。
終戦直後、横手市で屋台のお好み焼屋さんを営んでいた男性が、お好み焼き用の鉄板を用いた新たなメニューを模索したことが始まりと言われているそうです。
当時市内で販売されていたお好み焼きは、小麦粉生地を薄くクレープ状に焼き上げ、割り箸に巻き付けて食べられていました。販売単価が安く、子どもたちの数少ないおやつでもありました。
確か、子供の頃、小麦粉生地を薄くクレープ状に焼き上げた割り箸に巻き付けたお好み焼きを食べたことがありました。紅しょうがが入っていてウースターソース味のする美味しい食べ物でした。
今でもお祭りの屋台で売っているお好み焼きと同じもので、懐かしい味を求めて買うことがありました。
このお好み焼きに変わるメニューとして横手やきそばは検討され、市内の麺業者と焼きそば麺づくりの試行錯誤が繰り返され、ついに昭和28年頃現在の横手やきそば麺が完成しました。
【思い出す昔のお店】
今でも思い出すのは、横手市本町にあった土間のお店の焼きそばでした。
きちんとした店がまえというよりも飾り気のない普通のお店で、ここの焼きそばの味は、子供心に美味しいと思いながら食べていました。
玉子焼きをトッピングした豪華なもので無く、キャベツだけの焼きそばで、たまに肉入り焼きそばを豪華に食べては美味しいと思っていました。
【普通盛りの焼きそばを注文】
今回、食べてきた焼きそばは、私が、「肉玉入り焼きそば」で、家内は、「肉玉入り焼きそば」でした。
以前は、平気で大盛りを注文していましたが、今は、普通盛りで十分になりました。
懐かしい「横手やきそば」を食べるたびに昔の事を思い出しながら郷愁を味わってきました。
【明日のブログ】
明日のブログは、「我が古里、横手への2泊3日の旅⑤~お城山から見た『山と川のある町横手』~」について書き込みたいと思います。