6月27日、盛岡市都南学校給食センターを見学してきました
学校給食講座(全3回)の第2弾として、今回は施設見学と給食試食。
都南給食センターは、小学校9校と中学校4校に合計5,000食以上を配食しています。
都南学校給食センター概要(盛岡市のホームページ)
この日の参加費は、給食センターにお支払いする給食食材費1人305円です。
これは中学生用給食の値段。因みに小学生の食材費はいくらだっけ(^^;)、50円ほど安かったです。
廊下には『給食センターのみなさんへ』と書かれた児童・生徒からの感謝のお手紙が貼られています。
私たちは9時半に伺ったんですが、すでに調理場は作業の真っただ中でした
写真は肉団子のスープを、クラスごとの食缶に移している所。この大きな鍋?釜?で四つです。
10時半前には第一便が学校に向けて出発します。学校ごとのコンテナに給食を入れてトラックに積み込みます。
都南給食センターは、現在トラック3台で2往復して各小中学校に給食を届けているそうです。
さて、この日のメニューは、イチノベパンさんのアーモンドパン、トマトオムレツ、豆とキャベツのマヨネーズ炒め、肉団子のスープ、牛乳。
現在、都南給食センターはアレルギーのある児童・生徒用の除去食はできません。アレルギーの子もできるだけ一緒のものを食べれるように乳卵抜きの食材を使うそうです。
今回もスープの中の肉団子(冷凍)とか炒め物用のマヨネーズは乳卵抜きです。
予定では、児童・生徒がいただきますをする時間と同じ時間に食べることにしていましたが、待ちきれず11時半頃にいただきますでした
確かに美味しくいただきました。
栄養士さんも、委託業者の調理の方たちも一生懸命でした。
30年経過した調理場の博物館みたいな施設で5,000食の給食を作るという条件のもとでできる限りのことをされていると思いました。
しかし小規模校の単独調理場の給食の実践を、給食講座第一弾でお聞きしたばかりだったので、この落差には唸ってしまいます。
私たちは、小学校の単独調理場を大規模調理場に集約することを盛り込んだ『盛岡市学校給食基本方針案』を見直し、単独調理場方式を継続する努力をしてほしいと思っています。
盛岡市は、都南給食センター改築と、盛岡の小学校給食を大規模共同調理場化することを、一つの方針の中で同列に考えていますが・・・
今回、都南給食センターを見学して、小学校給食センター化問題とは別に、この都南給食センター老朽化の問題を考えなければならないと感じました。
できることなら、都南地域の小学校も単独調理場にしてあげたい…
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