新婦人 盛岡支部

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第62回岩手県母親大会in宮古

2016-05-24 12:18:46 | ●岩手県母親大会●

今年の岩手県母親大会は沿岸の宮古市です

県実行委員会も地元宮古の実行委員会でも連日、大会の準備に奮闘しています

「参加したい」との反響が相次ぐ
 連休明けには「広報を見たけど…」と、実行委員会にお電話があったそうです。

そのお電話の内容は、香山リカさんのお話が聞きたいというお問合せとのこと、うれしいですね

5月号の広報でお知らせを載せていただいての早速の反響、宮古市内の小中学校へのチラシ配布もあるそうで、ますます注目が広がる予感です

東日本大震災から5年、宮古市では母親大会を復興の力にしようと思いが響き合っています。

各地域の実行委員会でも、貸し切りバスを手配するなど着々と準備が進んでいるようです。

母親大会の魅力はたくさんありますが、その中でも各分科会での助言者の多彩さがあります。
それからなんといってもビッグネームの講演が聞けるということ。今回はお知らせしていた通り、精神科医の香山リカさんです。

 

さて今日は、各分科会のテーマ趣旨をご紹介します

※見学分科会7,8はすでに申し込み締め切りが過ぎています。ご了承ください。

子どもと教育

 一人で悩んでいませんか~乳幼児の子育て~
乳幼児の子育てに悩むお母さんが気軽に話し合い、交流する分科会です。乳幼児医療費を無料にすることや保育所を増やし、安心して子育て出来る環境づくりも必要なことなどを共有する場にしたいです。

 子どもの心によりそって ~被災地の学校はいま~
被災から5年が経って、子どもにどう向き合うかという被災地の母親の意見から設定しました。子どもたちの現状や課題を出し合い、どんな支援が必要かも深め合いたいです。

くらしと権利

 三陸に生きる女性たちに学ぶ ~いのちを守りつづけた歴史~
三陸に生きてきた女性たちの歴史や思いをうかがいます。津波、漁業の衰退、また原発誘致など身に降りかかる困難をどういう思いで乗り越え生きてきたか、今を生きる私たちの力としたい分科会です。参加者からの意見交流の時間もとります。

 シンポジウム 東日本大震災から5年 暮らしと生業の今、未来
未曾有の大震災・津波から5年の現状を出し合い、課題や要求を明らかにしたいです。震災の時から復興に踏み出した時の状況や、役立ったこと、足りなかったことなどを出し合い、今後の運動の力にしましょう。

平和

 大集合!憲法カフェ ~学んで、語って、思いっきりクロストーク~
そもそも憲法とは何か、立憲主義とは何かを学びながら、一人一人の思いを自由に交流します。今直面している「戦争する国づくり」の危険を共有し、平和を守るために何ができるかを考えましょう。「話す場が欲しい」という声にこたえて、若い人たちも参加しやすい少人数に分かれてクロストーク、飲み物も準備して、オープニングミニミニコンサート企画などもあります。

社会保障

 シンポジウム 生きる権利と社会保障 ~医療、年金、介護の悩みを語り合おう~
憲法第25条は「国民の生存権と国の社会的任務」を掲げ「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」2項では「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生向上及び増進に努めなければならない」と定めています。この目標とは程遠い貧困と格差が広がる中で、国による社会保障、医療、介護の制度改悪が進められています。一人一人に負担が押し付けられ、どの現場も限界に達しています。実態を出し合い、声を上げる勇気につなぐシンポジウムです。

 

6月5日は岩手県母親大会in宮古へぜひお越しください
大会の概要は前の記事をご覧ください→「今年の母親大会は宮古市!」


参加協力券など、お問合せは岩手県母親大会実行委員会まで  019-625-8032