新婦人 盛岡支部

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子どもの医療費、盛岡市に要請

2015-02-06 12:51:52 | ●子ども医療費助成制度●

今日は「子どもの医療費助成制度の拡充」について、盛岡市に要請書を提出してきました

 


盛岡市長 谷藤 裕明 様

子どもの貧困問題が顕著化するなか、子ども医療費助成制度の償還払い方式が子育て中の若い世代の大きな負担となっています。全国的にみると「償還払い方式」は10道県のみ、東北6県では岩手県のみとなっています(2014年4月現在)。

昨年来、岩手県では「子どもの医療費助成拡充を求める岩手の会」の運動や市長会からの要望もあり制度の拡充が期待されています。

子育て世代の経済的困難が広がる中、お金の心配をせずに必要な時に安心して医療機関を受診し子どもたちの健康を守るためにも、盛岡市の独自助成制度の拡充を求めて以下の項目について要請します。

○   子どもの医療費を、窓口負担のない「現物給付」にするよう積極的に県・国へ働きかけること

○   全ての子どもの医療費を中学卒業まで全額助成すること



 ホントは谷藤市長に直接お渡ししたかったんですが、とてもお忙しいとのことで、担当課のみなさんにお渡ししてきました。

応対してくださったのは、盛岡市市民部医療助成年金課 課長、課長補佐、医療助成係長の3人のみなさんです。

まずはじめに要請項目について、課長さんからお話していただきました。


<現物給付について>
*岩手県から現物給付の導入について県内市町村に対して、実施に向けての意向が示されてて、盛岡市では県内市町村の調整が図られることを前提に、予算措置の検討をしていく。現物給付に伴う国庫負担金減額(ペナルティ)についても、国に対し継続して要望していく。

<対象の拡大について>
*市独自の新たな財源確保、現物給付導入にともなうペナルティ分の財源確保も必要。子育て支援策全体の中で引き続き検討していく。


 

来年度あるいは再来年度に現物給付になることで国からのペナルティ分の財源を確保しなくてはならないし、対象年齢拡大・一部負担分独自助成はちょっと…という感じでしょうか。

いずれ、岩手県が来年度以降どのくらい助成制度を拡充させるのかによって、盛岡の「市独自の新たな財源確保」がいかほどあれば中学校卒業まで窓口負担ゼロにできるのかが決まってくるということでしょう。

その辺が見えてきたらまた、市に働きかけていきたいと思います。

さて、今日の懇談の中では医療費助成についていろいろな話が出たんですけれど、みなさん「福祉医療資金貸付制度」というのをご存知でしょうか。
盛岡市HPトップページ>生活情報>保険・年金・介護・医療>医療費の給付・貸付>福祉医療資金貸付制度

今年度から入院のみ小学校卒業まで助成対象になった盛岡市ですが、この制度を活用すれば一部負担の2,500円/月を差し引いた金額の貸し付けを受けることができます。

貸し付けを受けた額と同額が、医療費助成制度で償還されるという仕組みです。

平成26年4月以降、この制度の活用件数はなんと、1件だけだそうです

この制度自体があまり知られていなかったり、手続きが大変だったりなので、周知や手続きの改善などが取り組まれればもっと活用されるのだと思います。

いろいろありますけど…

めざすは中学校卒業まで医療費ゼロ、窓口払いなしです。


子どもの医療費署名行動

2015-02-05 15:12:22 | ●子ども医療費助成制度●

今日は、いわて生協コープ高松店の店頭をお借りして、買い物にいらしたみなさんに「子どもの医療費助成制度の拡充を求める要請書」(子ども医療費岩手の会)へのご協力をお願いしました

約1時間で40筆ほどの署名が集まりました

「中学校卒業まで、いいですね」

「こういうのを思っていても自分ひとりじゃどうしていいか分からないもんねぇ、署名集めてくれてありがとう」

この署名、やっぱり評判いいです。

実際子育て中の方はもちろん、まだ十代の方も、もう子どもは大きくなったという方も、子どもはいないけどという方も、協力してくれます。

「子育て世代の経済的困難が広がる中、お金の心配をせずに必要な時に安心して医療機関を受診し、子どもたちの健康を守るために」という趣旨は、社会に受け入れられています。

店頭での署名行動を快諾してくださったコープ高松店のみなさん、足を止めて署名してくださったみなさん、ありがとうございました

またどこかで署名集めをしますので、よろしくお願いします


子どもの医療費助成の署名集め

2014-11-08 13:53:34 | ●子ども医療費助成制度●

「子どもの医療費助成制度の拡充を求める要請」署名(子ども医療費岩手の会)を昼下がりの街をゆくみなさんに呼びかけました

さきほど12時ちょいから30分間、肴町アーケード入口にて15名で集めた署名は104筆

ご協力くださったみなさん、ありがとうございました

ときおり、冷たい風が強く吹いて結構寒かったですが、足を止めて書いていただきました。

急いでいる方は足早に過ぎて行ってしまいますが、チラシを渡して「子どもの医療費を窓口無料にしてほしいという署名です、ぜひ」と説明するとたいていの方は協力してくれます。 

お子さん連れの方や、お孫さんのためにという方、幅広い年代の方が足を止めてくださいました。

まだまだこれからですが、がんばって集めていきます


●こども医療費を無料にしてほしい●

2014-10-01 17:08:10 | ●子ども医療費助成制度●

先月、『子どもの医療費助成制度拡充を求める岩手の会』(略称:子ども医療費岩手の会)ができて、さっそく各方面で署名が集められています。

私たちも、まずは街へ出て署名を集めよう!と相談して、乳幼児健診会場前で署名を集めることにしました。

今日は、今回の署名で初めての街頭署名。健診を終えてお子さん連れで出てきたママさんに、署名の内容を説明して「協力していただけないでしょうか?」と聞くと「はい!そうですよね、よろしくお願いします」とか、「岩手は窓口で支払うって言ったら遠くの友達に驚かれましたΣ(@@; 」とか、ほとんどの方が署名してくれました。

Img_0014

ホントみんな切実に願ってます。この日は41筆の署名が集まりました。

またやりますので、見かけたらぜひご協力くださいね~(^^)


●子ども医療費署名提出●

2013-02-06 17:09:13 | ●子ども医療費助成制度●

2月6日(水)15時、新婦人岩手県本部は、『子どもの医療費助成制度の拡充を求める要請書』の署名11,188筆を岩手県へ提出しました。
県知事あての要請署名でしたが、お忙しいとのことで保健福祉部長に受け取ってもらいました。

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署名の内容→●子どもの医療費助成を拡充して●

昨年から取り組んだこの署名は、私たち新婦人の会員を中心にまわりの方々、各団体などたくさんの方にお願いしました。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました

今回の要請項目
1、子どもの医療費助成制度を中学校卒業まで無料にしてください。
1、子どもの医療費助成制度の所得制限をはずしてください。
1、自己負担をなくしてください。
1、窓口での支払いをなくしてください。

署名提出後の県担当部との懇談の中では、さまざまな現状が出されました。

夫の転勤で岩手に引っ越してきたが、子ども医療費助成制度の償還払いを初めて体験し驚いた。以前住んでいたところは完全無料窓口払いなしだったから。岩手に越してきてからは子どもの医療費がとてもかさみ、経済的にぎりぎりの生活の中でとても大変

要請項目には中学校卒業まで無料にしてほしいとあるが、財政上とてもできないというのであればせめて小学校3年生までなど少しずつでも検討してほしい

などなど。

県のお返事をざっくり紹介すると…
要請趣旨は本当にその通りで理解できるものだが、お金のかかることで実現するのは難しい。要請項目の中にある「窓口での支払いをなくしてください」については、窓口払い無しにすると、ペナルティとして国からのお金が6億円も減額されるので、窓口払い無しはできない。まずはこのようなペナルティをやめるように、国に意見を言い続けている。市町村とも協力して今後も努力したい…というような内容でした。

新婦人は長らく、子ども医療費助成制度拡充の運動を続けてきましたが、岩手県は10年近くなにも拡充されていません。東北の中でも制度が遅れています。
新婦人岩手県本部は毎年この署名に取り組む予定だそうです。
少しずつでも子ども医療費の制度が拡充されるようにがんばります!!

全国の子ども医療費制度の概要が掲載されています!ぜひご覧ください!
乳幼児医療費無料制度を求める全国ネットワーク