私たちは1982年からたなばた署名行動という活動を続けています。
毎年8月3日から9日までの七日間、お昼に街頭で核兵器廃絶を求める署名に取り組みます。
このことを私たちはたなばた行動と呼んでいます。
37回目となるたなばた署名行動。今年も、3日(金)から始めています。
今日8月6日は、広島に原爆が落とされた日です。
道行く人はほとんどが横目でスルーしていきますが、なかにはポスターを見たり呼びかけを聞いたりして、積極的に署名に協力してくれる人もいます。
以前教師をしていたという方は、修学旅行で関西方面に行く時は広島へ、九州へ行く時は長崎へ、必ず訪れるようにしていたと言います。先生方の中には別のコースを推薦する人もいたそうですが、その方は日本が原爆を落とされた広島、長崎に子どもたちを連れて訪れていたとのことでした。
立ち話なのでほんの聞きかじりですが、長崎で語り部をしている下平作江さんのことや、その長崎で生徒さんたちが合唱をしたことなどをお聞きしました。
真珠湾攻撃の年に生まれたそうで「私たちは、戦争を知る最後の世代、語りついでいかなければと思う」とのことでした。
昨年2017年7月に核兵器禁止条約が採択され、それから1年の間に14の国で批准されました。(7月31日現在)
日本の政府は、核兵器禁止条約の発効に向けて、世界をリードしていってほしいです。
きれいごとという人もいるかもしれませんが、世界中どの国も核兵器を持つべきではありません。
核兵器の恐ろしさをまさに身をもって体験した方々の魂の声を聞いてください。
今、私たちが取り組んでいる核兵器廃絶の署名は、「ヒバクシャ国際署名」といいます。
2016年に被爆者のみなさんが命がけで始めた署名です。――ヒバクシャ国際署名ホームページ――
8月9日まで今年も残り3日間となりましたが、お近くをお通りの方はぜひご協力お願いします。
8月9日(木)までの連日12:15~12:45
盛岡市肴町アーケード入口にて
ヒバクシャ国際署名に取り組みます