●小学校と給食について懇談●

2012年11月、盛岡市教育委員会は『盛岡市立小中学校学校給食基本方針案』を出しました。その主な内容は、中学校は選択制ランチボックス給食を進める、小学校給食については大規模給食センターを建て、現在自校式給食の所も含めてすべて給食センターに移行するというもの。つまり小学校から給食室をなくすという驚きのものでした。

この間、私たちは市教委との懇談や給食講座の開催、都南学校給食センター見学＆試食などに取り組み、自校方式学校給食継続に向けて行動してきました。
また「盛岡市の学校給食をよくする会」発足など様々な団体が同じ思いから署名に取り組んでいます。

今日は、市内にある小学校（児童約600人）の校長先生・栄養士さんと懇談してきました。やはり現場の先生方や給食に携わっている方々に私たちの想いを伝える事、現場からの話を聞くことが必要です。小学校を訪ねるのはこれで4校目。

どこの小学校でも、自校式給食のよさについては私たちと同じ認識でした。

盛岡市がいう財政上の問題や効率だけで、このすばらしい自校式給食をなくすわけにはいかないと改めて思いました。

ただ、各学校の給食室の老朽化は深刻で、いますぐにでもメンテナンスが必要な所も少なくありません。大規模給食センターを建設するよりも、各学校の給食室の補修・改修を考えるべきです。

社会の変化に伴い家庭の食卓も以前とは変わってきているいま、学校での食育の重要性は増しています。

「盛岡市の学校給食をよくする会」で取り組んでいる自校方式給食継続を求める署名に、1筆でも多くご協力をいただきたいと思います。

署名についての詳細→●給食の署名●

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