開戦の日の12月8日は毎年、母親大会連絡会のみなさんが『赤紙くばり』をしています。
この行動は、この開戦の日にくわえて、終戦の日の8月15日にも取り組んでいます。
今年も12時からの30分間、盛岡市大通のサンビル交差点で『赤紙くばり』が行われました。
マスコミも何社か来ていて、代表者がインタビューを受けていたので今晩のローカルニュースで放映されるかもしれませんね。
太平洋戦争時の召集令状、いわゆる『赤紙』を模したチラシの内容を転載します。
自衛隊の南スーダンからの撤退を
「殺し殺される」戦争法は発動せず廃止を!
12月8日を知っていますか?
今日はアジア・太平洋戦争の開戦の日です
12月8日は、75年前、日本軍の奇襲攻撃でアジア・太平洋戦争に突入した日です。戦争中、この「赤紙」一枚で愛する家族が戦場へとかりたてられました。
この大戦で日本軍は、中国、東南アジアを侵略し2千万人以上の人々の命を奪いました。日本でも、空襲で都市は火の海に、唯一地上戦になった沖縄では、住民が米軍だけではなく日本軍からも銃口を向けられました。広島、長崎に原爆が落とされ、71年経った今も被爆者の苦しみは続いています。
310万人以上の尊い犠牲のもとに、私たちは日本国憲法を手にしました。憲法九条は「二度と戦争しない」と誓った国際公約です。
岩手県議会が安保法制に反対する請願を採択!
昨年の9月に強行採決された安保関連法=戦争法は、今年3月から施行され政府は着々と戦争する国づくりを進めています。私たち母親は、女性5団体で岩手県議会に安保法制に反対する請願を提出し、賛成多数で採択されました。
南スーダンは戦闘状態
PKO「駆けつけ警護」は命の危険
安倍政権は、11月15日南スーダンでの国連PKOに参加する自衛隊部隊に対する「駆けつけ警護」などの危険な新任務付与の閣議決定をしました。
現在南スーダンは、停戦合意が崩れ戦闘状態にあり、必ず犠牲者が出ると言われています。
11月20日以降、PKO派兵の交代要員として派遣される青森の陸上自衛隊には岩手出身の自衛官もおり、岩手駐屯地所属の約30人も派遣を想定した訓練に参加しています。
再び戦争の道を許さず、世論の力で戦争法は発動させず廃止させましょう。
そのために声を上げ、行動しましょう!
2016年12月8日
12・8武器はいらない母親全国連鎖行動
12:30からは「女の平和 ピースパレード」と題して、参加者みんなが赤いものを身につけて、大通・映画館通・中央通とパレードをしました。
約50人ほどが参加。「憲法9条をまもれ」などのコールをしながらのパレードで、平和の尊さを訴えました。
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