2月6日(水)15時、新婦人岩手県本部は、『子どもの医療費助成制度の拡充を求める要請書』の署名11,188筆を岩手県へ提出しました。
県知事あての要請署名でしたが、お忙しいとのことで保健福祉部長に受け取ってもらいました。
署名の内容→●子どもの医療費助成を拡充して●
昨年から取り組んだこの署名は、私たち新婦人の会員を中心にまわりの方々、各団体などたくさんの方にお願いしました。
ご協力くださったみなさま、ありがとうございました
今回の要請項目
1、子どもの医療費助成制度を中学校卒業まで無料にしてください。
1、子どもの医療費助成制度の所得制限をはずしてください。
1、自己負担をなくしてください。
1、窓口での支払いをなくしてください。
署名提出後の県担当部との懇談の中では、さまざまな現状が出されました。
夫の転勤で岩手に引っ越してきたが、子ども医療費助成制度の償還払いを初めて体験し驚いた。以前住んでいたところは完全無料窓口払いなしだったから。岩手に越してきてからは子どもの医療費がとてもかさみ、経済的にぎりぎりの生活の中でとても大変
要請項目には中学校卒業まで無料にしてほしいとあるが、財政上とてもできないというのであればせめて小学校3年生までなど少しずつでも検討してほしい
などなど。
県のお返事をざっくり紹介すると…
要請趣旨は本当にその通りで理解できるものだが、お金のかかることで実現するのは難しい。要請項目の中にある「窓口での支払いをなくしてください」については、窓口払い無しにすると、ペナルティとして国からのお金が6億円も減額されるので、窓口払い無しはできない。まずはこのようなペナルティをやめるように、国に意見を言い続けている。市町村とも協力して今後も努力したい…というような内容でした。
新婦人は長らく、子ども医療費助成制度拡充の運動を続けてきましたが、岩手県は10年近くなにも拡充されていません。東北の中でも制度が遅れています。
新婦人岩手県本部は毎年この署名に取り組む予定だそうです。
少しずつでも子ども医療費の制度が拡充されるようにがんばります!!
全国の子ども医療費制度の概要が掲載されています!ぜひご覧ください!
乳幼児医療費無料制度を求める全国ネットワーク
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