新婦人 盛岡支部

たのしい、うれしい、おいしい、ためになる!がいっぱい!

●放射線のお勉強会●

2011-07-01 15:18:56 | ●日記●

放射線防護学の先生の講演会が盛岡で開かれますので、ご紹介します。



~~学習講演会~~
放射線から身を守る基礎知識~食の安全は大丈夫?

私たちの健康と命をおびやかす原発事故。県内でも一時、暫定許容値を上回る放射性セシウムが牧草から検出されました。
健康と命を守るために、いま私たちにできることは?エネルギー、原発にたよらない社会をめざすには?・・・目に見えないものだけに不安がたくさん。報道や数値の見かたもふくめ、いっしょに学んでみませんか?

日時:2011年7月6日(水)10:30~12:30
会場:サンビル 7階大ホール
講師:野口邦和さん
<講師プロフィール>
・日本大学専任講師(放射線防護学)
・日本科学者会議 元事務局長
※参加無料
※託児サービスもあります(200円 1歳以上)

主催:いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク
    岩手県消費者団体連絡協議会
    岩手県生活協同組合連合会
    いわて生活協同組合
問合せ:いわて食・農ネット 電話019-684-2225


●子どもと放射能●

2011-07-01 14:43:52 | ●日記●

震災後、放射能汚染が心配だという声が、子どもを持つ会員から寄せられていました。
学校のプール、校庭など、果たして大丈夫なのか・・・

そこで私たちは6月30日、盛岡市教育委員会と、このことについて懇談をしました。

現在、盛岡の放射線量は、岩手県環境保健研究センター(盛岡市飯岡新田1-36-1)で測っているのみです。
岩手県における環境放射能のモニタリング状況
(岩手県環境生活部環境保全課)

放射能の影響については、保護者の間でも温度差があり対応も様々ですが、学校の保護者懇談会で話題になりプール・校庭など放射線量を測定してほしいという意見が多数出たりと、少なくない保護者が心配しています。
学校の対応もそれぞれで差があって、データや市教委の見解・子どもに気をつけさせること等を詳しく書いたプリントを配る学校もあれば、先生に相談しても親身になってくれないという学校もあるようです。

なんと言っても子どもは放射能の感受性が高いので、浴びる放射線量は少なければ少ないほどいいのです。

まずは各学校に数か所ずつポイントを設け、定時・定点で測定する、ごく微量の放射能でも出来るだけ被曝しないような対策を、市教委として各学校に通達などを出してほしいと話しました。

市は、2台の測定器を購入することを6月議会で決めたそうです。測定器が届いたらしかるべき方法で色々な場所を測定するそうですが、いつ届くか分からないし具体的な測定個所もこれからのことだそうです。

今回の懇談では、少なくない保護者が子どもへの放射能の影響を心配していて、教育委員会はそれに応える使命があることを伝えました。

迅速な対応を期待しています。

今朝、福島の子の尿から放射能が検出されたというショッキングなニュースを耳にしました。
内部被ばく・・・
空気、地面、水、海、そして内部被ばく検査まで必要になってしまった今、原発ゼロ・代替エネルギー開発はいよいよ重要ではないでしょうか。