円高一服、業績発表「悪材料出尽くし」で上昇目立つ

2012年１０月３１日（水）　　　日の出 06：02 日の入 16:47

ＮＹダウ　　ハリケーン「サンデイ」の影響で前日に続き休場

悪天候で株式市場が２日休場となるのは、１８８８年の猛吹雪（グレート・ブリザード）以来。

朝方の外人動向 　　　　　　 　 　 　　 　 　 ３９０万株（買い越し）

外国人投資家１週間動向（10/25～31）　 ５９０万株（買い越し）

東京株式市場・前場＝　　反発　

前場終値 　 8926.44   +84.46   出来高 76304万株

高値/安値  8945.61   -   8938.25

日経平均は反発し、８９００円台を回復した。前日の日銀追加金融緩和策を発表した直後にいったん高まった円高警戒が和らいだため、前日に売られた輸出株を中心に買い戻しが優勢となった。もっとも買い一巡後は円相場の動きや国内の売買材料に乏しく一進一退だった。業績発表のあった銘柄などへの物色が中心だった。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1339.90    -0.65   続落

マザーズ指数 　   377.84    +5.85 　反発

為替３１日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 11:49     79.52   -     79.55   -0.10

ユーロ 11:49   103.10   -   103.16   -0.05

東京株式市場・後場＝　　４日ぶり反発　

後場終値 　 8928.29   +86.31   出来高 182007万株

高値/安値  8985.58(+143.60)   -   8905.44(+63.46)値幅 80.14

前日の下げ幅（８７円）をほぼ帳消しにした。外国為替市場で円相場は対ドル、対ユーロともに前日夕方時点よりも円安方向で推移した。日銀の追加金融緩和発表後にいったん高まった円高に対する警戒が和らぎ、前日大引けにかけて売られた主力株を中心に買い戻された。４～９月期の業績発表が相次ぎ、業績の下方修正を受けて「悪材料出尽くし」との見方から上昇する銘柄が目立った。

ＪＡＳＤＡＱ平均　 1344.49    +3.94   反発

マザーズ指数 　   378.37    +6.38 　反発

為替３１日 　　 　 買　　　　 売　　前日比

米ドル 19:19     79.80   -     79.81   +0.18

ユーロ 19:19   103.75   -   103.77   +0.60