日経平均は１８円安と３日ぶり小反落、日銀によるＥＴＦ買い期待で下げ幅を縮小する場面も(29日後場)

令和元年８月２９日（木）　 日の出 05:10  日の入 18:14

２８日ＮＹダウ　　　 26036.10        +258.20         反発

 

東京株式市場・後場=　　３日ぶり小反落

後場終値　　20460.93         -18.49

出来高　　　  9億9116万株        売買代金  　  1兆6651億円

高値/安値    20520.68(+41.26)       -     20361.12(-118.30) -159.56

値上がり９１９銘柄、値下がり１１１２銘柄、変わらず１０９銘柄

朝方は、きのうの底堅い動きや、現地２８日の米国株式が反発した動きを受けて買いが先行した。ただ、買い手掛かり難のなか、戻り待ちの売りに上値が重く、時間外取引で米株価指数先物が下落したこともあり下げに転じた。午前１０時４５分には、同１１８円３０銭安の２万３６１円１２銭を付けた。後場に入り、日銀によるETF（上場投資信託）買い期待から下げ幅を縮小し、午前２時３５分には、同３４銭安の２万４７９円０８銭まで下げ幅を縮小する場面もあった。ドル・円相場は１ドル=１０５円８０銭前後（２８日終値は１０５円７３－７５銭）で、朝方からはやや円高方向にあったが、影響は限られたようだ。

市場では「前場は株価指数先物に小口の売りが出て下げ幅を広げる格好となったが、大きな下げにつながらなかったことから、後場は買戻しの動きが出たのではないか」（中堅証券）との見方があった。

　 

 JASDAQ平均　　   3282.10        -16.86　      ７日続落(１月１０日以来の安値）

マザーズ指数         824.20        -16.42        ４日続落（年初来安値）