大幅反発 円安好感、５年４カ月ぶり１万4600円台

２０１３年５月１０日（金）　　日の出 04：40　日の入 18:35

ＮＹダウ 　15082.62   -22.50   ３日ぶり反落

９日の米国市場は小反落。全般的に上下に振れる展開となった。Ｓ＆Ｐ５００の終値での最高値更新は５日連続で止まった。相場に一服感が出たほか、米アップルが軟調となった。

朝方の外人動向 　　　　　 　　　　　　　１２２０万株(42日連続買い越し)

外国人投資家１週間動向(5/2～10) 　５５９５万株(買い越し)

   キッコーマン(2801)09:16:48  売り  1000株  1,957円(+35,000)

   日本発條(5991)10:01:53     売り 　1000株  1,151円(+54,300)

   ソフトバンク(9984)10:54:24  買い　　100株　5,740円

東京株式市場・前場＝ 大幅反発

前場終値 　 14581.35   +330.47

　　　　　　　　出来高 244650万株　売買代金（億円） 21995.38

高値/安値 　14630.47   -   14426.74

一時、前日比４３０円超上昇し、取引時間中では２００８年１月７日以来、約５年４カ月ぶりの高値水準となった。円安進行を手がかりに現物・先物ともに上値を追った。主力輸出株を中心に堅調に推移。ドル/円が一時１０１円台を回復する場面では株価指数も上げ幅を拡大した。

ＪＡＳＤＡＱ平均　　 2093.20   +3.78   反発

マザーズ指数　　  　967.09    -9.91   続落

為替　１０日 　　　　 買　　　　　売　　　前日比

米ドル 12:19　 101.05   -     101.10   +0.46

ユーロ 12:19   131.79   - 　  131.87   +0.61

    ソフトバンク(9984)14:59:19  売り  100株  5,550円( +23,000)

東京株式市場・後場＝ 大幅反発

後場終値 　 14607.54 +416.06

　　　　　　　　出来高 443796万株　売買代金（億円） 39592.95

高値/安値 　14636.81(+445.33) - 14426.74(+235.26) 値幅 210.07

２００８年１月４日以来、約５年４カ月ぶりに１万４６００円台を回復した。米経済の改善期待などから東京外国為替市場で一時１ドル＝１０１円台前半まで円安・ドル高が進み、業績上振れ期待から輸出関連株を中心に買われた。日経平均は上げ幅を４５０円近くに広げる場面があった。週間の上昇幅は９１３円と０９年１２月第１週（１１月３０日～１２月４日）の９４１円以来、約３年５カ月ぶりの大きさとなった。米雇用関連指標の改善を受けて、前日のニューヨークの外国為替市場で円相場は１ドル＝１００円台に下落した。９日の米国債入札の結果が良好だったことや、１０日の寄り付き前に財務省が発表した対外・対内証券売買統計の内容から、日本の機関投資家の運用資金が海外に流出しているとの思惑も浮上し、円売りの勢いが強まった。一方、短期的な株式相場の過熱感を指摘する声もあった。内閣府が１４時すぎに発表した４月の景気ウオッチャー調査で街角の景気実感を示す現状判断指数が６カ月ぶりに悪化し、「利益確定売りを誘った」との見方があった。今晩のバーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ ）議長の講演や、１０日に開幕する７カ国・地域（Ｇ７ ）財務相・中央銀行総裁会議の内容を見極めたいとの声もあった。(日経新聞より)

 ＪＡＳＤＡＱ平均　　 2106.27   +16.85   反発

マザーズ指数　　 　 987.25   +10.25   反発

為替　１０日 　　　　 買　　　　　売　　　前日比

米ドル 15:39    100.98   -    100.99   +0.39

ユーロ 15:39    131.66   - 　 131.75   +0.48