京都秋の特別公開の目玉は、来年生誕300年を迎える江戸時代中期の奇才絵師・伊藤若冲が描いた、
信行寺の天井絵「花卉図」です。
劣化を防ぐためこれまで未公開であったものが、今回初公開となり、今回限りの可能性が高いと言われ
るだけに、この日はまさに長蛇の列。やっとの順番もじっくり観賞する間もなく一時で追い出されました。
しかしながら、外陣の天井に167面の花が降り注ぐような空間は、若冲芸術の最高傑作の美と言え、一
瞬ながら至福の時間を味わう事が出来ました。
なお、境内は撮影不可のため記録写真はなく、資料より一部紹介させていただきます。
< 京都市左京区 信行寺の「伊藤若冲・天井絵」 / 2015.11.5 >
若冲の絵はとても人気があるようですね。
私も一度機会を得て見てみたいと思います。