SHIGE坊の登山日記

山へ登った感想や、花、風景の写真、または、まったく関係ないshige坊のひとりごとがのっています。

今年もお世話になりました

2006年12月29日 | shige坊のひとりごと
 昨日(28日)は雪と樹氷の天主山に登ってきました。今年の登り納めです。少し風があったものの、樹氷はこの冬初めて。気の引き締まる思いでした。来年も安全に、謙虚に、そして楽しく山に自然に向き合っていこうと思います。
 
 さてさて、今日は昨日とは打って変わっての快晴。とはいえ風は冷たく気温も低かった。そんな中、2人の子供を連れ玉名の小岱山の麓にある蛇ヶ谷公園で遊んできました。ここは2人のお気に入りの遊び場所。長い滑り台にジャングルジム、ブランコ、シーソー…と2人が喜ぶ遊び道具がいっぱいあります。とは言うものの、子供に混じって私自身も、滑り台を滑ったり、体操したり、走ったり、丘を駆けぼったりと飽きることがありません。
 この季節はカエデの木がいっぱいの枯葉を落とし、それを集めるといい遊び道具になります。寝転んだり、両手いっぱい抱えて投げたり、滑り込んだり、埋まったり…とこの季節でしかできない遊びができます。ここ数年、歳の瀬には蛇ヶ谷公園に遊びに来ているのですが、子供を遊ばせるというより、いっぱいの落ち葉に自分が埋まりたくて子供を引っ張り出しているといった方が正解かもしれません。
 
 いよいよ新しい歳がはじまります。歳の初めにその歳の目標をしっかり立てるようにしています。といっても大それた目標ではなく、小さな目標ですが、これがあると私は生活に張りが出て、とても時間を大切に過ごせる気がします。
 というわけで、蛇ヶ谷公園の帰り道、レンタルショップによって柳屋小さんの落語CDを5枚借りてきました。来年は体だけではなく、口の方もしっかり鍛えていこうと思います。
 

観海アルプス

2006年12月27日 | 今日の山
 いよいよ年末。クリスマスも終わり、新年に向けて一気に慌しくなっていきます。
 そんな中ではありますが、26日(火)、ゆっくりのんびり天草の観海アルプスを歩いてきました。松島町の今泉に車を置き、蕗岳・白嶽・鋸岳へ。小雨がそろそろ上がるだろうという天候の中、歩き出しました。九州自然歩道でもあるこのコースは、天草松島、雲仙、不知火海…が一望に見渡せる、まさしく観海アルプスの名にふさわしく何度歩いても素晴らしい。蕗岳に着く頃には雨も上がり、展望も申し分なし。ゆっくりのんびり楽しんできました。もちろん正月用のウラジロ、ユズリハも忘れません。
 下山後は、オススメの湯、大矢野町のスパタラソへ。山と温泉とビール?、もうひつおまけに温泉からの綺麗な夕日が付き、満足の山歩きでした。
 

南外輪山

2006年12月25日 | 今日の山
 24日(日)、南外輪山の駒返峠から俵山を越えて揺ヶ池(萌の里)まで歩いてきました。19日(火)に駒返峠から高森峠・高森町まで歩いているので、これで南外輪山をほぼすべて歩くことになります。
 24日も19日に負けないくらいの好天気となり、早朝、日の出と同時に駒返峠入口の牧野道を歩き出しました。駒返峠、大矢野岳、大矢岳をへて地蔵峠へ。11時40分着。ここで昼食。阿蘇くじゅう、雲仙、九州脊梁…九州北部のあらゆる山々が見渡せます。ゆっくり歩けば、ここまでで一日の山歩きとしては十分な行程。
 地蔵峠から冠ヶ岳へ。いよいよここからがこの山歩きの本番。細かなアップダウンを5回6回と繰り返し護王峠へ。ここから疲れた体に追い討ちをかけるように俵山への40分ほどの登りが続きます。でもその甲斐あってか、俵山山頂は、俵山峠から小一時間で着くいつもの山頂とは全然違う感動が待っていました。
 下山は揺ヶ池へ。2時間ほどの下りです。下りきる頃には大きく真っ赤な夕日が我々を迎えてくれました。
 5時40分。ヘッドランプを頭に無事に下山しました。大満足大満足の山歩きでした。

南外輪・眉山

2006年12月21日 | 今日の山
 20、21日、阿蘇南外輪山の駒返峠から高森峠、眉山へと行ってきました。
 20日は視界良好、雲ひとつない快晴で、素晴らしい天候のもと、素晴らしい縦走登山ができました。駒返峠入口から駒返峠へ。途中から雪を踏みしめながらの登山道となり、気分も盛り上がっていきます。縦走路に出て東へ。高千穂野、清水峠、長谷峠、崩土峠、中坂峠、高森峠、そして九十九曲を高森市街地まで歩きました。みっちり8時間の歩行。天気にも、メンバーにも、コースにも恵まれ、とても充実した山歩きができました。
 21日は島原・眉山へ。長洲港からフェリーで平良港へ。眉山ロード沿にある登山口から有明海越しに、いつも見慣れた、でもなかなか登らない眉山(八面山)山頂を目指しました。ゆっくりのんびり、いろんな話題に話が弾みながらの山歩きは、昨日とはまた違った楽しさ。山頂から見上げる平成新山や、有明海越しの金峰山や小岱山は、これまたいつもと違った趣がありました。
 

千元森嶽と忘年会

2006年12月18日 | 今日の山
 17日は忘年登山で天草松島の千元森嶽へ。
 風、曇り、雨、日差し、あられ、と何でも出てくる天候の中、天草松島の展望と岩肌が美しい千元森嶽に登ってきました。天草青年自然の家の後ろに聳える?この山は、熊本の知られざる名峰?として、私のお気に入りの山です。
 千巌山駐車場で雨具を着こんで、テクテクと登りはじめます。山頂までは30分ほど。でも山頂直下に岩場があるので、必死に?楽しく山頂を目指せます。おまけに山頂に立つと天草松島の絶景が広がり、素晴らしい展望が我々を迎えてくれました。
 少し下り、岩山コースへ。ここからは対峙する太郎丸嶽・次郎丸嶽、知十の島々が見渡せます。こちらも絶景。もとり戻り、西目海岸を目指し下って行きました。
 山登りのあとは、松島の永浦温泉で汗を流し、忘年会へ。
 参加していただいた皆さん、楽しい時間を過ごさせていただき有難うございました。

御所浦・獅子島

2006年12月09日 | shige坊のひとりごと
 昨日は久しぶりに天草へ行きました。
 倉岳町にあるえびすビーチから、御所浦、獅子島へシーカヤックを漕いできました。10時半ごろえびすビーチに着き、11時前から出廷。黒島を経由して獅子島へ。昨日の天気とは打って変わり、穏やかな晴れの天気。初冬とは思えないほど暖かく、昼間はシャツ一枚で漕げるほど。
 心地よく漕いでいると、いつものようについつい欲が出てしまい、「このまま獅子島をグルッと回ってしまおう」などと思ったのですが、帰りは下げ潮、向かい風。おまけに疲れも出てきてペースも落ちて、しまいには日も暮れてしまうだろう(間違いなく!)ということが、私の頭でも理解できたので、適当な所で引き返しました。
 御所浦の黒島に上陸し、昼食。久しぶりにコンロでお湯を沸かしカップラーメンを食べました。心地よい日差しの中、物思いにふけっていると、今後の人生設計などが頭に浮かびます。あまりに真剣に考え込んでいるので、その内容を思い返してみると、すべて遊ぶことばかしなのです。我ながらこれでイイのだろうか…と愕然としてしまいます。
 もう少し漕いでいこうと、昼食後は御所浦島から楠森島をグルッと回りました。それまでとは打って変わり波が立ち、風も強く、パドルを握る手もほどよく楽しんでいるようでした。よくしたもので、そこには荒口という地名があります。いつ来てもここには風があります。
 今年は水俣病認定から50年。記事を新聞などでもそのことに関する記事をよく見かけました。先日は、ここ御所浦の記事もありました。風波の中を漕ぎながら、ふとそのことが頭に浮かびます。天草で生まれ育ったのですが、水俣病などよそ事とのように感じていました。
 日の入り少し前、えびすビーチに到着。西の空が真っ赤に染まり、美しい夕日に夕焼け。疲れた体をストレッチでほぐしながら、その空を見ていると、とても幸せな気持ちでした。

プロジェクター

2006年12月07日 | shige坊のひとりごと
 今日は雨。鹿児島・南さつま市の磯間嶽に行く予定でしたが、岩尾根歩きのために中止しました。朝からずっとパソコンの前に座っています。目と肩と腰と腕が疲れています。いつもなら気分転換に、途中、ジョギングに行ったり自転車に乗ったりするところなのですが、朝から降り続く雨のために外に出る気が起きない…
 というわけで午後は、夏に買って、まだ箱も開けていないプロジェクター(映写機)をようやく引っ張り出しました。スライド会や説明会に使おうと思って買うには買ったのだけど、説明書を引っ張り出して使ってみるのが億劫で、歳も押し迫った今の今になってしまいました。
 今年の忘年会は山のスライド会を!と意気込んでいたものの、思い腰を上げたのは買って半年ほどした今日。新製品も半年すれば型遅れの時代。このプロジェクターも今では安く売ってあるんじゃないだろうか。
 でも使ってみて驚いた。すごい!こんなことができるのか!ブツブツ・ブツブツと感動の独り言。こんなんならもっと早く使えばよかった。コタツの白い天板に映し出される映像に感動しっぱなしでた。
 というわけで、来週の忘年会にはなんとか間にあいそうです。楽しみに!
 でも、肝心の写真にボケてるものや、へたくそなものが多いので先に謝っておきます。写真の腕は来年以降に期待してください。