SHIGE坊の登山日記

山へ登った感想や、花、風景の写真、または、まったく関係ないshige坊のひとりごとがのっています。

プールの効用?

2007年07月12日 | shige坊のひとりごと
 前回の書き込みから3日目にしての書き込みです。たぶん今年になって一番短い間隔での書き込みだと思います。
 
 北海道から帰ってからずっと雨続き。ずっと部屋の中での作業が続いていたので、昨日は久しぶりにプールに行きました。いつもならばこのような時には2時間位のジョギングをするのですが、昨日はあまりの蒸し暑さに午前中からプールとなりました。
 
 とは言うものの、私はこのプールで泳ぐということが好きになれません。一番の理由は水泳が上手くもならなければ速くもならないからなのですが、水遊び自体は大好きなのです。子供の頃から、夏といえば海や川で潜るもの!と思っていたくらいで、潜っていろんな魚や生き物を、見たり捕まえたりすることは大好きでした。ただ浮いて潜るだけ。でもそれで十分遊べたんです。
 
 それに小学校の頃の夏休みのプールも好きでした。走って飛び込み、潜って、逆立ちして、友達のパンツを下ろして…と遊びには事欠きませんでした。といってもこの歳で、プールで潜って逆立ちするわけにはいきませんので、黙ってモクモクと速くも上手くもない泳ぎで泳ぐわけです。それもただモクモクと下のラインを見つめて…
 
 そんなこんなで一時間ぐらい泳いでいると、ランナーズハイのような感覚になってきます。ランナーズハイはたいへん気持ちがよく、このままどこまでも走っていけるような感覚なのですが、水泳の場合は、だんだん気持ち悪くなってきて乗り物酔い二日酔いか…という感覚なのです。この差は大きい。

 というわけで、今日は朝からとても目覚めが悪かったのです。朝、目覚めたときに、「俺は昨晩、そんなに飲んだだろうか?」と動かない思考回路でしばらく考えたくらいでした。
 
 思えば昨日の水泳で、息継ぎのたびに顔を横に向けるので、気づかないうちに水に酔ってしまったのでしょう。おまけに私はアレルギー性の鼻炎持ちなので、プールの塩素にめっぽう弱い。今日も朝から鼻づまりと鼻水タラタラを繰り返し、あっという間にトイレットペーパーが半分になるありさま。昨夜は寝ているときに、鼻が詰まってしまって、たぶん金魚みたいに口をパクパクさせながら寝ていたに違いありません。

 今日は朝から心も体も調子がよくなかったので、家でおとなしくしていようと思い、かぜ薬でも飲んで、9月の山行予定表とハガキを作りました。ボーっとしていたおかげで、ほかの事に気が回らずに、作業がたいへんはかどりました。一日かけてやるつもりが半日で終わってしまいまいた。こんなこともあるのだなあ。
 
 おかげで半日空いた時間で、鈴々舎馬風(落語家ですよ!)の「会長への道」が読めました。
 めでたしめでたし。
 

雨ですね

2007年07月09日 | shige坊のひとりごと
 ほんとによく雨が降りますね。

 7月6日(金)の夕方、羽田空港の搭乗口でふとテレビに目をやると、洪水の映像が流れていました。どこだろう…と思ってみていると、熊本県の美里町でした。ビックリしました。
 
7月1日より、利尻山・礼文岳・礼文西海岸8時間コースを歩いてきました。5日間とも天気がよく、予定していなかった礼文岳まで欲張って登り、大満足で終わった今回の北海道。
 その後、羽田空港で皆さんと別れて、一日帰る日をずらして、寄席へと向いました。夕方から寄席を楽しみ、翌日は朝から一時間半ほど浅草寺周辺をジョギング。シャワーを浴びて、朝食を食べて、再び浅草寺へ。早朝とは打って変わって、参道から境内から人だらけ。おまけに半分くらいは外国の方々で、いろんな言葉が入り混じり、一週間ほど前まで行っていたスイスと変わらない雰囲気?でした。

 そういえば私は6月後半はスイスに居たのでした。グリンデルワルドでは天候にも恵まれ、アイガーにユングフラウ、メンヒ…とありとあらゆる山々が見渡せ、おまけにアルプスの花々も、これいじょうはないだろう(たぶん)というくらい美しく咲き誇っていました。
 それに街が変われば言葉も代わる、不思議な世界がそこにはありました。英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語…住んでいる人々は器用にそれらを使い分けており、何ともうらやましい限りの語学力でした。
 
 ここでまた浅草寺に戻ると、そこもまたいろんな言葉が飛び交う不思議な世界。 出店のおばちゃんも、お客にあわせて器用に言葉を使い分けてお土産を売り込んでいました。こちらもまた「すごいなー」と感心してしまいました。
 感心しておばちゃんの言葉に聞き入っているうちに、やがてお昼前になり、またまた寄席へ。落語に色物が次々と高座に上がり、気がつけば昼の部も大詰め。飛行機の時間に間に合うように、駆け足で寄席をあとにして、羽田空港へと向ったのでした。

 搭乗手続きをしていると、受付のお姉さんから「天候次第では羽田に引き返す、条件付のフライトですがよろしいでしょうか?」と綺麗な顔で見つめられたので、「はい!」と元気に答えていたのですが、搭乗口でテレビを見て、その意味を理解したのでした。

 そんなこんなで、熊本に帰って3日目。ほんとによく雨が降ります。山にも行けず、海にも行けず、やっとこうしてパソコンのキーボードを叩く気になったところです。