SHIGE坊の登山日記

山へ登った感想や、花、風景の写真、または、まったく関係ないshige坊のひとりごとがのっています。

金峰山へ

2005年12月30日 | shige坊のひとりごと
 今日は久しぶりに金峰山へジョギングに。この秋は11月にあった西山クロカンの練習で何度か走って登ったのですが、その後なんとなくバタバタしていたので走っていなかったので、ゆっくりのんびり、途中、歩きながら走ってきました。平地を走るのと違って、山を走るのはとにかく気持ちがいいです。
 来年の抱負でも考えながら…と思っていたのですが、走ることそのものが楽しいので、いつの間にか金峰山山頂に着いていました。というわけで来年の抱負は、今晩、焼酎を飲みながら考えることにしよう。といっても夜は夜で、焼酎があまりにうまいので、また明日に…となるんだろうなあ。まあいつものことですね。
 来年は、カナダに行って、奄美に行って、夏はアルプス登山にどっぷり浸かって、岩も登りたいし、沖縄にも漕ぎに行きたいし、海外の山にも登りにいきたいし…と、はたしていつ仕事をすればいいんだろうか。
 ともかく来年も、いい山に登り、綺麗な海を漕ぎたいものです。

いむた池外輪山

2005年12月29日 | 今日の山
 29日(水)は鹿児島県薩摩半島にある「いむた池外輪山」です。「いむた池」の「い」の漢字が難しく、読みづらいので平仮名でご勘弁を。
 いむた池を囲む外輪山の山々をゆっくりのんびりと廻るこのコースは、取り立ててここが見所といったところがあるわけではないのですが、歩いてみるとなかなかいいトレッキングコースなのであります。
 愛宕山、舟見山、竜石、山王岳、片城山、そして飯盛山とグルッと一周します。特に竜石は、龍の背中みたいな岩があり、山頂の大岩には「しめ縄」がかけてあります。この日も視界が良く、霧島山、桜島はもちろんのこと、紫尾山や開聞岳、それに遠く雲仙岳(たぶん)まで見渡すことができました。
 今年の日曜島の山行は、この日でおしまい。思えば今年も飽きもせず懲りもせず、よく山によく登ったものです。また来年も楽しく安全に山を楽しみましょう。

元越山

2005年12月28日 | 今日の山
 27日(火)は大分県佐伯市にある元越山へ。
 「地球が丸く見えるほど…」といううたい文句で有名ですが、なんとこの日は「地球が丸く見終えるほど…」という誇大表現がピッタリ当てはまるほど快晴の日和。北風が少し強く冷たいのも、この視界のためと思うと気にならない。大崩、祖母傾、くじゅうはもちろんのこと、由布岳・鶴見岳、四国の沿岸まではっきりと見渡せました。
 天草育ちの私にとって、海を見下ろす山というのは不思議と落ち着くもので、つい「海は広いな大きいな…」と口ずさんでしまいます。山登りに来ていながら、広がる太平洋を目の前に、来年はどこを漕ごうかな、と考えている自分に思わず笑ってしまいます。
 

忘年登山と忘年会

2005年12月26日 | 今日の山
 クリスマスとは関係ないのですが、25日は日曜島の忘年登山・忘年会でした。
 今年は玉名駅集合で小岱山登山。駅から歩いて蛇ヶ谷公園登山口へ。ザックと登山靴姿で歩く街中は、小学校の遠足みたいで、なんとなくワクワクします。
 蛇ヶ谷公園から、笹千里、丸山をへて観音岳へ。昼食後、みんなで唐渡岩へ。ちょっとハラハラドキドキする岩登り?に皆さん楽しそうでした。写真を撮り、楽チンコースとちょっとだけスリリングコースに別れ、最高点の筒ヶ岳へ。長助金毘羅まで足を伸ばし、針の耳コースで下山しました。
 忘年会は玉名温泉で。山に登り、温泉に浸かり、身も心も忘年会モードへ突入です。この一年間の山の話でとても楽しい時間となりました。後半はアルパインガイドの田上さんによる、アンナプルナ周遊トレッキングのスライド会。映し出されるスライドに歓声が上がります。
 小岱山からヒマラヤまで、みんなの夢が大きく膨らんでいきました。

牛ノ峠

2005年12月25日 | 今日の山
 22日はものすごい雪でしたね。と言うわけで22・23日と山はお休み。久しぶりに家でゆっくり過ごしました…といきたいところだけど、なかなか思うようにはいかず、あっちへバタバタ、こっちへバタバタと慌しく過ぎていきました。
 24日は、寒波も落ち着きまずまずの天気。この季節の通勤路?ともいうべき南行きの高速道路を一路、都城へ。それでもって、この季節の恒例、年に一度の牛ノ峠登山へ。
 登山道までの道のりが、秋の台風の影響で心配だったのですが、以前より走りやすくなっておりひと安心。登山口から山頂までは1時間半程度。危険な箇所もほとんどないので、ゆっくりのんびり、話に花を咲かせながらの登山となりました。
 帰路、霧島の山々が、夕方の弱い光の中にくっきりと浮かび上がり、素晴らしい景色を楽しませてくれました。

足立山・戸上山

2005年12月22日 | 今日の山
 21日(水)は北九州、足立山・戸上山の縦走へ。とは言ったものの、天気予報では正午前から前線の通過で雨、のちこの冬一番の寒波が来てしまうとのこと。
 メモリアルクロスからの登山。小文字山までの急登でウォームアップ。小倉北区を見下ろす素晴らしい展望を眺めながら、何とか戸上山まで天気が持ちますようにとお願いしながら足立山へ向いました。
 妙見神社上宮をへて足立山へ。山頂に着いたとたん西の空が真っ黒になり雪が舞いだしました。「やっぱりきたか」とここでちょっと腹ごしらえ。フードを被りオーバーグローブをはめて戸上山への縦走路へ。樹林帯の中は雪・風ともたいしたことがなく比較的快適な雪山登山でした。戸上山への登り、大台ケ原では吹き付ける雪・あられにちょっと頬が痛かったけど、それも戸上山山頂の雪景色を見れば吹っ飛びました。下山は寺内へ。バスで登山口まで戻りました。
 熊本への帰路はものすごい雪・風。フロントガラスに吹き付ける雪と、強風であおられる車に運転しながらも車酔いしそうなくらいでした。

男鈴山

2005年12月21日 | 今日の山
 20日(火)は男鈴山(おすずやま)へ。「おすずやま」と言っても、あの尾鈴山ではなく、都城と日南との境にある男の男鈴山です。
 国道222が今年の台風で通行止めだったため県道33から回り道となりました。山は照葉樹に覆われた、いかにも宮崎南部の山といった感じでした。
 迂回路を使ったため、飫肥を通ることになり、下山後、飫肥城跡の見学に行きました。立派な城跡でみんなビックリ。ついでに「おび天」もご馳走になりました。さつま揚げに豆腐を混ぜたてんぷらで、ちょっと甘めで美味しかったです。
 

忘年登山その3

2005年12月19日 | 今日の山
 17・18日、またまた忘年登山で大隈半島へ。今回は高隈山系の刀剣山と御岳へ。17日の刀剣山は猿ヶ城渓谷が登山口。はじめから急登が続くが、登山道はよく整備され歩きやすかったです。途中に梯子やロープが架けてあり、けっこう楽しい登山道でした。山容も屋久島や大崩山を小さくしたような形で、なかなかのものでした。
 泊まりはもちろん内之浦・料理天国で。
 18日、夜中から強風が吹き、朝はとても寒かったです。路面は凍っているし、山は雪を被っているし、ここが太平洋に面した大隈半島か、と思うくらいでした。とはいうものの、天気は快晴で、これ以上ないというくらい視界が利いていました。鳴ノ尾登山口から御岳へ。
 最初から軽アイゼンのお世話になりながら御岳へ。山頂は風こそ強いもの抜群の展望が開けていました。このあと妻岳から横岳へと行く予定でしたが、あまりの雪の多さに今回はここまで。とはいうものの、展望と「想定外」の雪の量で十分楽しんだ山行でした。
 

雪の大隈半島

2005年12月16日 | 今日の山
 15・16日は忘年登山の第二弾。水俣の矢筈岳と大隈半島の大箆柄岳へ。
 もちろん宿泊先は料理天国! ところがです。雪がすごかったのです。
 水俣の矢筈岳は登山口から雪。林道も雪で埋め尽くされ、その林道を歩くだけで楽しくてしかたがありません。山頂付近では30cmほどの積雪があり、三角点も埋まってしまって見えないほどでした。
 4時間のドライブで鹿児島県大隈半島の内之浦へ。
 翌日は垂桜から大箆柄岳へ。朝は快晴。これから登る高隈山系をはじめ霧島連山、開聞岳、桜島…とすこぶる良い眺めでした。登山口から5合目までは積雪もたいしたことがなく、快適な登山。しかしです。ここから上は雪山でした。木々は樹氷に覆われ、登山道は雪を被ったスズタケに覆われ、我々も掻き分けた雪に覆われて、けっこうまじめに登りました。雪三昧の楽しい2日間でした。

真冬の祖母山

2005年12月15日 | 今日の山
 13日、火曜日は祖母山へ登りました。登山コースは黒金尾根~祖母山~宮原。登り始めは思っていたより暖かく雪も少なかったのですが、1000mを越えたあたりから、雪も深くなって、雪に覆われたスズタケがうるさくなってきました。天狗ノ分れで縦走路に出ると、そこはもう真冬の祖母山。樹氷が素晴らしく喜びの笑いがこみ上げてきます。山頂直下の岩場は凍り付いており慎重に通過。山頂では展望こそ利かなかったものの、いつものハイクにはない充実感がありました。
 九合目小屋で軽く昼食をすませ下山開始。少し遅くなりそうだったので、ヘッドライトの準備。宮原を過ぎ、尾平への下りでは傾山がうっすらと赤く染まり綺麗でした。2合目まで下りたところでヘッドランプの登場。1時間ほどライトの光を頼りに登山口まで歩きました。