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美しい日本車の悲しい出来事と嬉しいニュース

2014年08月10日 08時49分02秒 | 自動車生活

私がこの世に生を受けた年・・・今から47年前の1967年(昭和42年)
この年に日本は世界に認められる美しいクルマを造りました。

ロングノーズ&ショートデッキスタイルを流美な局線で形成される
見るのも総てにおいてダレもが美しいと感じるクルマ・・・トヨタ2000GT

その頃の世界中の人に見てもらえる手っ取り早い方法として映画がありました。
当時の人気作品であった007シリーズが東洋を舞台とした作品に登場したトヨタ2000GT

劇中では市販車にはないオープンボディの真っ白いトヨタ2000GTを操る謎の東洋美人

当時のボンド役だったS・コネリー氏は長身で映画の映り具合などの兼ね合いから急遽、

屋根をチョン切ってオープンボディーにしたそうです。
標準型クーペにはなくてオープンボディーにあるトランクルームその製作期間は約2週間・・・苦労の跡が伺えます。

クロゥズボディーではできない見栄えの良い派手なアクションができたので

コレはコレで良かったのでしょう
東洋を舞台とした007は世界中で大ヒットとなり
日本のフラッグシップカーであるトヨタ2000GTも
世界中の人に見てもらえたのです。

ということで満を持してデビューしたトヨタ2000GTは販売価格238万円・・・
当時の大卒初任給が2万6千円だった時代にこの価格・・・ん~・・・凄い!
生産台数は約337台でそのうち海外へ輸出されたのが62台だそうです。
先日の海外での競売(オークション)にて落札されたトヨタ2000GTは116万ドル(1億1800万円)だったそうです。

発売から50年近く経った今でも世界に認められるクルマであるトヨタ2000GTなのです。・・・が!・・・

そんな美しい日本を代表するクルマが!・・・

あぁ~・・・無情~・・・

美しいものは・・・ハカナイ・・・万物の形あるものは必ず崩れてしまう・・・
そして、ドライバー救出の為だろうがルーフが無残にもチョン切られている・・・
まさに即席ボンドカー状態・・・?

事の内容は、高さ約30メートルのブナの木が倒木しタマタマ通りかかったトヨタ2000GTを直撃してしまったそうです。
唯一の救いは、乗っていた人がかすり傷程度で済んだという事・・・だがクルマ好きの人達からするとコレほど悲しい出来事はない

・・・が!・・・凄いニュース・・・アレほどペシャンコになってしまったトヨタ2000GTを再生するらしい
コレは嬉しい・・・というか・・・本当にできるの!?・・・いや・・・必ず成し遂げてほしい・・・
そう・・・今の日本に必要なのは・・・再生・・・


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