ランドクルーザープラド７８のお話・・・更なるアップグレード

常に動くところや、常に触れているようなところは・・・長い年月の間にダメになってきます。
そんな私の７８号もこの世に生（？）を受けて・・・１８年・・・
遠目に見て比較的状態は宜しいように見えますが・・・
実はかなりのポンコツなのです。
ということで、ダメなところをちょびちょびアップグレードしていこうか・・・

と・・・思い・・・いつものヤフオクにてネットサーフィン・・・
ん！？・・・コレは！・・・７８用の純正ステアリングではないか！！・・・しかも希少なブラウンカラー！！
入札者１名にて破格のスタート価格にてゲットしました。
しば～らく倉庫で眠っていたものらしい・・・なので使用時に擦れてしまうような痕跡はほとんど無し！

で・・・保管時に棚のヘリの跡が付いてしまっているというシロモノ・・・
ソンナくらいの事は気にしない（細かいことを気にしているようではこのクルマは乗れない）
ソレよりも既設品のステアリングに比べたら擦れていない分、全然状態が宜しい！


多忙な毎日だけど・・・ちょっと時間が空いたので交換作業開始～・・・
マズは誤ってホーンを鳴らしてしまうのでヒューズをはずします。
取扱説明書を見ると・・・

ここにある・・・上の段の右から３番目がホーンのヒューズ・・・ソレを外して

ホーンボタンを押してみる・・・鳴らない・・・ＯＫ～

ココのビスを外します。

斜め上方向にホーンボタンを持ち上げると外れます。・・・エアバッグなしなので簡単

かなりの締め付けトルクにて固定されているステアリング・・・ましてや今まで外した形跡が無いので
最悪、固着いている可能性あり・・・気休め程度に潤滑剤をシュ～ッ・・・

キーを抜いてハンドルロック・・・クロスレンチで「トゥリャ～！！」・・・スコッ・・・ナットは緩んだ。

ちょっとコジコジしながらステアリング本体を引き抜く・・・一気に抜けると自分を引っ叩いてしまうので
注意・・・簡単に抜けた。・・・メデタシメデタシ・・・

外したステアリングのリングの部分に・・・

常に接触しているプッシュピンがあります。・・・ココを通電してホーンが鳴るのです。

普段、注油できないこんなところを・・・この時とばかりに・・・清掃注油～
ウインカーのカウンターシャフトピンなんかも・・清掃注油～

落札した比較的状態のよい純正ステアリングを移植します。・・・
外したときの操舵角と同じ位置にはめます。

あとは、逆の手順でナットを締め付け・・・

ホーンの端子を付けて・・・

ビスでホーンボタンを固定・・・

ヒューズを戻してホーンが鳴ることを確認・・・
そこへ３階に居る嫁さんから電話
「もしもし～さっきからナ二鳴らしているの！私を呼んでるの～？遊んでるんだったらセブンに行って
　　　アイスコーヒー買ってきて！」

ということで・・・ステアリングがきちんと付いているか近所のセブンイレブンまで試験走行～

ハイＯＫ～でした。・・・そして擦れていないこのステアリングもＯＫ～！！
今までボロ隠しで付けていた本皮カバー・・・ソレが無い分、握り心地が細身・・・
純正状態の握り心地って・・・こうなんだな・・・イイね！！