無趣味な多趣味

私の周りで起こっている事その時思った事それに趣味としている事

コールマンのお話・・・実践の502

2015年05月01日 12時40分07秒 | コールマンのお話
コールマンシングルバーナーストーブの歴史は古く・・・1930年代から存在しております。・・・
そんな歴代シングルバーナーストーブ史上最高傑作なのは(私的にネ)・・・502型・・・

そんな502型・・・こんなアルミ製のケースに入っております・・・

フタを開けると・・・

♪ジャン♪・・・汚い!?というか?経年劣化が激しい?というか??・・・
ジェネレーターの膨張管や風防内側なんてサビサビ・・・
外側風防なんか長時間高温に晒された競技用のクルマのマフラーの様な虹色に変色している・・・
まさにガンガン使われていた・・・だけど綺麗にしてもらえていない・・・そんな形跡・・・

本来あるべきコールマンステッカーなんて・・・剥がされています。・・・

使用上の注意書きステッカーなんてこんなアリサマ・・・
タンクの塗装も剥げている・・・

そんな私の502は、1980年11月製・・・今から35年も前のシロモノ・・・

1980年(昭和55年)11月の出来事といえば・・・あのビッグカップルが結婚した!

そしてわれら40年代世代のスーパーヒーロー・・・王貞治選手が引退したのもこの頃・・・
あの美しいバッティングフォルム一本足打法・・・子供の頃は皆、真似してました。・・・

そして現代のヤンママのヒーロー・・・嵐のリーダー大野智さんが生まれたのも1980年11月・・・

そんな35年もの間、使われてきた502・・・なんと!ノーメンテナンス!!・・・
まぁ使われていない時間の方が圧倒的に長いだろうケド・・・バラされた形跡がない・・・ていうか・・・
ボーボー燃焼させられるだけで磨きもしない・・・まさに実践の環境のみで今日まで・・・

生存(?)していたのデス!!・・・なんと!今でも使える!・・・
ということでアルミケースはコッフェルとしても使えるスグレモノ・・・

点火試験を兼ねてお湯を沸かします。・・・こんな姿なのに機能的には何の問題もない・・・
むしろ絶好調な502・・・燃焼音は至って静か・・・「シュコォォォォォォォォォ~」・・・
ん~・・・いい音を奏でている・・・508の様な「ズコォォォォォ~」的な爆音も良いが・・・
アンティークコールマンが奏でる「シュコォォォォォ~」も良い!!・・・
管が熱せられて炎が落ち着くまでの時間も現代の508型より早い・・・(気がする)・・・
そして圧倒的に安定した火力・・・再度のポンピングもほとんどしたことがない・・・(気がする)・・・
コレは大事なところ・・・長時間安定した燃焼が出来るということはフィールドにおいて・・・
絶大なる信頼がおける・・・ん~・・・頼れる502・・・

だが!沸騰するまでの時間は現代の508の方が早い・・・まぁいいか・・・のんびり沸かしましょう・・・
なんて思っていると・・・ハイ!・・・お湯が湧きました。・・・
紅茶を淹れます。・・・「ジョボジョボジョボ~」・・・ん~いい香り!!・・・

ケースの底はベコベコ状態・・・ん~・・・まさに実践の中で活躍してきた502の証!?・・・
意外と焦げない?・・・よく出来ている!・・・ではティーパックの紅茶が程よい濃さになるまで・・・
先ほど言っていた歴代シングルストーブ史上最高のお話・・・
502型は1963年から1984年までの21年もの間、造られたロングセラーシングルストーブです。
コストダウンされた現代のモデル508とは比べ物にならないほどの
手の込んだ作りと独特のフォルムであるサイドのジェネレーター膨張管が特徴的な
機能美溢れた素晴らしいモデルなのです。・・・

では細部のお話・・・ゴトクは問題児だった先代の501を継承する形・・・
幾何学模様の様なゴトクは見ているだけでも美しい・・・
また、大きめの鍋を載せても安定しているところは・・・現代の508とは比べ物にならない造り・・・
燃焼部分は、おわん型で風が吹く屋外の燃焼でも影響を受けにくいウインドゥガードで覆われています。・・・

そしてメインバルブの他にあるクリーニングレバー・・・
ということで502型は現代の508型にない2レバー方式なのデス!!・・・
クリーニングレバーはジェネーターの目詰りを防止する機能の他に・・・
微妙な火力調整にも使えます・・・長時間安定したとろ火を燃焼できるので・・・たとえば・・・
502を使って飯盒でごはんを炊くことも簡単に出来るのデス!!

そして唯一無比の502のスタイル・・・ジェネレーターに繋がる部分なんて超カッコイイ!!・・・

あっ・・・そろそろ紅茶が飲み頃です。・・・ということで・・・ティータイム・・・
私的に思う・・・シングルバーナー史上最高傑作の502・・・実践の品・・・の・・・お話でした。




コールマンのお話・・・魅惑のDual Fuel!!

2014年12月27日 18時12分13秒 | コールマンのお話
コールマンガソリンランタンのほとんどがホワイトガソリン指定です。
ホワイトガソリンは1リッターあたり約1400円です。コレは高いです。
2マントルのランタンで1リッターあたり約10時間燃焼したとすると・・・
1時間あたりの照明代は140円・・・ん~・・・ということで・・・

コールマンガソリンランタンのデュアルフュエル285・・・の・・・登場~!

ていうか・・・つい先程、沖縄県から届いた。・・・

すべて横文字表記のUSモデル・・・

おそらく米軍基地の関係者が前のオーナーであろう・・・
剥がしたテプラシールにはアルファベットの文字があった・・・そして・・・
タンクの側裏にも何かが書いてあった。(ん?これは英語か?漢字か?解読不明!!)

年式は1992年の・・・

11月製・・・

1992年の11月は沖縄県を代表する観光名所である首里城が復元完成をした。・・・
なんたる偶然!?・・・その頃に作られたランタンが沖縄県から届いたのデス!!

・・・で・・・その頃生まれた有名人・・・指原莉乃さん・・・

本題に戻るとして・・・デュアルフユェルということはレギュラーガソリンを燃料として使ってもOK~!!
コレは助かる!!・・・単価は純正ホワイトガソリンの十分の一で済む・・・
ん~・・・なんてリ~ズナブル!!

とりあえずコールマン純正ホワイトガソリンを給油して圧力試験・・・漏れがないかチェック・・・

全体的にキタナイ・・・それにタンクの前面にはテプラシールの跡・・・なので・・・

バラします。

構造はいたって簡単・・・

スポスポッと外し・・・

上部脱着

この状態にして・・・

ピカールで・・・

ひたすら

磨く!!・・・(今回は全バラせずに磨くダケ)

ポンピングカップはまだ使える・・・ので・・・清掃のみ・・・

この辺のパーツは286型と同じカナ?

ピカールでは落ちないテプラシール跡・・・ストーブで暖めて爪でコジコジと・・・

グローブも綺麗に・・・

サササッと組んで再度給油・・・ポンピング・・・

個体差があるみたい・・・近年のモデルにしては良い感じの手ごたえ・・・
再度、漏れが無いかチェック・・・OKみたい。・・・

マントル登場~

装着して

燃やします。

メラメラメラ~

ショボショボショボ~~~

準備完了~バルブオ~プン!・・・そして・・・点火~!!・・・ジュボッ!!

ジュボジュボジュボジュボ~~~~~シュ~~~~~~~

炎が落ち着いてきたのでグローブ&傘を装着・・・

完成~!!・・・燃焼音はいたって静か・・・

コールマンといえばグリーンが定番だが・・・シルバーもカッコイイ!・・・
次回はレギュラーガソリンで燃焼してみよう!!

コールマンのお話・・・200A点火試験~!!

2014年12月25日 06時16分32秒 | コールマンのお話
長い間、ホッタラカシのままだったのか?
主要部分がフン詰まりだったのをなんとかオーバーホールし・・・

ピュピュピュユ~~~~~!!っと見事(?)蘇らせたので・・・

忘れてしまわないウチに・・・

元の状態に組みなおし

マントル用意~・・・200Aはシングルマントルなので1個・・・

燃料が噴射する部分も近代モデルとは違う・・・

ハイ!

燃やします。

コールマン純正ホワイトガソリンを給油~・・・「トクトクトクトク」・・・

ポンピング~・・・「シュッコンシュッコンシュッコンシュッコン」・・・
オールドコールマンならではのこの感触・・・タマリマセンな~!!

準備が整ったところではじめて気がついた。・・・
200Aの先代モデル242Cはグローブを付けたままチャッカマンで点火できたのに・・・
この200Aは、チャッカマンの棒が入らない・・・ということで・・・
一旦グローブを外し・・・

点火~!!・・・「ジュブゥヲァッ!!」・・・・

「シュコ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

ハイ!グローブ装着~・・・

デスクの上に持っていった(本当は屋外専用)・・・シングルでも結構な光量!!・・・イイね!!

コールマンのお話・・・1953年7月製極初期200A・・・その2

2014年12月22日 17時38分04秒 | コールマンのお話
奇跡的に入手できた1953年7月製のコールマンガソリンランタン200Aのタンク(ダケ!?)・・・
前のオーナーが言っていた「部品取り」・・・
の割にはグローブ以外、後から近代の部品を付け足している・・・
ということは・・・極初期のタンクにはなんらコダワリなく・・・ガソリンランタンとして・・・
タダ使えるようになればよい・・・的な・・・考えで・・・この状態になったのだと思う・・・

では・・・点火できるのか実験してみましょう!・・・なんて・・・
届いた状態でホワイトガソリンを給油してポンピングしてみたのですが・・・
やはりダメでした。・・・点火しません!・・・コレは主要部分のオーバーホールが必要です。・・・
でもタンクの耐圧試験はOKでしたので・・・一安心~・・・

見よう見まねで分解したジェネレーターとバルブ・・・

やはり詰まっている・・・

ということで・・・手っ取り早いサンポール漬け・・・

一晩漬けておいて・・・ご対面~・・・

ひたすら磨く・・・

組みなおして再度ポンピング・・・バルブオ~プン!!・・・

ピュピュピュユ~~~~~!!・・・ん!?OKカナ?・・・

コールマンのお話・・・1953年7月製極初期200A・・・その1

2014年12月19日 18時16分25秒 | コールマンのお話
コールマンのガソリンランタン至上・・・最も市場ウケしているのが200Aです。
赤い外観と球体のグローブそしてシングルマントルの可愛らしさを醸し出しているランタンです。

ということで私の元にやってきた200A・・・

1953年7月製・・・の・・・タンク・・・1953年製と言うことは200Aシリーズでも
極初期のタンク!!・・・コレは良い!!・・・ん~最高!!・・・
実は極初期型とそれ以外のとでは若干タンクラインが違うのです。・・・
今から60年以上も前に製造された品が現存していることが奇跡!!・・・
しかも市場ではかなりのプレミアム価格・・・限りある私の予算内で入手出来た事・・・
ソレこそ!!奇跡なのデス!!・・・

タンクの裏側はサンシャインマークのロゴ・・・カッコイイ!!

ポンプを抑えている金具はマイナスねじ止め・・・前モデルの242シリーズ的で・・・イイね!!・・・
その後のモデルはDリング式・・・

よく見るとデカールは張り替えられている・・・ん~残念!・・・だけど・・・まぁいいか・・・

フィラーキャップは色合いが若干違う近年のモデル用が付いている・・・
オリジナルは242みたいなマイナスねじ付き・・・コレも残念・・・

グローブなしだったので手元にあった近年の適合グローブを装着・・・メイドインチャイナだケド・・・
ガラスの肉厚はしっかりしていてオリジナルより透明・・・まぁいいか・・・

傘も極初期型ではなさそう?・・・よくわからない・・・ボウルナットも近年の品・・・
バルブホイールもオリジナルの赤ではない・・・近年のモノになっている・・・
ということで1953年製極初期型の超希少なタンクに!・・・
ありふれている近年のパーツをまとった200A君・・・
前のオーナーは部品取りということだったので・・・
1953年製極初期のタンクにこそ価値があるのでコレだけはどうしても欲しかった!!・・・
まぁ付随する部品はおいおい・・・かき集めましょう!!・・・

では、そんな200A極初期型ランタンが生まれた1953年(昭和28年)7月の出来事・・・
7月12日:「夏期巡回ラジオ体操会」開始・・・
夏休み中・・・各地の公園などで早朝、子供たちを集めてラジオ体操・・・
この年から始まったのです。・・・こんなポーズをとるっけ?・・・現代とは違うラジオ体操?

•7月16日:米・マイアミ州のロングビーチで行われたミス・ユニバース・コンテストで、
日本代表の伊藤絹子さんが見事東洋人として3位に入賞・・・八頭身美人なんて言葉が生まれました。
現代では十頭身美人が定義?

この年にテレビ放送が始まり・・・

敗戦復興の象徴である力道山さんが活躍していた・・・

そしてこの年に、こんな映画も作られました。・・・映画ファンでなくてもみんな知っている名作・・・
ローマの休日・・・私も香港からの帰りの飛行機でコレを見て感動した!





コールマンのお話・・・魅惑の242C

2014年12月13日 19時48分16秒 | コールマンのお話
コールマンガソリンシングルランタン242Cです。1948年2月製です。以前ご紹介したDINNEL(ダニエル)です。
今日は久しぶりに灯してみました。・・・私の手元に来てから・・・何もメンテナンス的なことをせず・・・
今から66年も前に造られたランタンが・・・こうして灯せるということは・・・凄い!!

200シリーズの前身モデルである242シリーズ・・・その最終型の242C・・・

キズもクスミも今日まで現存してきたダニエルの歴史である・・・
近代モデルにでは味わえない趣と・・・凛としたイデタチ・・・

歴代ロゴが入ったグローブを付けて・・・私のデスクを照らしている・・・
「シュコ~~~~~~~~~~~~~」・・・シングルマントルの明るさがちょうど良い・・・

ということで魅惑の242C・・・実はメッキタンクもリリースしておりました。・・・というか・・・
こっちの方が客受けしていたらしい・・・コールマングリーンの塗装がされている方が・・・
琺瑯傘との兼ね合いが良い気がするのですが・・・当時はメッキの方が人気が有ったそうです。・・・

サンシャインロゴマーク・・・60年以上も前のメッキ・・・くすんではいますが未だに輝いている・・・
というか・・・iPhoneが写っている!?・・・

底はこんな感じ・・・1950年3月製ということは242Cの超最終モデル・・・

肝心の内部・・・

こんなもんか?・・・

60年以上も経っているのだから現存していることが奇跡!!・・・ということで磨いてみましょう~・・・

スチールウール登場~マズは全体を荒削り?・・・

仕上げはレストアのお供・・・ピカールでひたすら無心でゴシゴシゴシゴシ・・・

ダニエルの主要部品を移植して242Cメッキ仕様にするか?・・・

ん~・・・迷うナ・・・楽しい悩み・・・

コールマンのお話・・・マニアエンスゥの頂点!禁断の501!その2

2014年12月10日 08時01分38秒 | コールマンのお話
そんなコールマンガソリンストーブ501型・・・

実は発売当初ジェネレーターの構造不備により・・・

爆発炎上するという・・・前代未聞の失態を犯してしまった品なのです。

コレほどグラマラスで均整の取れた機能美を持ちながらにして・・・

コールマン社はリコール回収するハメになったのです。

とうことで一度リコールされたモデル・・・現存する501の固体は圧倒的に少ないのです。
そんな501を入手することが出来たのは奇跡!・・・そんな爆弾のような501・・・
あくまで・・・自己責任のハンチュウ・・・

唯一NGなところはフィラーキャップのパッキン・・・
前のオーナーが径に合うパッキンを入れてくれたのですが圧が漏れてしまいます。

別のコールマンのフィラーキャップが合うので試したところ圧漏れなしでOK~!・・・

入手したからにはどうしても点火したい!!・・あぁ・・・禁断の501に注がれるホワイトガソリン・・・

ポンプカップに注油・・・

シュッコンシュッコンシュッコンシュッコン・・・ん~60年代製のポンプアクション!!
「手に伝わるこの感触!タマリマセンな~!!」なんて独り言を言っていると・・・

セガレが学校から帰ってきた。「またそんなことしている・・・何が面白いのか理解できない」・・・
なんて言われてしまった。・・・コレからする点火試験・・・事のあらすじを説明して・・・
「一大事になったら後のフォローを宜しく頼む!」なんて遺言めいたことを伝えたら・・・
そそくさと逃げてしまった!・・・まぁいいか・・・

もしものときのバックアップ体制・・・前回用意したのよりデカい消火器用意~!・・・
ん~・・・なんともデンジャラス!!

バルブ開放~!!「シュコ~~~~~~~~ジュブジュブ」・・・

点火~!!「パチッ」・・・「シュボッ」・・・?・・・

ブヲォォォォォォォ~!!「ヌヲォォォ~俺はこのままローストポークになるのか~!!」

ジェネレータが熱せられてくると炎が落ち着くハズ・・・思わず消火器の安全ピンを抜くところだった。

だんだん落ち着いてきた。・・・

大騒ぎしながらの点火試験・・・何の問題も起こらずあっけなく点火・・・

しかも現行モデル508より燃焼音が全然静か・・・501は508ほどの火力が無いのかナ?と思い

照明を消して炎を観察・・・結構な火力あり・・・ということで無事、点火実験完了~・・・

リコール回収を免れた数少ない501・・・そのうちの1台がこうして私の手元にある・・・
ん~・・・し・あ・わ・せ~・・・・あっ・・・1962年5月製造の私の501・・・

同じ頃に生まれた有名人・・・カイヤさん・・・ん~・・・
グラマラスで均整の取れた外観とは裏腹なデンジャラス501と・・・似ている!?


コールマンのお話・・・マニアエンスゥの頂点!禁断の501!その1

2014年12月09日 18時59分54秒 | コールマンのお話
どの分野でもコレクターは居ます。・・・
どの分野のコレクターも一様にして欲しがるもの・・・
「数が少ない」「年代モノ」「製造時のエラー」「売り物ではない」「リコール回収」・・・

ということでコールマンのお話・・・501型ポータブルガソリンストーブです。
コールマンマニア苦節20年・・・やっと手に入れることのできた品なのデス!!
実は現存する501はほんの一握り(だと思う)・・・そのほんの一握りの501は・・・
超ディープなマニアが所有しており・・・絶対と言っていいほど市場に出ません・・・
正直、3Dで見たのはコレがはじめて・・・では・・・細部の説明~

1962年5月製・・・ポンプを押さえている金具はDリング式・・・

フィラーキャップはマイナスねじが付いているタイプ・・・
燃焼調整ノブとライテリングレバーがあります。(現行型の508は1つ)・・・

コールマンのロゴが入ったガード・・・ん~カッコイイ!!

このアングルから見たディテール・・・も~ぅ最高!!

注意書きは横文字・・・点火方法が書いてある(のだと思う)・・・
この頃のコールマンに良く使われた水で貼り付けるシール(?)・・・凹凸が無い・・・
タンクのヴォリュームラインに沿った文字配列で・・・超!!カッコイイ!!

上から見ると頼りなさそうな五徳・・・
その下をくるっと円を書くように取り回されているジェネレーター・・・ん~美しい!!

現代のコールマンにはないコストのかかった造りと・・・どのアングルからみても・・・
飽きることの無い機能美・・・コレぞ!コールマン!!・・・と・・・私は思います!!・・・が!!

ちょっと出かけるので・・・今日はココまで・・・

コールマンのお話・・・「TRIENDL!」

2014年12月07日 16時25分07秒 | コールマンのお話
トリンドル玲奈さんです。
1992年1月生まれの22歳です。
彼女はオーストリアのウィーンにて
オーストリア人のお父さんと日本人のお母さんとの間に生まれたハーフさん:・・・
その日本人離れした可愛らしい美貌(あたりまえか?)で・・・今では
CMやドラマやファッションモデルとして活躍しています。
ということで先日、私の元へやってきたコールマンガソリンランタン290型のお話・・・

1992年の・・・

1月生まれ・・・そう・・・あの・・・トリンドル玲奈さんと同じ年の290型です。

そんな290型は2マントルガソリンランタンの現行モデルとして今でも売っています。・・・

現行モデルとはデカールが違う・・・赤デカールではないコールマンのロゴの隣には
ザ・パワーハウスの文字・・・ん!?・・・直訳すると力家?・・・
なんか意味があるのだろう・・・まぁいいか・・・
色合いは現行モデルより・・・やはりコッチのほうが私的には好き・・・

1992年モデルになるとポンプを押さえている金具が現代式のプラスチック製・・・
コストの問題か?・・・ちょっとショボい・・・

グローブにはパイレックスの文字はありません・・・
近年のランタンには縦方向の衝撃に耐えられるようグローブを押さえている金具が
板バネになっています。

点火してみましょう・・・ボールナットを外して・・・

グローブを外して・・・

マントルは搬送中の衝撃で取れかかっていたので新しいものを・・・
実は燃焼後のマントルを始めて触ってみた・・・
こんなにもろいのか!(成分は灰だからあたりまえか?)・・・
これほどもろいものがアレだけの発光源なのだから凄い!!

新品マントル用意~・・・ハイ・・・燃やします。・・・

メラメラメラメラ~・・・

寒くなってきたので先日、見事再生を遂げた508A君に・・
遠赤ヒートプレートを付けて暖を取りながらの作業~・・・
ん~・・・コールマンで温まりながら・・・コールマンをいじっている・・・
なんて・・・し・あ・わ・せ・・・なんだろう!~(悦に浸っている私)・・・

1リッターあたり約1500円の高価なホワイトガソリンを惜しげもなくガブガブ給油後・・・
いつもの儀式・・・左に2回ひねって・・・

ひたすら

シュッコンシュッコン・・・やはりポンプは現代のモデルと同じ感覚・・・
言葉で言い表すのは難しいが一言で言うと・・・事務的?・・・
圧をかけた手ごたえや音はオールドコールマンの方が趣があり心が温かくなる・・・

バルブオープン!(シュコ~~~~~)点火~!!(ブヲァツ!!)・・・顔面前方で(チリチリチリ)・・・
ウヲォォォォォォ~~~!!現代モデルだからといって油断していた!!
私の大事な前髪が~!!・・・一部焦げた。・・・タダでさえ薄い髪の毛があぁ・・・
限りある資源を大切に・・・

しばらくして落ち着いてきた。・・・ん~・・・良い感じの光量と・・・悲しい前髪・・・

グローブ&傘を装着~

コレは同じ2マントルの286型メンディ君より明るい!・・・
並べてみると・・・ん!?・・・メンディ君より・・・全体的に大柄!?・・・そう・・・
290型は286型よりデカいのです。

辺りが暗くなったので庭へ持っていくとこんな感じ・・・ん~・・・明るい!!

無事、点灯試験も終わり・・・いつもの・・・逆サンセットサン・・・
火力調整ノブが現代のモデルでも・・・やはりガソリンランタンの魂は受け継いでいる・・・
「ポワッポワッポワッ・・・」・・・ん~・・・なんとも切なくて・・・それでいて綺麗・・・
ということで・・・290型はデカくて素敵なモデル・・・そうだ!君にも名前を付けてやろう!・・・

そういえばトリンドル玲奈さん・・・お会いしたことは無いのですが・・・
スペック(?)をみると想像とは違い・・・
身長は168センチで足のサイズは24,5センチだそうです。(ウチの嫁さんと同じくらい?)・・・
この290型も同じ・・・想像していたのよりデカくて素敵・・・ということで・・・

私の1992年式290型の名前は・・・トリンドル!・・・って・・・どぉ?

コールマンのお話・・・「SANOKUEN!」

2014年11月30日 22時23分05秒 | コールマンのお話
1968年〔昭和43年)12月10日・・・
東京都府中市で東京芝浦電気従業員用のボーナスとして2億9430万7500円を積んだ
現金輸送用のセドリックが白バイ隊員に変装した犯人にアッサリ盗まれてしまった。

政治的な陰謀か?それとも警察のお粗末か?・・・

この事件の捜査に使われた血税は奪われたとされる約3億円の倍以上の約6億円を費やし
捜査官の中には過労で殉職者が出たそうです。・・・
それでも未解決のまま1975年(昭和50年)12月10日に・・・とうとう時効が成立し
日本犯罪史に名を残す未解決事件となったのデス!

少し冷静になってみるとあの偽装白バイ・・・かなりお粗末な仕上がり・・・
しかもボディーカバーを引きずったまま走ってきたそうです。

実は、あのモンタージュ写真・・・モンタージュではなく実在の人物写真をくりぬいて
白バイ隊員のヘルメット姿とダブらせた写真だったそうです。
実在する本人はエラく迷惑したそうですが
警察側から「あなたは犯人にそっくりなのだから是非協力して欲しい」と打診され
渋々了解したそうです。

ということで・・・コールマンのお話・・・
220F型・・・スタイル的に私の一番好み・・・

1968年12月製造・・・そう・・・
あの3億円事件が起きた頃の品なのです!

あれからすでに46年もの月日が経っているというのに・・・なかなかグッドコンディション!

グローブは当時モノのPYREX・・・イイね!

驚いたのはマントル・・・通常、搬送中に取れてしまうのだがこのままだった!

ノブはこんな感じ・・・

タンクはこんな感じ・・・デカールのロゴもカッコイイ!

ポンプはこんな感じ・・・Dリングでキャップをロックするタイプ・・・

この辺りのディテールなんて・・・モ~ゥ最高!!・・・
当時のアルミは素材が現代のものより良い(気がする)

ず~っと・・・しまってあったのかナ?・・・それとも大事に扱われてきたのかナ?・・・

で・・・1968年12月生まれ・・・同い年の有名人は・・・濱田マリさん・・・

ポンプカップを交換し・・・加圧試験はOK~・・・

ホワイトガソリンを給油し・・・そのままのマントルで点火~!・・・ウヲ~!OK~!!・・・
近代のコールマンランタンにはない趣がある220F・・・燃焼音は大きめだが心地よい音・・・
そうだ!・・・君にも名前をつけてやろう・・・
ということで・・・「SANOKUEN」(3億円)・・・って・・・どぉ?

コールマンのお話・・・「RAMBO!」

2014年11月27日 19時14分56秒 | コールマンのお話
ヌゥウォアァァァァァァァァ~~~~~~~~!!ダダダダダダダダダッダダダン!!

「ランボー!よく聞け!上官である私の話を聞け!いいか!」

「WAR IS OVER!」・・・「戦争は終わったんだ!!」

「えっ!マジっすか!?もう戦わなくていいんッすか?イェ~~~イ!!」

そうです。・・・ベトナムでの戦争は・・・もう・・・終わったのです。・・・

ということでコールマンガソリンランタンのお話・・・
1960年頃のコールマンミリタリーランタンが私の元にやってきました。
1960年といえばベトナム戦争が勃発したとされる年・・・
きっとこのランタンも戦地で活躍したのでしょう

軍用色のオリーブドラブに輝くトップシェード・・・
荒く扱われた形跡の琺瑯チップが当時の様子を物語っています。

PYREXの刻印入りグローブは無事だったのか?・・・当時モノが付いている・・・
近年ののミリタリーランタンはグローブ部分が分割式だったが・・・
ベトナム戦争モデルは一体型?・・・
オリジナルなのか?非オリジナルなのかは不明?・・・

そしてミリタリー仕様のタンク・・・燃料容量がデカい・・・
フィラキャップの脇にはもう一つのキャップ・・・そこを開けると小物入れがあり・・・
この中に予備マントルやポンプカップなどを収容できるのデス!

本来、タンク周りもトップシェードと同色のオリーブドラブで・・・
ロゴステッカーの部分には取扱説明書が貼られていたのですが・・・
前のオーナーがサンセットサンカラーに塗装し・・・
コールマンの当時自体ロゴステッカーを貼ったのデス・・・
当初、オリーブに塗りなおそうかナ?と考えていたのですが・・・
現物を見ると・・・意外と仕上がりもよく・・・
なんだかコレはコレで良いかナ?と思えるようになり・・・
とりあえず現状のままです。

ということで点灯試験・・・今回は1991年式メンディ君に照らしてもらい作業開始~
そうだ!君にも名前をつけてやろう!・・・WAR IS OVER!(戦争は終わった)で・・・
とりあえず塗り替えられるところは平和の象徴サンセットカラーにしたが・・・
琺瑯部分までは塗り替えられなかった・・・そう・・・
過去をぬぐいきれず己の方向性を模索中の・・・ランボー君・・・って・・・どぉ?

コールマン純正ホワイトガソリンを給油~・・・トクトクトクトクトクトクトクトットット・・・
大柄なボディなので結構入った・・・
その後、ひたすらポンピング・・・50回くらい圧をかけて・・・
漏れが無いかチェック・・・OK~

ランボー君もメンディ君と同様2マントルなので二つ付けて・・・

燃やします。・・・いつもの儀式の始まり・・・

ハイ・・・灰になるまで完全燃焼~

いつものジョー・・・燃え尽きた・・・が!・・・コレからがマントルとしてのお仕事の始まり・・・

あっ・・・ちなみに1960年(昭和35年)生まれのランボー君は54歳・・・
同い年の有名人ですと・・・船越栄一郎さん

点火~!!・・・ウヲ~~~~~!!・・・さすがランボー君!・・・ミリタリー魂が蘇った!!
そこらの民生機とは出来が違う恐ろしいファイヤリング!!(単純に圧をかけすぎたのかナ?)・・・
危うく私が火達磨になるところだった!!・・・
文献によるとこのモデルは戦地での厳しい使用に耐えられるように出来ている
常時レギュラーガソリンの使用にも耐えられるような構造だとか・・
ということで・・・そいらのお坊っちゃまランタンとは違うのデス!
人間に例えるならば・・・筋骨隆々肉体俳優のシルベスタ・スタローンさん?
やはり・・・このランタンの名前は・・・ランボー君

「まぁまぁランボー君!戦争は終わったんだョ!落ち着きたまえ!」・・・

ランボー落ち着いた・・・

そして・・・こっちのランボー君も・・・やっと落ち着いた・・・

グローブ&傘を装着~・・・ん~・・・同じ2マントルのメンディ君より明るい!!(気がする)・・・
しかも燃焼中の噴射音も・・・

爆音!!・・・ミリタリー精神を忘れていない・・・ランボー君・・・でした。

2マントルの新旧揃って・・・メンディー君と一緒にパチリ・・・ん~・・・イイね!!

コールマンのお話・・・「THERMOS!」

2014年11月25日 13時12分28秒 | コールマンのお話
魔法瓶で有名なTHERMOS(サーモス)・・・
歴史は古く
1880年代にドイツの物理学者A・F・ヴァインホルトが、保温・保冷効果を高めるためには、
多重の壁間内部を真空にした容器を作ればよいと発想しました。

1908年(明治41年)のは日本にも輸入されるようになり
「驚くべき発明なる寒暖瓶」と・・・広告を出しておりました。
・・・なんでコールマンのお話なのにサーモスの話題に触れているのか?・・・というと・・・
サーモスのロゴが入った・・・コールマンガソリンランタン・・・?・・・
いえ・・・違うのデス!・・・サーモスもコールマンも歴史あるメーカーですが
コレは前のオーナーがコールマンのロゴの部分にナゼ?か・・・
サーモスのステッカーを貼ったものなのです。

程なくして届いたサーモス君を早速、レストアです。
マズはステッカーはがし・・・
242Cダニエル君に照らしてもらい
遠赤ヒートプレートのオマケで貰った508Aをバーナー代わりにしてひたすら熱します。

・・・何とか素手で持てるかナ?くらいまでタンクを熱すると簡単に剥げるのデス!・・・

サーモスが嫌いというわけではないが・・・
オリジナルに戻したいが為のステッカー剥がし・・・
ペリペリペリペリ・・・下から出てきた・・・

コールマンのロゴ・・・だが・・・
死して名を残すかの如く剥がされたサーモスのステッカーによる看板効果はあったのでした!
私が魔法瓶を買うときは必ずサーモスを選ぶよ!さよならサーモス!

なんて感傷的になりながらぺリンと・・・ん~・・・やはりこうでなくては・・・
比較的状態の良い近代コールマンガソリンランタン・・・1991年(平成3年)1月製・・・
ほぼ使われずにズ~ッとしまってあったのだろう

この1991年1月に生まれた有名人でいうと・・・関口メンディさん・・・
サーモスのステッカーとはオサラバしたのだから・・・サーモス君ではなくなった。
サーモス君改めメンディ君にしよう!

ということで火力調節ノブを現状に戻し・・・ん!?・・・タンクがほのかにチャプチャプ音がする?
前オーナーが入れた残燃料?・・・フィラーキャップを開けると酸化した匂い・・・
恐ろしい!ホワイトガソリンが入ったまま熱していた私・・・
コレは洗浄油として使わせていただきましょう・・・

古い燃料は別容器に入れ・・・新しいホワイトガソリンを給油・・・

マントル用意

メンディ君はツーマントル型なのでこんな感じ・・・

燃やします。

取り付けて早々に燃やしてしまうなんて・・・と・・・いつも思うが・・・

あしたのジョーとは違いマントルは燃え尽きて灰になってからが役目を果たせるのです。・・・

続いてガソリンランタン点灯前儀式・・・シュッコンシュッコンシュッコンシュッコン

ポンプのゴムは経年劣化によりNGだったので新品に交換済み・・・
このポンプアクションは年代によって感じが違う・・・
ナゼ?か66年前のダニエル君の方がスムーズで圧のかかり方も良い・・・

先日、コールマンショップでこんなのも買った・・・
コールマン純正のチャッカマン?・・・(チャッカマンは商品名?)
そして後ろに見えるダニエル君には新旧いろんなコールマンロゴの入った純正グローブ

マントルOK~ホワイトガソリンOK~タンク圧OK~
火力調節ノブをひねって点火~

グローブ&傘を取り付けてシングルマントル242Cダニエル君と明るさ比較・・・
ん~・・・やはり倍の明るさ・・・
そのまま連続点灯試験を耐えられるかメンディ君!・・・がんばれ!!

西暦2014年の現代ではLED照明が普及し今更ガソリンランタンなんて・・・と
思われるけれど・・・ただ明るさと省電力性能ダケを追求した・・・ダケ!なんてつまらない

古来より人類は火を制し・・・文化を育み・・・

火とともに生きてきた・・・火を灯したものこそ・・・本来あるべき本当の明かりなのです。・・・

長時間の燃焼実験も終盤に差し掛かり・・・いよいよメンディー君の消灯試験・・・
ガソリンランタンならではの・・・そう・・・逆サンセットサン・・・なんだか物悲しくて・・・

古来より受け継いできた人間本来のDNAの中に生き続いている炎の光の最後を見たときの寂しさ・・・
・・・いいね!




コールマンのお話・・・「DINNEL!」

2014年11月24日 09時51分19秒 | コールマンのお話

映画TAXiに登場する主人公・・・

ダニエル・・・劇中彼の破茶目茶ぶりが面白い作品でした。・・・

そして私の手元に居るコールマン242Cガソリンランタン・・・

通称ダニエル君・・・(私ダケがそう呼んでいる)
前のオーナーが入れたであろう名前・・・
そのまま残っている・・・
ので・・・
ダニエル君と呼んでいるのです。

製造年は1948年2月・・・
恐ろしい!・・・
今から約66年も前の品・・・とうことはダニエル爺さんか?

1948年の2月とは?・・・朝鮮民主主義人民共和国樹立宣言がなされ
その年の9月9日に朝鮮民主主義人民共和国が成立されました。

兼高かおる世界の旅・・・なんて番組がありました。・・・子供の頃に見た記憶が有ります。

その・・・兼高かおるさんも1948年2月生まれ・・・の・・・66歳!

ということで約66年前の旧ロゴのサンシャインマーク・・・超カッコイイ~

そしてタンクにもサンシャインマーク・・・いいね!

コールマンの素晴らしいところは、ほぼ現代で使われているモノと消耗品が一緒・・・
ということは、致命的なところがパ~でないかぎり再生できるのデス!!
ということで、消耗品を用意して・・・
今から66年も前に作られたランタンの点灯式です。

コールマンランタンで一般的に知れ渡っているのが200シリーズのシングルマントル・・・
その200シリーズ以前のモデルである242シリーズ・・・
200シリーズとの決定的な違い・・・
キャリングハンドルの部分を逃がす切れ込みが入っているベンチレーター・・・

トップの部分にあるボールナットを外し

ん~・・・コールマン色(深緑)琺瑯仕上げ・・・チップな部分は歴史を物語っている

キャリングハンドルを外して

グローブを外し・・・コレは現代版のグローブ・・・ロゴが当時モノと違う・・・残念・・・

マントル装着

キュっと縛り

適当な長さでカット

こんな感じで

一度、燃やしてしまいます。・・・

シュワシュワシュワシュワ~~~~チリチリチリチリ~~~~・・・

完全燃焼の灰にします。

で・・・燃料補給~・・・って・・・現代版の給油口とサイズが違い・・・入らない!

急遽、用意したスポイトボトル・・・だが・・・ノズルが極細なのでラチがあかない!

今度はコレ・・・100円のソースさし!?・・・コレだと具合が良さそう・・・

コレにコールマン純正ホワイトガソリンを・・・ん!?

ホワイト(白)ガソリン?・・・初めて知った!・・・ホワイトガソリンの色、実は!!
綾波レイの髪の色と同じ・・・アイシングブルーだったのデス!!・・・
後で知ったのですがコールマン純正ホワイトガソリンは純正品の証として・・・
あえてアイシングブルーに着色しているそうです。・・・

リッター缶からソースさしに入れて・・・で・・・タンクの小さな給油口へチュ~~~~~ッと給油

8分目くらいまで給油し・・・いよいよガソリンランタンの点灯前儀式・・・
シュッコンシュッコンシュッコン・・・タンクに圧をかけていきます。・・・

火力調整ノブを開放し・・・点火~・・・

年式が超古いだけあって映画TAXiに登場するダニエルの如くハチャメチャな点灯となるだろうと・・・
思っていたのだが・・・

前のオーナーの整備が行き届いているのか?・・・いたって順調に事なきを得た?(逆につまらない)
「シュ~~~~~」と・・・可愛い燃焼音を奏でながら光を灯す・・・

辺りが暗くなったので庭園灯を消して庭に持っていった・・・こんな感じ・・・
近所の犬の散歩をしているオッサンと犬が不思議そうな顔をしてコッチを見ている・・・
そうだ!・・・ふと思い出した。

以前、大学の図書館で廃棄処分となった洋書(1903年製!?ウチに有るもので一番古い)

1948年製のコールマンランタンで・・・1903年製の本を・・・

照らしてみた・・・ん~・・・

良い感じ!

コールマンのお話・・・96年式508A再生記その2

2014年11月18日 21時09分59秒 | コールマンのお話
モータリゼーションが普及した1960年代頃から現代にかけて流行っているのがファミリーキャンプ・・・
40年代に軍用品の需要が多かったコールマン・・・戦争が終わり次に目をつけたのが・・・
キャンプ用品・・・そう・・・野戦用品で培った技術がそのままキャンプ用品の開発に役に立ったのです。

ということで96年式508Aのレストアの続きです。

受け皿や五徳をセットして次の作業・・・
この配管の中にはナゼか?バルブに引っ掛ける細い針金が入っています。・・・

ナゼ?こんなものが必要なのか分からないまま・・・有った様にセット・・・

とりあえず形になった!(コレで良いのか?)

コールマン純正ホワイトガソリンを給油~

ガソリンストーブのお決まりの儀式・・・ポンピング~・・・ん!?・・・

グ~!ググ~ググ~グ~!!クヲォ~~~~~!!・・・懐かしい・・・つい口ずさんでしまった。

この時点でタンク内の耐圧試験です。・・・タンクの何処からか液漏れするようでしたら
今までの苦労が全て水の泡・・・どうかナ!?・・・

良かった!!・・・何処からも漏れていない!!・・・正常に圧が掛けられている!!・・・
ということで点火前に心配なので消火器用意・・・

バルブを開放して点火!!・・・ズボォオォオォオォ~・・・ウヲォ~~~!!・・・2回目なので慣れた。

しばらくすると管が熱せられて落ち着いてきた・・・・が!・・・

洗浄剤やら潤滑剤やらが燃料と入り混じって燃焼したせいか?
今まで見たことの無いような炎の色を醸し出している!!(大丈夫か?)

遠赤ヒートプレートをセットして・・・しばらく燃焼・・・大丈夫そうです!!
18年前のジャンク品が!見事!再生!!・・・できました~!!・・・メデタシメデタシ・・・


コールマンのお話・・・96年式508A再生記その1

2014年11月17日 13時57分11秒 | コールマンのお話
1996年(平成8年)7月・・・世界ではクローン技術による成果が実を結び全く同じ羊を誕生させることに成功しました。
(たとえ違う羊でもみんな同じに見えてしまう?)

そして私の地元、群馬県では・・・未だに未解決の太田市女児連れ去り事件が起きました。
(真相はいかに?)

そんな1996年の・・・

7月に・・・

造られた・・・

携帯型ガソリンストーブのコールマン508A・・・実は、長年放置されていたモノらしく今では・・・
使い物にならないジャンク品と化してしまいました。そんな96年式508Aは、縁あってこの私の元へ・・・
再生されるべくして遠路はるばるやって参りました~!!・・・って・・・

マズ状態チェック・・・肝心のタンク・・・フィラーキャップを緩めて振ってみるとサビが!・・・ん~・・・
多少のサビ程度なら良いが穴が開くほど錆びていたらNGです。・・・大丈夫そう?・・・
洗浄に次ぐ洗浄により内部のゴミは綺麗になった。
ついでに液体の漏れは無いかのテストをしたところOK~(この時点で耐圧試験はしていない)

前のオーナーの手荒な扱いによりポンプを抑えているプラの部品は熱による変形が凄い・・・

このパーツは後程、交換するとして・・・
とりあえずケロイド状(?)になった部分は、ポンピングする際に指を傷つけない程度に整形・・・

ミゾに合わせて左にひねれば(ミゾの部分まで変形していたのでそこも整形した)

ポンプが引き抜けます。

・・・ん~・・・想像はしていたが・・・ここも凄い!

で・・・シリンダー側はというと・・・エラいことになっている?!

ポンプカップゴムは劣化により圧が掛けられない・・・ここも後程交換・・・

内部のシャフトを抜いて・・・

ポンプシリンダー部分を

ひたすら清掃~




構造が簡単なのでササッと腰上をバラして

・・・で・・・まずはタンク周りの清掃・・・

そういえば先日、現場の一斉清掃の時に拾った木の実・・・栗ではない・・・なんだろう?(意外と可愛い)

お話が横道にそれた(失礼)・・・ビスのサビが酷かったのでケミカル処理・・・(と言ってもサンポール漬け)
そう・・・サビは酸で落とせるのデス!・・・ん!?・・・酸と言えば・・・

動いちゃだめ!
体液が出ちゃう!
いい子だから動かないで~・・・(ジュゥヲァァァァ)・・・アァァァァァ~!!・・・っと・・・
ナウシカの悲鳴が聞こえてきそうなビスたち・・・
妄想の世界へ入ってしまい・・・また・・・お話が横道にそれてしまった!・・・