西京極 紫の館

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落下の解剖学  監督/ジュスティーヌ・トリエ

2024年03月01日 20時42分30秒 | 西京極シネマ
【主演】
 サンドラ・ヒュラー
 スワン・アルロー
 ミロ・マシャド・グラネール
 アントワーヌ・レナルツ

【ストーリー】
人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見し、悲鳴を聞いた母親が救助を要請するが、父親はすでに息絶えていた。当初は転落死と思われたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられていく。

【西京極の評価】
雪深い山荘での転落死。それは単なる事故なのか?それとも殺人?あるいは…?死んだ父親も、疑いをかけられた母親も、事故で視覚に障害を負った息子も、みな心の奥底に傷を負っている。そんな傷だらけの家族が臨んだ法廷劇。結果がどうあれスッキリする訳がない。ともあれ後半の急展開は見応えありだが、前半部が単調で眠かった。俳優陣の演技は素晴らしかっただけに、脚本のバランスの悪さが勿体ない。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

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