西京極 紫の館

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10/14 第38節 カターレ富山戦 (京都・西京極競技場)

2012年10月14日 20時49分32秒 | サンガ観戦レポート2012
写真:試合前、パーサも僕も勝ち気マンマンだったのですが…

3試合マッチアップして3引き分け。
サンガが決着をつけられていない相手、富山。
今日こそケリをつける。
負けはもちろん、個人的には引き分けでも許せない試合。
相手はJFL降格するかも…という20位にいるのだし、
そんな相手を圧倒して勝てなくてどうする!
それくらいの気迫で臨んでもらいたい。

富山にはサンガに縁のある選手が多い。
監督の安間さんはサンガの大木さんの元同僚だし、
富山のエースは元サンガの黒部。
GKはレンタル中のサンガの支配下選手のジャンボ守田。
ベンチメンバーには加藤弘堅もいる。
彼らに強くなったサンガを見せつける事が出来るか?

【サンガのスタメン】
 GK:水谷
 DF:安藤、酒井、染谷、黄大城
 MF:鄭又榮、中山、工藤、中村充、駒井
 FW:宮吉
SUB:児玉、内野、倉貫、内藤、伊藤、原、長沢

天皇杯磐田戦でレッドを喰らったバキが欠場。
代わってセンターバックに入ったのは酒井。
…ん?フクちゃんがおらんやん。なんで?
怪我?体調不良?
ちょっとモヤモヤした状態で試合開始。

【試合感想】
試合の入りは危な気なかった。
富山のプレスが緩かったこともあってサンガが押し込む展開。
富山はサンガゴールへ迫る様なシーンは皆無で、
黒部にはほとんどボールが収まらない。
前半サンガのシュート7に対し、富山のシュートはわずかに2。
中盤のセカンドボールはほとんどサンガがキープ。
ゴールこそなかったが、いつでもサンガにゴールが生まれそうな気配だった。
ゆえにこの時点でサンガが負けるなんて考えもしなかった…
それはピッチ上のサンガイレブンも感じていたかもしれない。

いつでも勝てる

そう思っていたのではないだろうか?
しかし、前半をスコアレスのまま終えた頃には、イヤな予感がした。
この“勝てそうで勝てない”モヤモヤした感じはいつもの富山戦だ。
後半からスイッチを切り替えなければ…ヤバい事になりはしないか?

その予感は現実となった。
後半になるとさらに富山はベタ引きとなり、自陣に引きこもる。
ゴール前は富山の選手が埋め尽くし、パスを回すスペースがない。
シュートを打ってもジャンボの正面か、遥かクロスバーの上。
時間だけがどんどん消費されていく。

先発ワントップだったミヤの今日の出来はイマイチ。
ミヤは先発で使うと活躍出来ない。
後半15分あたりで調子の上がらないミヤを下げて、内藤を入れる。
前線には駒井や充孝を上げた模様。
これでやや前線に人数がかけられるようになり、チャンスも増えたが、
それでもゴールネットを揺らせない。

また引き分け?

時間がないよ!
攻撃のシフトアップしろよ!
前線に早くボールを送れよ!
シュート打てよ!
また引き分けなんて許さへんで!!

時間はもうロスタイムになろうかという後半40分すぎ。
富山のフリーキックからまさかの失点。
引き分けどころか、負け。

負け?

信じられへん。
富山には失礼かもしれないが、負ける様な相手じゃなかった。
その相手に負け。

試合終了のホイッスルと共に、強烈な脱力感と怒りが襲ってきた。
いつでも勝てるというのは、自信ではなく、ただの慢心だった。
勝てると思っていた、自分の甘さに腹が立つ!
あんまり腹が立ったので、選手の挨拶を待たずに自分の応援旗を片付け、
いつもなら片付けを手伝うビッグフラッグもほったらかして帰宅。
正直、まだ腹が立ってます。
この怒り、次節サンガが勝たないと治まりそうもないです。


【試合結果】 京都0-1富山

【観客数】 9,046人 (結構な観客だったのに…これじゃリピーター増えんわ)

【得点者】
 富山:西川86

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:安藤5.5、酒井5.5、染谷5、黄大城5
 MF:鄭又榮5(87分 原5)、中山5、工藤5.5、中村充5、駒井5
 FW:宮吉4(61分 内藤5.5)

【今日の私的MOM】
 内藤洋平:交代で入って中盤でリズムを掴むも結果にはつながらず…無念

【サンガの現在の成績】
 20勝4分13敗 勝ち点64 暫定順位4位(昇格圏2位・湘南との勝ち点差1)

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