【出演】
松坂 桃李
沢尻 エリカ
新田 真剣佑
間宮 祥太朗
【ストーリー】
大都会を舞台に立て続けに変死事件が起こり、その現場には決まっていつも黒のスーツを着た男の姿があった。その男は宇相吹正で、“電話ボックスの男”とSNSで話題になっており、とある電話ボックスに殺人の依頼を貼るだけで必ず遂行されるとささやかれていた。実際に標的は100パーセントの確率で、事故や自殺や病気によって命を落としており…
【西京極の評価】
『ノロイ』『オカルト』『コワすぎ!』等、低予算でモキュメンタリーホラーを撮らせると名監督の白石晃士。なぜか製作費が上がるほどに
ダメ監督になってしまう。とにかく肝となる殺意が生まれる動機にまったく共感出来ない。そして宇相吹が言う“純粋な殺意”の定義が曖昧。役者の演技もオーバー気味で観ていてゲンナリしちゃう。これではっきりしました。
映画プロデューサーさんは白石晃士には余計な予算は与えないようにお願いします。低予算なら名監督だから。
【総合評価】 ☆★★★★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆★★★★
演出/演技 ☆★★★★
映像 ☆☆★★★
音楽/音響 ☆☆★★★