にんじんにっき

アトリエにんじん畑の作品紹介と日々のできごと。

岩村俊秀展・・・大文字山登山の巻 

2009-10-30 23:49:21 | 家族
今日もいいお天気

作品に生けるススキをどこかに無いかとギャラリーの奥様にお聞きしたら
「近くの山にあるかも」と
一緒に行ってくださることになり、出発~
ほんのすぐ近くと思っていたので、限りなくラフな格好にザボ(つっかけのようなサンダル)で山へ。

銀閣寺の参道の脇を上がっていくと日陰になって木漏れ日が気持ちいい。
奥様と色々楽しいお話をしながら、歩いていくけれどススキは見つからない
登っていく私達とは反対に降りてくる幼稚園の子供達と挨拶を交わしたり
景色を楽しんでいたけれど、だんだん険しくなってきて息が上がってきた。。。
途中、男の方がススキを手に持っていらしたので何処で取って来られたのか
聞いてみたら、頂上とのことでも途中にあるかも知れないと自分に言い聞かせる。
奥様に少し疲れたので休憩してから行くので先に行ってと言われてそうさせてもらう。

最初は気持ちよく歩いていたんだけど、あれだけすれ違ってた人がピタリと
だれも居なくなって、前を見ても後ろを見ても誰も来ない。。。
 ちょっと怖くなったので階段に座って少し人を待ってみる。

やっぱり誰も来ないし、蚊がたくさんブンブン寄ってくるのでスックと立ち上がり
覚悟を決める
恐くない・恐くない!!と言い聞かせて
でも遭難したらと携帯の電波を確認しひたすら突き進む。
ザボが脱げそうで何度もつまづき、息も上がり、汗ビッショリ。
やっぱり誰にも逢わないまま、お地蔵様に出くわす。
道しるべが全然無いので本当に合っているのか心配。
どこが終点かもわからないので不安でいっぱいだけど、とにかくココまできたら
あと少しのはず。
お地蔵様に無事とススキのお願いをして、また登る。
少し行くと、階段が
 さ、先が見えない~

ここでもまた恐くなったけど、がんばって一段一段踏みしめる。
そして、一番上に上がるとこの景色 
ススキもありました!頂上でやっと人が数人居ました

降りる時はたくさんの人にすれ違い、上がる時の最後まで一人ぼっちだったのは
何だったのかと
神様が与えた試練?(大げさすぎる

大文字山登山無事成功。教訓登山の時は靴を履いていきましょう。
長々読んでくださってありがとう