夢をかなえる新聞・聖教新聞 -人間革命の指針-

聖教新聞は夢をかなえる新聞です。その中より「新・人間革命」、名字の言、体験から夢をかなえゆくための指針をつづります。

ようこそ関西へ 12.24

2011-12-30 14:06:58 | 名字の言
「ようこそ関西へ!」「私たちもこの日を待ちに待っていました」。常勝関西青年会館を初めて訪れた海外の賓客は、中華全国青年連合会が派遣する「中国青年代表団」だった(18日)▼中国と関西創価学会には縁がある。糸を結んだのは、池田名誉会長の国交正常化提言から遡ること2年。1966年9月、甲子園球場での関西文化祭だ▼出演者の姿は、報道写真家の故・三木淳氏を「雨に打たれ、泥濘にまみれ、演技する若者を見ているうちに、私の胸は熱くなり、眼より涙が滂沱と流れてきた」と感嘆させた。周恩来総理の指示で、学会を研究する関係者にも鮮烈な印象を与えた。記録映像を見て、学会が大衆を基盤とし、中日友好に大切な団体であることを深く認識した――周総理の通訳・林麗ウン女史は、そう証言する▼中国青年代表団と関西青年部の“友好の集い”でのこと。李家華団長は、皆に1本の指で掌を叩くよう促した。次は2本、その次は3本……。叩く音が次第に大きくなる。「この音と同じように、中日の青年が手を取り合うほど、両国の絆はさらに強固になります」と李団長は力を込めた▼明年は国交正常化40周年。友好を開いた先人の労苦を心に刻み、万代の平和を固める使命は、青年にこそある。(芯)

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