黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

物事がどんどん動きだします!

2010年02月18日 | はるの成長日記
昨日はMEGさんとミーティング。
次回の名古屋セミナーについても話を進めています。

どのような意図でしているかを明確にするところ、
あえて意図は伏せて、参加者の方自身に気づいてもらうところ、
それは、世間のセオリーを敢えて逆をいっているところもあります。
(普通はネタばらししないだろ!というところで解説をいれたり、
本来ならば「テーマ」として大々的に掲げる言葉をあえていれなかったり)
今回そういう構成にしていることで、より参加者の方自身にとって、
必要なものを持って帰っていただいている実感がありました。
何を求めてセミナーに参加したかは、それぞれ違いますもんね。

私とMEGさんが幸せをおすそわけしたいとして、
何を「幸せ」とするかは、人それぞれなわけです。
私たちが「幸せ」と思うカタチを、参加者の方に押し付けるわけにはいかないよね?
というのは、セミナー前にMEGさんとたくさん話していました。

どんなに高価なものを頂いても、
自分にとって価値のないものや必要のないものだったら、いらないし、ね(笑)

私とMEGさんの意見が対立することもよくあります。
ふたりでひとつのセミナーを作り上げるのですから、
よくわからないことや納得できないことは、
お互いプロとしてひとつひとつ明確にしていきます。
最初は正反対の意見に思われたことが、
奥の奥のほうでひとつにつながったときは、鳥肌が立ちそうになります。

あなたが正しいでも、私が正しいでもなく、どちらも正しい。
アプローチが違うだけで、想いは同じ。

同じ山を登るにも、道はいくつもあります。

気がつけばなんと5時間も話していました!
もう、楽しくって、楽しくって♪

5月の名古屋、どうぞお楽しみに

感情を否定しない

2010年02月18日 | はるのセッション日記
昨日は、名古屋セミナーに参加された方の特典コーチングの日でした。

名古屋セミナーでお伝えしたことが腑に落ちて、
とてもスッキリ、サッパリされているのだとか。
あと、すごくパワーをもらった感じ!といっていただきました。
お役に立てて嬉しいです。

昨日のセッションをしながら感じたのは、
私たちって意外と感情を否定して生きているんだな、ってこと。
それは、「喜怒哀楽」の中のネガティブにとらえられがちな
「怒」や「哀」だけではなく、「喜」や「楽」に対しても。

感情を否定するっていうことは、
常に「~じゃなきゃだめだ」とか、
「~しちゃだめだ」というような枠を感じます。

誰かにお子さんのことを誉められた時、
「いや~そんなことないんですよ~、いつも○○ばっかりで~」と
お礼を言う前に、すぐに否定することを探していませんか?

怒ってはいけないと、嫌なことがあっても我慢していませんか?

泣くのはダメなこと、恥ずかしいこと、迷惑なこと、と勝手にラベルを貼っていませんか?

楽をしてはいけない、夫や子どもを優先して自分の楽しみを後回しにしていませんか?
苦労するのが美徳だと、楽して楽しんでいる人をどこかで否定していませんか?

よくコーチはニュートラルであらねばならないといいますが、
それは決して感情に蓋をした状態ではないのです。
感情をすべて受けとめた上でのニュートラル。
結果は同じだけれど、過程が違う。
コーチングでは、このゴールまでの過程をとても大切にしています。
ただゴールまで導けばいいだけなら、ティーチングしちゃったほうが早いですから。
けれど、あえてそれをせずに、
クライアントさんと共にゴールを見つめながら、
一緒に寄り添っていくのがコーチであると考えています。


人間ですもの。
喜怒哀楽はあって当然。
我慢して体の中に溜めこんでいたら、いかにもよくなさそうです(笑)

喜びも怒りも哀しみも楽しみも、
あなたがちゃんと生きている証し。
一度、受けとめてみませんか?

そしたらね、他の人にも同じようにできるようになるんです。

喜怒哀楽を素直に表現できることは、とても健全なことなんです。
能面みたいな顔で暮らしたくはないでしょう?