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黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

激震の次の日

2008年10月31日 | はるの子育てコーチング日記


今日はハロウィンです



グリムスのハロウィンバージョンも今日まででしょうか。

昨日は激震だった我が家ですが、
ちょっぴり気分を変えるべく夫がモロゾフのケーキを買ってきてくれました

ハロウィン限定(多分)パンプキンチーズケーキ



値段は普通のチーズケーキの倍ぐらいしたそうですが、
一口ごとにかぼちゃの風味が広がって、

「あーーー、おいしーーー
っていいながら食べました。


帰りに担任の先生とお話すると、
今日はいつになく静かだったとか

○○くんとも話して、まだ少し腫れていたものの
「もう大丈夫やで
といってくれました

○○くんのお母さんとも、会うことができて
「昨日はわざわざ電話くれてごめんね~」
「いやいや、こちらこそ、ほんとごめんなさいね」
と。
風のことまで気にしていただいてほんとありがたかったです。

そして、玄関をでようとしたところ、
他の先生が声をかけてくれました。

昨日は、お母さんにも気を使わせてしまってすみませんでした。
本当は、手が出てしまう前に止められたらよかったんですけど。
風くんも目の前でお友達が血がでてきたらびっくりしたよね。
怪我をさせてしまったら、叱らなきゃいけないし、
怪我をしてしまった子には痛い思いをさせちゃうし、
どちらにもかわいそうな思いをさせてしまうから、本当に申し訳なかったです。

そういっていただけると、
私の胸のつかえもとれたような感じ。



そして、さっき家でPCに向かっている私のところに風が寄ってきて、
「ママ、のど痛いでしょ?ボクのハイチュウあげるね」
と、風の大事な大事なハイチュウを私に1個分けてくれました。

ありがとう。
ママはそんな優しいあなたが大好きだよ

ショーーーーック!!!

2008年10月31日 | はるの子育てコーチング日記
昨日のお迎えのとき、
風の担任の先生が私の顔を見るなり、
「あっ、今日、風くんがね~」
といわれたので、ま~た何かおバカなことでもしていたのかと思ったら、

なんと
お友達に怪我をさせてしまったそうなのです


先生のお話によると、
風が遊んでいたスコップをお友達が取り上げ投げてしまった(らしく)
それに怒った風が、お友達をスコップで叩いてしまい、
それが目の際だったため、念のため病院で診察してもらったとのことでした。


ガーン、ガーン、ガーーーーーン


いやいや、男の子ですし、
怪我をしたり、縫ったり、折れたりはこれから経験するかとは思っていましたが、
お友達に怪我をさせるというのはまた別の問題です


思わず、それがどれだけいけないことか、
トクトクと話をしてしまいました。


そして、このことを夫にも報告し、
これはやはりお詫びにいかなければ
夫に手土産を買ってきてもらうように頼みました。


風はというと、
「○○くんのおうちまでいって、『ごめんなさい』するよ
といわれたとたん、コトの重要性が改めてわかったのか、
「ママと一緒にいきたい・・・」
と手を握ってきました。
「もちろん、ママも一緒に行ってあげる。
ママだけじゃなくて、パパも一緒にいってごめんなさいするよ。」
というと、ますます驚いていました。
彼にとっては『パパがごめんなさいすること』は、
やはり衝撃だったようです。


いけないことはいけない、ときちんと教えなければいけません。


だけど、怒られっぱなしの風の気持ちの行き所がないような気がして、
私の本当の気持ちを伝えてみました。


ママはね、風が本当はとっても優しい子だって知ってるよ。
スコップとられて嫌やったんやね。
「やめて」っていってもやめてくれなかったのはお友達も悪いけど、
だからといって、手を出すのはもっと悪いこと。
もし、風がお友達とケンカして、お怪我したらママはすごく心配だし悲しくなる。
風のことがとっても大切で大好きだから。
でも、それはお友達のお母さんも同じなんだよ。
○○くんのお母さんも大事な大事な○○くんがお怪我しちゃって、
とっても心配だし、悲しんでいると思う。
○○くんもとっても痛くて嫌な思いをしてると思う。
風もね、嫌な気持ちになってつい叩いちゃったら、
血がでちゃってびっくりした?
その気持もわかるけど、
もし、おめめが見えなくなっていたら、
ごめんなさいしても許してもらえないくらい大変なことになっていたんだよ。
けんかして勝ったら強いんじゃない。
人に優しくできるってことが、強いってこと。
だから一緒に「ごめんなさい」しにいこうね。


風はもしおめめがみえなくなったらどんな感じなのか、
自分の手で片目をふさいでみていました。


そしてぽそっと
「先生に怒られてショックやった・・・」
といいました。

思えば、いろんな人に怒られてばかりだったのでしょう。

お友達に怪我をさせてしまったのは、
本当に申し訳なく、どれだけお詫びしても足りませんが、
風ならきっと、今回のことをいい経験として、
本当の優しさ、強さを胸に刻んでくれればと思いました。


とはいっても、まだまだヒヨコちゃんなので、
こんなことを何度も繰り返しながら成長していくのでしょうが



結局、先方にひとまずお電話でお詫びしたところ、
直接お伺いするのは固辞されたので、
重ねてお詫びの気持ちを伝えました。



夫が帰宅したら、
風はまた別室に呼ばれパパとお話していました。


いけないことはいけないと教えなくてはなりません。
お友達に怪我をさせてしまったことは絶対的にいけないこと。

だけど、風の心にもそっと寄り添ってあげたいと思った出来事でした
風を信じてあげることによって、
きっと風の心ものびやかになってくれる・・・。


一緒にお風呂に入りながら、
いっぱいいっぱいぎゅ~しました