月食

Ｈ３０年２月１日（木）
昨夜は皆既月食。
少々寒かったが、何年かぶりの天体ショーを眺めてみた。
薄い雲があってやや霞んで見えたものの、スケールの大きな宇宙の営みに
感動した。


（1月31日　22時ころ）

かつては、科学と心の世界とは水と油のように相対立するものとされていた
が、最近は大分溶け合ってきたようだ。

最たるものとして思い浮かぶのは、宇宙は自分たちを観察してくれる人間を
必要としている、という説である（人間原理)。
宇宙の究極の目的は人間存在ということらしい。宗教関係の人ならともかく、
れっきとした物理や天文などの科学者が言うことであり、しかも相当数の
支持を得ているというのだから驚きである。

にわかに信じられる話しではないにしても、専門家の間でそういう議論が盛ん
にされているということは興味深く、無数のお星様にも親しみが沸いてくる。

（お昼寝三昧)