自己内観ブログ

自己を信じて大地にしっかり根付いた生き方をするための日々の閃きを綴ります。

ニィナの旅4~月の役割~

2018-05-07 15:15:00 | 物語
少し間があきましたが「ニィナの旅3」の続きです。

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インフォメーションに繋がる入り口にベルから降ろされると、すぐ自動コンベアに乗せられるようにしてひとつのカプセル内に着いた。
そこは、狭いスペースにモニターが置いてあった。その時、モニターに触れるようにとテレパシーが送られてきた。ニィナが画面にタッチすると、日本語が出て来て宇宙へ出る目的やルールなどの説明、そして同意などが求められた。インフォメーションに入るとすぐに何かにスキャンされて地球人とか言語能力とかテレパシー能力などが把握されているようだ。

ニィナは、すべてに同意した。その手続きが終わると出口からまた自動的にベルへ戻された。
ここは、やはり宇宙へ出る港なんだと思っているとベルが
「初回だけ手続きが必要ですが、これからは月に着いたらワタシが自動で行き先の手続きをします」と伝えてきた。
「そうなんだね。でも、たくさんカプセルみたいなものがあるけどあれは、何?」

ベルが「地球へ入る手続きのカプセルや入らずにここから、地球で会いたい人と交信するカプセルです」と伝えてきた。なんでも地球には、現在まだ簡単に入れないのだそうだ。入れるには、かなりのことをクリアしたりしなければならないようだ。
その第一の理由は、地球のほとんどの政府が宇宙人の存在を認めていないし、受け入れるレベルにないためだという。宇宙全体から見ると地球は取り残されている状態のようだ。
確かに、宇宙人やUFOなどを公に言うとオカルトに分類され生きにくい面もある。
ニィナは、気にせず話すが怪しい人とか思われているのかもしれない。
でも、ニィナには確信が持てるたくさんの経験があるのでちっとも、怪しくないし真剣に向き合っているだけなのだった。

次にベルはこんなことも伝えて来た。
満月や春分、秋分、夏至、冬至、月食などエネルギーが強力なときや地球の魂が宇宙に旅立つ時や地球で人々が意識を合わせる日(日本ならお盆や正月、キリスト教世界ならクリスマスなど、その国々が意識をひとつにする日)に合わせてこの月に集まる宇宙の魂が多いようだ。

このカプセルは、宿泊可能で何日か留まり縁のある家族などにここから意識を送り続けているソウルメイトや宇宙人がいるという。
ニィナは、今は亡き祖母や叔父や縁ある人達が月を見ているといろいろ語りかけ励ましてくれたり、インスピレーションが湧いてきた理由がよくわかった。

「お月様」って言うだけ意味のある時空を繋げる場だったのだと月の役割を知り深く感銘しているニィナだった。

そして次は、どこの星に行こうかと目を輝かせていた。

続く...

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