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原発エリート達は原発マネーゲームボケの国民皆殺しも平気な金の亡者集団だ。

2011-07-11 23:57:48 | 足軽の階級

福島第1原発

2011/03/19 07:56

 

 
 
ハイパーレスキュー原発への放水は60トン 19日も2回目の放水へ
2011.3.19 01:25
 
 東京電力福島第1原発3号機に向けたハイパーレスキューなど東京消防庁の緊急消防援助隊の放水は19日午前0時50分に終了した。午前0時半から放水を開始、放水量は推定60トンに上った。
 
 東京消防庁によると、機材は現場に残し、隊員らは放射線の影響が少ない安全地帯に退避した。
 
 19日正午から2回目の放水をする予定という。
 
 東京消防庁によると、原子炉建屋に近い岸壁から「スーパーポンパー」と呼ばれる送水車でくみ上げた海水を、防護服を着用した隊員が手作業で伸ばしたホースで中継。地上22メートルの高さから放水可能な屈折放水塔車で3号機に水を放った。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110319/dst11031901250006-n1.htm
 
 
自衛隊、消防庁もがんばっている。
 
私は素人なので、余計な心配をするのだが、消防車が水を撒き散らしていて、東電が電源を引こうとしている。ふつうに考えて濡れた場所で電気を使うのはご法度だ。感電するかもしれないし、せっかくの電気がショートするかもしれない。同時に平行してやることだろうか。
 
原発の機器は、すでに海水をかぶっていて、そこへ海から海水を汲んで撒けば、津波の総仕上げみたいなものではないだろうか。
 
しかも東電はいきなり送電線から電気を引いてくればなんとかなるかも、と言い出した。それが有効な対策だったらなぜもっと早くやらなかったのだろうか。

 

これまで現場にあった多数の電源車両ではだめで、送電線ならいけるというのは、なにかごまかしがあるような気もしないではない。ポンプとやらは動くのだろうか。もし動くんならどうして今まで動かせなかったのか。
 
みなさんは、赤外の衛星写真とか、真夏のヒートアイランド現象のためにマスコミが時々見せてくれる、建物などの温度分布を示す写真を見たことがあるだろう。なぜ誰かがそういうカメラを持っていって、原発を写してみないのだろうか。もちろん建物の表面の温度だけれども、温度が上がった、下がったくらいはわかるだろう。
 
建物の内部を写したいなら、自衛隊の偵察機に赤外カメラくらいあるはず。上空から屋根のふっとんだ原発を写せば内部はすぐわかる。アメリカに頼んでグローバル・ホークを飛ばしてもらってもいい。
 
東電のやっていることと、自衛隊・消防庁のやっていることとは、同時並行してやるようなことなのかなと思う。しかも、消防署のほうは、順次に戦力投入のようで、大阪市からも行くらしい。考え抜かれた策というわけでもない。
 
前に、1、2、3号機を、3匹のモグラを1つのハンマーで叩こうとしていると書いた。そのときにハンマーを2つとか3つにしておけば良かったのにそうはしなかった。そして今度は、自衛隊や消防をチョコチョコ出してきて、効果も定かでないことをやっている。
 
どうも、やることがいきあったりばったりのドロ縄に見えてしまう。誰かがどこかで知恵を絞って計画を立て、実行しているとは思えないのだ。一元化された指揮官や参謀がいないと思う。
 
無能の見本みたいな事故対策だと思ってはいるが、その結果が重大なことになるとは思っていない。最悪でも半径数キロが立ち入り禁止になって、農産物を政府が買い上げる程度で収まると思っているからだ。
 
しかし、東電や下請けなどの、事故対策を必死でやってきた人たちは、ただではすまないだろう。可哀想なことだ。東電の役員が福島の記者会見で号泣したらしい。誰も死んでもいないのにすでに泣いている。私に言わせれば、そんな弱虫だから必要なことをこれまでしてこなかったし、これから重病人が出ることになるのだと思う。
 
 
 
回数重ねる必要がある3号機への放水
 
 東京電力福島第一原発3号機で17日午前から始まった使用済み核燃料の一時貯蔵プールに対する放水作業。
 
 冷却水が蒸発して露出している恐れのある燃料を冷やすためだが、自衛隊の大型輸送ヘリによる水の投下は1回あたり約7・5トンで、拡散量も多い。1回あたり4トンの放水能力のある警視庁の高圧放水車と合わせても、回数を重ねないと十分に冷却できないとみられる。
 
 出力78万4000キロ・ワットの3号機のプールは、原子炉建屋内にあり、深さ12メートル。使用済み核燃料は現在、514本置かれている。通常は、約1400トンの水が20~40度に保たれた状態だが、14日に起きた3号機の水素爆発で建屋が吹き飛んだ後は雨ざらしになっている。水温や水位に関するデータが取れない上、放射線量が高いため、地上からは目視による確認もできない。東電では、プールが空になっていると想定して、満杯になるだけの水を入れる予定だが、成否を確かめるのは難しいとしている。
 
 自衛隊のヘリは、機体にぶら下げた容器で海水をくみ上げ、3号機の建屋上空を通過しながら投下している。これまで山火事の時などの消火活動で出動することはあったものの、広範囲に散布するので、今回求められている建物へのピンポイント投下は経験がないという。
 
 林勉・元日立製作所原子力事業部長は「上空からでは、投下した海水がかなり拡散し、一時的な冷却効果しか望めないだろう。水面から露出して熱を持った核燃料棒に水をかけた場合、核燃料棒が壊れ、ガス状の放射性物質が一時的に放出される恐れがある」と危惧する一方、「このまま放っておくと、さらに危険な状態になる。地上からの放水も含め、総力を挙げて取り組む必要がある」と語った。
 
 宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子力工学)は、100万キロ・ワット級の発電能力がある原発のプールに燃料が1か月置かれていたという想定で単純計算した場合、冷却水を循環させることができない現状では、プールが満杯だったとしても毎時5トン程度の注水が必要とみている。「このまま冷却ができないと、燃料棒が溶ける恐れがある。放水を繰り返しやらざるを得ない」と強調した。
 
 住田健二・元原子力安全委員(大阪大名誉教授)は「ホースで水を直接プールに入れた方がいいが、放射線量が高すぎてそこまで近づける状況ではないだろう。水で冷却するのに加え、臨界を防ぐために、核分裂反応を抑える効果のあるホウ酸も絶対に投入しなければならない」と指摘する。
 
(2011年3月17日12時27分 読売新聞)
 
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110317-OYT1T00460.htm
 
 
この記事を見ると核燃料が入っているプールは、1400トンの水があるものらしい。自衛隊のヘリは4回7・5トンを投下し合計30トンで終了。効果はみられなかったという。
 
警視庁の放水車は、NHKによると7時すぎに試みたものの水が届かず撤退。これから自衛隊が放水を試みるそうだ。
 
自衛隊は、必要量にとても届かない、なんの効果もなさそうな30トンという少ない量でやめてしまい、警視庁はやってやるという意気込みは買うが、なんの役にもたたなかった。

 

1400トンのプールに、ヘリで7.5トンづつ運ぶとしたら約187回かかる。
 
なんだかバカバカしいと思うのは私だけだろうか。バカバカしいを通りこしてあきれる事態だ。
 
 
しかも、3号炉にかまけている間にも、4、5、6号機の使用済み核燃料が、ますます危険になってきていないだろうか。
 
まだ3号炉で作業ができた間に、プールに消火用のホースを引いて固定し、海水でもなんでもいつでも注入できる用意くらいしておくべきだったのではないか。それをいえば5、6号機だって、まだおとなしいうちにホースを設置しておこうとかいう考えはないのだろうか。
 
東電は、核燃料が燃えだしてからでないと手がうてないのか。



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