ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

ニヒル牛

2007年12月30日 | Weblog
ニヒル牛はなんでも、あり、です。
作品としての完成度は、もちろんまちまちだし、作品を作る姿勢も、ほんとにそれぞれです。
ニヒル牛の新規作家ハマナカケイタさん。
まだ、売るものを作れないと言う、彼の箱にあるのは、彼が小学4年生だったころから今になるまでためられている、例えばノートの走り書きだったり、漫画だったり。
「人に見てもらいたい。感想を聞きたい」そういう彼の気持ちが、正直私には、少し分かりません。
なぜなら彼の作品は、他人に見せるための体裁を整えていないし、気持ちのままそれは、生々しくて、私なら、ひきだしのすみに隠しておくように、あまりに素です。
その中には例えば、架空のアイドルを作り上げて、彼女のインタビューや売るための戦略をしたためたページや。
空想と創作が、とても不思議なバランスであります。

「表現という言葉が、あまりに漠然としていて、難しい」今日、作家さんと話しました。

極端な話し、書きたい物があるなら、それを受け取る他者の事は、考えなくてもいいんじゃないかと、私は思ったりもするのですが。
私は、生である事が少し怖い様な、ハマナカさんの箱が気になるし、彼の作品を、これからを見て行こうと思っています。

みんな、あまりにハゲタカの事を知らない・・。
鷲津への思いが収まらない私は、昨日山中奈緒子に話したら「ああ、知らないけど、なんかとがった靴を履いてそうだね!」
・・・これって、話しをあわせてくれているのだろうか・・?
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大掃除が終わらない!(切実) | トップ | ありがとうございました。 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鷺津・・ (iRako)
2008-01-02 17:27:53
かっこいいです、鷺津。
麿赤兒さんの息子さんなんですよね・・。

山中さんといえば、なまらやさんの鮭テリーヌを絶賛した後、
「絶対に猫が好きな味だよね!!」と明るく言い切ってました。(笑)

2008年も、ニヒル牛に幸あれ。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事