小さな女の子とおじいちゃんが、買い物に来てくれる。
「好きな物を一つ」
おじいちゃんがそう言って、2人はゆっくり店内を巡る。
「これ」「ううん、やっぱりこれ」「それがいいの?」「ああ、でもこっちも・・」
女の子はゆっくりと、おじいちゃんも決してせかさず。
たっぷり考えて選んだ作品を、おじいちゃんが私の所に持ってきてくれた。
聖悟さん作の、小さなガラスのお雛様。
「ああ、素敵なの選んだね」
女の子が、ちょっと照れてうなずく。
おじいちゃんもにこにことうなずく。
袋に入れて、渡して。
静かな彼女が、帰り際に小さく手を振ってくれた。
個人的には、聖悟さんのこれも好き。
今日もいい日だ。
この上なく。
「好きな物を一つ」
おじいちゃんがそう言って、2人はゆっくり店内を巡る。
「これ」「ううん、やっぱりこれ」「それがいいの?」「ああ、でもこっちも・・」
女の子はゆっくりと、おじいちゃんも決してせかさず。
たっぷり考えて選んだ作品を、おじいちゃんが私の所に持ってきてくれた。
聖悟さん作の、小さなガラスのお雛様。
「ああ、素敵なの選んだね」
女の子が、ちょっと照れてうなずく。
おじいちゃんもにこにことうなずく。
袋に入れて、渡して。
静かな彼女が、帰り際に小さく手を振ってくれた。
個人的には、聖悟さんのこれも好き。
今日もいい日だ。
この上なく。