2011年のくす美の展示

一年に一回、ニヒル牛で展示されるくす美の作品。
今年はなるほど。
こう来たか・・・・と。
昨日帰国した私は、とにかく見に行かなければと、店番予定のニヒル牛2を開ける前にニヒル牛に向かいました。

慌ただしい中で、今年のくす美の展示、竜宮城での祈りをすませます。
音を聞いて、玉手箱をもらって。
灯籠は、ほんとはもっと、ゆっくり見つめたい。
しかし、なるほど。
痛い事を、あくまでとぼけてくす美は語る。
くす美は、端正な世界なのに、どこかしょぼい。
無機質な中に、深い悲しみと滑稽を持つ。
くす美は・・。

ニヒル牛とニヒル牛2の形を作ってくれたのがくす美だから、私はまだ、ここにいるのかもしれない。
毎年その事を、思い知ります。