ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

ごめん。長いよー

2009年09月15日 | Weblog
自転車で店に向かいながら、野菜や肉を考える。
大体30分の余裕があるので、献立を組み立てて、いそいで買い物していく。
それは、普段はけっこう好きな事なんだけど、今日は全然嫌になった。
ほんとに軽い、蒸発願望は、多分誰にもあると思う。
ささいな事で、人は、人との関わりの一切を、断ち切りたくなる。
私は、自分で言うのもなんだが、バランスの人だ。
人との付き合いは、うまいと思う。
それでも、色がつき始めた柿を見ながら、切なく甘い、孤独の、風の中歩く一人を思う。
・・・店について、ドアを見た。
スタッフの桃ちゃんが描いてくれた、ちょっとなつかしい女の子のポスターを、山中奈緒子が、カバンの様に貼っていた。
可愛いなあ。
嬉しいなあ。
店で作業。
しばらく連絡の無かった作家さんが、おずおずと連絡くれる。
作家の茜さんが来店。ちょっと、しずかに話す。
自分のバランスをとっていく。
姉から電話「京都のすげえいい、鰻茶漬けがあるけど、いる?」
「いるよーーーー!!姉さん!いるともさ、いや、実は私今日さあ・・」
「いや、あんたの今日はいいから、それよりちりめん山椒もいる?」
「今日は、すごく欲しいよ!だってさあ」
「だってはいいから。おかやんが、玄米はあわないって、家から一回分のご飯、持ってく」

こうやって、私は人の中で生きて行く。
軽い蒸発願望は、夏バテでの家事放棄、ともいうやもしれん。
いわないやも、しれん。

こんな長文を書いてしまった店番もわくわくの、カバン展
「秋のおでかけ展」は9/11から9/30です!

コメント (1)
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