中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

日本語コーナーで納豆を食べる

2014年10月03日 | 日本語

先日行った日本語コーナーでは活動の一環として日本の納豆を試食しました。このブログでも触れた様に、中国の陶宝網等のネットショップで納豆が買う事が出来る事が解り、最近良く納豆を買っています。そのネットで買った納豆が手元にあったので、日本語コーナーに参加した中国人に、その納豆を食べて貰いました。

先ず、中国の映像サイトにアップされている日本の納豆に関する映像を皆に見てもらいました。この映像は中国人が日本の奇妙な食べ物である納豆を食べると云う内容の短いビデオですが、納豆が日本では一パック100円程で売られている事や日本人は納豆を好んで食べる事等が紹介されています。先ず30回ほどよくかき混ぜた後、辛子や納豆に付いているタレを掛け、その後納豆をご飯にかけて食べると云う様に風に、納豆の食べ方に付いても紹介されています。最後に「あなは、この納豆を食べてみたいですか?」と云う文句でビデオは終わります。

でこのビデオを見せた後、実際に納豆を出して皆さんに「納豆を食べたいですか?」と呼びかけ納豆を食べさせた次第です。むろん皆さんの反応は様々で、皆さん、恐る恐る納豆に手を出し、取り合えづ一口食べて見ると云う感じでした。参加者の中には、日本に納豆があると云う話を聞いた事はあるが、食べるのは初めてという人もいましたが、大半の人は納豆を見るのも初めて、食べるのも初めてという人が圧倒的でした。

 

納豆の糸を引いて笑い転げる中国人。中国語では日本風の納豆は拉丝纳豆(糸ひき)と云うようです。

 

 

納豆を初めて食べる中国人。思いの外美味しいという人もいました。皆に見せたビデオの中では、納豆をかき混ぜると、より臭い匂いがするとか、汗の様な匂いがする等とありますが、それほど臭くないという人もいました。

 

恐る恐る納豆一粒を口にする人。参加者の中には北京や天津で納豆を食べた事があると云う人もいましたが納豆を食べるのは始めと云う人が圧倒的に多かったです。

 

この人は、納豆は結構美味しいとの事でした。前回はご飯も用意して、納豆にご飯を掛けて食べたのですが、今回はご飯を用意していないために納豆だけを食べる破目になりました。

 

納豆を初めて見た人、初めて食べた人の反応。

 

実は日本語コーナーで、納豆を食べると云う試みはこれで二回目です。先月の日本語コーナーで初めて納豆を食べた中国人が、納豆をすっかり気に入り、私にどうやったら納豆が手に入るか尋ねて来た程です。偶々手元に納豆があったので分けてあげたところ、納豆を買ったら、また是非納豆を分けて欲しいと云われました。また、私は日本語を教えているのですが、日本語教える時に使う喫茶店の経営者に、試しに納豆を分けた処、大変美味しいとの事でした。また、別の中国人にも納豆を分けて差し上げた処大変に喜んでいました。日本語コーナーでお世話になっている中国人経営者にも納豆を差し上げましたが、美味しいと話していました。

最近は時々ネットで納豆を買うのですが、このブログでも触れた様に雲南省から納豆を注文する場合はある程度まとまった量を注文しないと、今私が住んでいる雲南省大理までは送ってくれません。それで納豆を注文するのは良いのですが、納豆が手元に入った後は、毎日が納豆、納豆、納豆となるのが辛かったのですが、その心配はありません。と云うのも知り合いの中国人の間でも納豆好きな中国人が次第に増えているからです。今度納豆は何時手に入るかと云う知り合いの中国人も居るほどです。で、私も今滞在中のここ大理で日本の納豆普及に大いに努めたいと思うこの頃です。人口比で云うと大理古城で納豆を食べた中国人の割合はかなりの数になると思いますが、今後も納豆好きな中国人を大いに増やべく努力したいと思う次第です。



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