中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

日本語コーナーの参加者30名に

2014年09月18日 | 日本語

大理学院の大学生が中心となって運営している大理古城の日本語コーナーは、毎月第二日曜日と第四日曜日に開かれています。9月14日には定例の日本語コーナーが開かれましたが、当日に日本語コーナーに参加した人は30名に上りました。ある程度、日本語コーナーに参加する人数が増えるとは予想をしていましたが、これほどの人数が集まるとは思いもかけませんでした。 座る椅子が無いため床に座る事になりましたが、中国人は一般に床に直に座ると云う習慣は無いので、大変苦しかったようで、今後何か対策を講じる必要がありそうです。

このブログでも触れたように、以前日本語コーナーで使っていた会場は狭いのが悩みの種でした。で日本語コーナーの宣伝も控え気味にした居たのですが、9月から持ち主の好意で大きな会場を貸して頂ける事になったので、今回はある程度日本語コーナーの宣伝もしたのですが、それにしても30名もの人が日本語コーナーに参加するとは想像だにしませんでした。大理古城の日本語コーナーは今年の5月から始まったのですが、これまで一番参加者が多かったのは17名程でしたから、今回の参加者の多さは際立っています。日本語コーナーを運営する側としては、やはり参加者が多いと云う事は、大変うれしい事でもあり、励みにもなります。

毎回第二日曜日に「開かれる日本語コーナーでは、日本人をゲストに迎え、いろいろ話をしてもらっています。今回日本語コーナーに迎えた日本人ゲストは、このブログも触れた事がありますが、大理に長期滞在して、米や小麦、野菜などを無農薬で、有機栽培している日本人です。その日本人夫婦は、味噌、梅干し、お酒(日本酒)、甘酒等も手作りしています。味噌や日本酒を作る際に使う麹も自分で作るそうです。自分で作る野菜も日本から特別に取寄せた種(FIでない)を使い、トマト、ピーマン、ナス、大葉、ニンジン、オクラ等あらゆる野菜も栽培している人です。その夫婦は今月末二人目の子供が生まれますが、最初の子供同様自宅で二人だけで子供を産むとの事です。日本人にタコ糸を持って来てもらったそうですが、そのタコ糸はへその緒を結ぶのに使うのだそうです。

 

日本人ゲストの方には、話の後で、様々な楽器も演奏して頂きました。日本語コーナー参加者は初めて聴く楽器の演奏にとても感動した様子でした。また、彼の生き方、生活の仕方、考え方には当日参加した中国人も大変心を動かされた様でした。自宅で子供を産むという事に対しては、当日参加した中国人からもいくつか質問も出ました。彼の畑や田圃に行くと云う人も多く、彼の連絡方法を聞く人もたくさんいました。

 

演奏に聴き入る参加者。

 

日本語コーナーに参加する人は大理学院で第二外国語として日本語を学習している人が多いのですが、最近は大理古城で長期滞在中で、日本語を勉強した経験のある社会人の参加も増えています。日本に研修生として3年滞在したという方も最近参加されています。

 

大学で日本語を専攻して、一時大理で日本語教えていたと云う方も参加されました。

 

なぜか大理州の旅行局の課長と云う方も日本語コーナーに参加されました。親子三人で日本語コーナーに参加した家族もいました。なんでも小学校6年生の子供が日本語を勉強したいのだそうです。もっともこの親子は時間を間違えたらしく終わる頃に来ましたが、、、、。

 

 

 

当日日本語コーナーで司会を務めた二人。この男性は9月に、日本の四国徳島県にある大学の大学院に留学するために日本へ行きますので、今回が最後の日本語コーナーへの参加となります。日本語は独学で勉強したとの事ですが、日本語を学ぶきっかけはやはり日本のアニメとの事です。

 

毎回第二日曜日の日本語コーナーには、大理に長期滞在中の日本人をゲストに呼んで話をして頂いています。そして、毎月第四日曜日は、日本のお茶を飲んだり、雲南省と日本の友好姉妹都市について話したり、じゃんけん大会をやったりといろいろな活動をしています。次回は、日本の浴衣を着る事にしていますので、結構参加者は多いかもしれません。参加者が多いのは嬉しいですが、いきなり30名もの参加者があるのにはやや戸惑いもあります。やはり徐々に増えてくれるのが一番で、今回も精々20名程度と予想していたので、嬉しい誤算です。ただ、あまり参加者の人数に囚われる事なく、兎に角続ける事が肝要と心得、皆と努力したいと思います。

 

 

 



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