中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国に住む様々な外国人

2013年09月13日 | 雲南省

9月12日付の雲南網(電子版)に拠れば、雲南省プーアル市西盟県内の10校の小・中学校にはミャンマーから来ている留学生が366人も居るとの事です。プーアル市西盟県とミャンマーとは国境を接しているので西盟県はとても近い上に、ミャンマーと比べ西盟県の教育水準は高い事、教育費は中国人児童生徒同様に原則無料である事もあり、多くの親は中国で教育を受ける事を希望して、子供を中国に留学させるとの事です。

ミャンマーと国境を接している西盟県岳宋郷の某小学校には、158名のミャンマー人小学生が学んでいるとの事で、子供たちは、一、二週間に一回、或いは一ヶ月に一回国境を越え帰宅するそうです。

「生活週刊」(747号)と言う雑誌に拠れば、河南省安陽林州市の臨其(氵あり)鎮には、中国人と結婚したベトナム人女性が23人住んでいるそうです。生活週刊という雑誌では、ベトナム人花嫁の特集を組んでいて、その記事に拠れば、臨其(氵あり)鎮は人口10万人足らずの小さな鎮に、ベトナム人が23名も住んでいるという事で最近はすっかり有名になったとの事。

この鎮で多くの人がベトナム人と結婚するようになったきっかけと言うのは、何でも6年前にこの鎮から多くの若者がベトナムへ出稼ぎに行き始め、その中の一人が、その出稼ぎ先で知り合ったベトナム人と結婚して故郷へ帰国してから、ベトナム人と結婚する人が次第に増えて今では23組になったそうです。

この鎮でも、結婚する場合は、女性側が、男性側に家や車等がある事を条件とする事、結婚の際には高額の結納金(中国語では=彩礼)が必要であるので、結婚するとなると二、三十万元もかかる事もあり、経済的理由で結婚で出来ない人、結婚を諦めていた人も、以前は多く居たそうです。しかし、今ではベトナム人と結婚した友人の紹介や、中国人に嫁いだベトナム人の紹介で、ベトナム人と結婚する人が次第に増えて今では23組となったそうで、今後も増えるだろうとの事です。この記事では、ベトナム人妻の悩み等も取り上げていますが、中国の経済が発展して豊かになるに連れて、中国で生活する外国人もますます増えているようです。

 

 



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