中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省大理市大理大学の雲南櫻花満開

2018年03月15日 | 雲南省

大理市には四年制の総合大学「大理大学」があります。大理大学の校舎は大理市下関にある旧校舎と大理鎮にある新校舎の二つに別れています。大理鎮にある大理大学の構内の櫻花並木は有名の様で、毎年櫻花が咲くこの時期には大理大学の構内を訪れる人も多いとの事です。

大理大学には知り合いの先生も居て、大理大学の櫻花は有名で、校内の櫻花が満開となる時期には沢山の人が訪れるとの話は、その先生や学生からも聞いて知って居たのですが、今に至る迄この時期に大理大学に行って櫻花を見た事はありませんでした。先日偶々大学に行く用事もあったので、大理大学の櫻花を見てきました。(注:中国語では、櫻は櫻花と云う)

大理大学の構内に植えられている櫻花は「雲南櫻花」と云う品種との事です。中国語検索エンジン「百度」で調べると雲南櫻花は西蔵東南部や雲南省西北部が原産地の事で、別名は名苦櫻花とも云い、海抜2000メートルから3700メートルの山岳地帯に生育し、2月末から3月末の掛けて花が咲くとの事です。

また、注意してみると大理市の道路沿いの街路樹として、この雲南櫻花が意外にも沢山植えられている様です。街路樹として植えられた雲南櫻花も植えられて左程年月が経っていないので若木が多いのですが、年月が経つと見事な櫻花並木になると思います。大理大学も大理鎮の新校舎は未だ新しいので櫻花も若木が多いのですが、これから十年も経つ一層立派な櫻花並木に育ち、より多くの人を引き付け、雲南櫻花の名所となると思われます。


大理大学には割りと良く来ているのですが、矢張り何時になく外部の人が多く、その殆どの人は雲南櫻花が目当ての様です。

 

大理大学の櫻桜並木。

 

大理大学の新校舎は、歴史も浅いので桜並木も若木が多いのですが、後十年も経つと一層立派な櫻花並木になると思われます。

 

 

 

 

 

 

 

中国語ウェブサイト澎湃新聞(3月10日付)に拠ると、今年3月から4月にかけての桜の季節に櫻観賞を主な目的に日本を訪れる中国人旅行客は60万人に上るとの事で、その中国人旅行者が使うお金は80億人民元になると予想されるとの事。この80億人民元と云う数字は、去年日本を訪れた中国人観光客が旅行中に平均して使ったお金約13400元を参考にした金額との事です。

また、中国国内の桜の名所としては、無錫市の亀頭渚、武漢大学、上海市顧村公園等の櫻花が有名の事です。

 



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