大理日報に拠れば、今年１月から７月迄に大理州を訪れた観光客は、約１７７２.５万人に上ったとの事で、大理州を訪れた観光客は率にして、前年と比較して約 ９．２８％程増加したとの事。また、観光収入も約２２１．２１億元に達し、観光収入は前年比では、約１１．２８％増加したとの事です。大理州を訪れた観光客約１７７２.５万人の内、約４８．９万人は海外からの観光客との事で、これも前年と比較して約９．７８％増えたそうです。
７月、８月は大理州も観光シーズンですが、７月１ヵ月の間に大理州を訪れた観光客は約２３９．３万人に上り、その内、海外からの観光客は約７．９３万人との事。7月に大理州を訪れた観光客は、前年と比べ、約９％程増えたとの事です。
昆明信息港に拠れば、大理州や麗江市は、7月、8月の観光シーズンを迎え、ホテルやゲストハウスが通常より平均2割ほど値上がりしているとの事です。去年の場合、ゲストハウスは一月６００元から８００元位が主流だったのが、今年は１０００元を超え、１０００元から１２００元が普通との事です。ホテルの場合も値上がりして一泊３００元と云う所が多いとの事。また、洱海に面した双廊村、才村埠頭等では 一泊１０００元の高級ホテルも人気との事。
また、日時により、部屋の予約も困難な状況が生じているとの事。また、７月に入り、昆明市から大理州、麗江への列車の切符も入手が困難な状況が続いているとの事です。四川省、重慶市、貴州省などから来る旅行客は、自家用で来る人が多いとの事ですが、大理州からの航空便がある、北京、上海、杭州、西安、鄭州等からの旅行客も多いとの事です。別の新聞に拠れば、二十日位前から部屋の予約する事を勧めています。また、昆明市から大理、麗江方面の列車の切符は、９月１５日以前は既に売り切れたとの事です。
私は今大理州の大理古城に滞在中ですが、7月に入って観光客が劇的に増えて居るのを実感しています。大理古城の人民路や洋人街、復興路等の観光客が一度は訪れる場所は夜になると、観光客で溢れかえり、人、人、人で年末の東京のアメ横の様な混雑ぶりです。今、子供に日本語を教えているのですが、その生徒の一人が云うのには、いつもは５分で行けるのが、今は人が多いので、場合により１５分かかるとの事ですが、納得です。
また、私は７月に貴州省に行っていたのですが、その貴州省で昆明市から大理市迄の列車の切符を買おうとしたのですが、昆明市大理市間の切符は一週間後でないと、手に入らない様な状況で、この様な事は私としても初めての経験でした。
