中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

トン族の村の鼓楼

2014年07月24日 | トン族

貴州省等に住む少数民族トン族の住む村には鼓楼が必ずあると云われています。鼓楼と風雨橋がトン族の村のシンボルとも言われています。本等に拠れば鼓楼には、文字通り昔は鼓があったそうですが、私も貴州省内のかなりのトン族の村を訪れた積りですが、現在まで残念ながら鼓楼に「鼓」が在るのを見た事はありません。

鼓楼は、祭りの際等には村人が集まり食事をする場所ともなる様です。また、葬儀等も行われるようです。私が以前貴州省滞在していた際、私が訪れたトン族の村の鼓楼の数々です。

 

 

 

 

 


鼓楼では、このように葬儀も行われるようです。

 

 

 

トン族の村の鼓楼は、3層、5層、7層、9層と奇数との事で、以前は13層が最高だったようですが、最近は木造ではない鼓楼もあり、最高23層の鼓楼もある様です。これは、5層の鼓楼で、私が看た一番低い鼓楼。

 

此方の鼓楼は、最近観光用に新たしく建てられた物。木造ではない鼓楼で19層あり、現在では、一番高い鼓楼は、確か23層あり、年々高い鼓楼が建てられているようです。

 


此方の鼓楼は清朝の時に建てられた鼓楼で、現存する鼓楼の中で最も古い鼓楼。13層。

 

 

此方の鼓楼は12層で偶数で大変に目面しい鼓楼。
トン族は奇数を崇拝するので、鼓楼は基本的には、5層、7層、9層、11層、13層の奇数層との事ですが、これは12層の鼓楼で、大変目面しい鼓楼です。私は偶々本を読んで、その事を知っていたのですが、この鼓楼が12層と気付かない人も多いかもしれません。偶数層の鼓楼は、これ以外には一箇所あるだけだそうです。何故この村の鼓楼が、12層なのかその原因に付いては分りません。

 

 



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